バンクーバーFW工藤壮人、トロントFW遠藤翼の日本人2人が揃ってゴール!《MLS》

▽メジャーリーグ・サッカー(MLS)の第10週の6試合が現地時間7日に行われた。▽元日本代表FW工藤壮人が所属するバンクーバー・ホワイトキャップスはホームにポートランド・ティンバーズを迎えての一戦。工藤は先発出場した。▽試合は34分、ドリブルで崩すと、最後はボーチャーズが詰めて、ポートランドが先制する。前半を1点ビハインドで終えたバンクーバーだったが、60分に工藤がチームを救う。ボックス左でボールを拾うと、そのままシュート。ニアサイドを打ち抜き、MLS初ゴールで同点に追いつく。66分にはボックス手前右でボールを受けたボラーニョスがクロス。すると、これをGKがキャッチミスしゴールへ。これが決勝点となり、バンクーバーが2-1で逆転勝利を収めた。工藤は78分に交代している。
▽FWセバスティアン・ジョビンコ、FW遠藤翼が先発したトロントFCは、ホームにFCダラスを迎えた一戦。トロントは20分、ボックス手前でパスを受けたジョビンコが相手GKの意表をつくループシュート。しかし、これはクロスバーを越える。それでも28分、カウンターからジョビンコがクロス。これを走り込んだ遠藤が受けて流し込み、トロントが先制する。結局そのまま1-0で終了し、遠藤のMLS初ゴールが決勝点となりトロントが勝利した。

▽その他、FWディディエ・ドログバが先発したモントリオール・インパクトはアウェイでコロンバス・クルーと対戦。コロンバス・クルーはナポリのアルゼンチン代表FWゴンサロ・イグアインの実兄であるフェデリコ・イグアインが2得点を挙げるなど終始リード。しかし、ドログバのゴールなどで追いつき4-4で終了した。◆メジャーリーグ・サッカー第10週