ピルロのクロスをビジャが豪快ボレー! ニューヨーク・シティが工藤のバンクーバー・ホワイトキャップスを下す!《MLS》

▽メジャーリーグ・サッカー(MLS)の第9週の7試合が現地時間4月30日に行われた。

▽FWダビド・ビジャ、Mfアンドレア・ピルロが先発したニューヨーク・シティは、FW工藤壮人が所属するバンクーバー・ホワイトキャップスと対戦。ベンチスタートとなった工藤は出番がなかった。

▽試合は開始37秒、相手GKがバックパスの処理にもたつくと、最後はリベロが決めてバンクーバーが先制する。開幕2連勝のあと、7試合で4分け3敗と結果を残せていないニューヨーク・シティは幸先の悪いスタートとなったが35分、前線の守備からボールを奪うと、スルーパスを受けたビジャがネットを揺らし1-1の同点に追いつく。
▽さらに41分にはCKのチャンスを迎えると、ピルロのクロスをビジャがダイレクトボレーで沈め、ニューヨーク・シティが逆転に成功する。それでも63分、ボックス内でファウルを犯してPKを献上すると、ボラーニョスがシュート。GKがセーブするも、こぼれ球をボラーニョスが詰めて、バンクーバーが同点に追いつく。ホームでまたしても勝利を逃すかと思われたニューヨーク・シティだったが73分、ボックス右でクロスを受けたメンドーサがゴール右隅に決めて勝ち越しゴール。そのまま逃げ切ったニューヨーク・シティが8戦ぶりに勝利を収めた。

▽FWディディエ・ドログバが1トップで先発したモントリオール・インパクトは、ホームでコロラド・ラピッズと対戦。試合は9分、ボックス手前で得たFKをドログバが直接沈めてモントリオールが先制する。47分にガシに得点を許し同点とされるものの、50分にティソットのゴールで勝ち越しに成功。しかし72分、FKの流れからブリングに決められ2-2のドローに終わった。▽また、MF小林大悟が所属するニューイングランド・レボリューションはオーランド・シティと対戦。試合は2-2の引き分けに終わった。小林や80分から途中出場している。

◆メジャーリーグ・サッカー第9週