工藤が1トップ先発もチームはドロー…ビジャ&ピルロvsドログバもドロー!《MLS》

▽メジャーリーグ・サッカー(MLS)の第9週の3試合が現地時間27日に行われた。

▽ヤンキー・スタジアムで行われたニューヨーク・シティvsモントリオール・インパクトの一戦は1-1のドローに終わった。ニューヨーク・シティは、ダビド・ビジャ、アンドレア・ピルロが先発。一方のモントリオール・インパクトは、ディディエ・ドログバが先発した。

▽試合は51分、右サイドからのグラウンダーのクロスをマクナマラが落とし、最後はアレンが沈めてニューヨーク・シティが先制する。その後も主導権を握るニューヨーク・シティは、ビジャが積極的にゴールを目指すも追加点を奪えず。そのまま試合終了かと思われた91分、右サイドで得たFKからドログバがクロスを上げると、ニアサイドに飛び込んだオドゥロがダイビングヘッドで叩き込みモントリオールが追いついて試合終了。勝ち点1を分けあった。
▽小林大悟が所属するニューイングランド・レボリューションはホームにポートランド・ティンバーズを迎えた一戦。小林はボランチでシーズン初先発したものの、1-1のドローに終わった。試合はゴールレスで前半を終えると迎えた64分、バーンビーがボックス内で浮き球のクロスをボレーで合わせ、ポートランドが先制する。先制を許したニューイングランドだったが89分、クロスの折り返しが相手オウンゴールを誘発し同点に。そのまま引き分けに終わった。なお、小林は70分までプレーしている。

▽工藤壮人が所属するバンクーバー・ホワイトキャップスはホームでスポルティング・カンザスシティと対戦。工藤は1トップで先発出場した。試合は14分、CKからのクロスをボラーニョスがダイレクトボレーで沈め、バンクーバー・ホワイトキャップスが先制する。しかし27分、スポルティングはディエゴ・ルビオがボックス内に出たスルーパスをダイレクトで沈め、前半の内に同点とする。後半はスポルティングがペースを握ると、ワストンが退場しバンクーバーは数的不利に。それでもスコアは動かず、1-1のドローに終わった。工藤は65分で後退している。◆メジャーリーグ・サッカー第9週