酒井宏&清武弾で追いつくも… ハノーファーは降格が確定的に《ブンデスリーガ》
2016.04.24 00:29 Sun
▽ブンデスリーガ第31節が23日にアウディ・スポーツパークで行われ、インゴルシュタットvsハノーファーは2-2のドローに終わった。この結果、ハノーファーのブンデスリーガ残留が厳しい状況となった。なお、ハノーファーの清武と酒井宏はともにフル出場し、揃ってゴールを記録。山口は負傷欠場となっている。
▽U-19チームから昇格したシュテンデル監督の下、ヘルタ・ベルリン(2-2)とボルシアMG(2-0)といった上位陣から勝ち点を奪ったハノーファーは、勝てなければ残留が厳しくなる中、残留をほぼ決定付けている9位のインゴルシュタットのホームに乗り込んだ。
▽清武が巧みなタッチでボールを収めていたハノーファーだったが、早い段階で先制点を奪われる。10分、右サイドから入れられたクロスに飛び込んだモラレスにヘディングシュートを決められた。それでも20分、インゴルシュタットのブレジュリが一発レッドで退場となり、ハノーファーは数的優位を得る。
▽反撃を目指すハノーファーだったが、押し込まれる時間が続くと24分に失点。ロングフィードからハルトマンにヘディングで決められた。2点を追うハノーファーは42分、サレンレン=バジーがネットを揺らすが、オフサイドの判定が下される。
▽迎えた後半、センターバックのミロセビッチに代えて攻撃的MFのフォッスムを送り出したハノーファーは、酒井宏の今季初ゴールで何とか1点を返す。58分、ボックス右でボールを受けた酒井宏が右足インステップで抑えの利いた鋭い弾道のシュートをゴール左隅に突き刺した。
▽ハノーファーは残り3試合(シャルケ戦、ホッフェンハイム戦、バイエルン戦)で3連勝し、勝ち点9差の16位ブレーメンに追いついた上で得失点差を上回ること、さらに17位のフランクフルトが残り4試合で勝ち点3以上を積み上げないことも条件とし、残留・昇格プレーオフに進出できる16位を目指すという、残留が非常に厳しい状況となった。
▽U-19チームから昇格したシュテンデル監督の下、ヘルタ・ベルリン(2-2)とボルシアMG(2-0)といった上位陣から勝ち点を奪ったハノーファーは、勝てなければ残留が厳しくなる中、残留をほぼ決定付けている9位のインゴルシュタットのホームに乗り込んだ。
▽清武が巧みなタッチでボールを収めていたハノーファーだったが、早い段階で先制点を奪われる。10分、右サイドから入れられたクロスに飛び込んだモラレスにヘディングシュートを決められた。それでも20分、インゴルシュタットのブレジュリが一発レッドで退場となり、ハノーファーは数的優位を得る。
▽迎えた後半、センターバックのミロセビッチに代えて攻撃的MFのフォッスムを送り出したハノーファーは、酒井宏の今季初ゴールで何とか1点を返す。58分、ボックス右でボールを受けた酒井宏が右足インステップで抑えの利いた鋭い弾道のシュートをゴール左隅に突き刺した。
▽この得点で勢いを増したハノーファーは攻勢を強めていくと、同点に追いついて見せる。82分、左サイドからのクロスを清武が左足ボレーでゴール右に押し込んだ。両日本人のアベック弾で同点としたハノーファーだったが、勝ち越しゴールを奪うことはできずに試合は終了した。
▽ハノーファーは残り3試合(シャルケ戦、ホッフェンハイム戦、バイエルン戦)で3連勝し、勝ち点9差の16位ブレーメンに追いついた上で得失点差を上回ること、さらに17位のフランクフルトが残り4試合で勝ち点3以上を積み上げないことも条件とし、残留・昇格プレーオフに進出できる16位を目指すという、残留が非常に厳しい状況となった。
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