長友退場のインテルがトリノに逆転負け 3位ローマとの勝ち点差が8に拡大《セリエA》

2016.04.04 05:58 Mon
▽3日にジュゼッペ・メアッツァでセリエA第31節のインテルvsトリノが行われ、1-2でトリノが逆転勝利を収めた。インテルの長友は先発出場するも、72分に一発退場となっている。

▽前節のローマ戦を1-1のドローで終えた5位のインテルは、負傷明けのイカルディと出場停止明けのパラシオが揃って先発に復帰。また、代表戦を戦ったムリージョに代わってファン・ジェズス、ダンブロージオに代わってミラン・ダービー以来の出場となるサントンがそれぞれスタメンに入った。

▽同日の他の試合と同様に、亡くなったミランのレジェンドであるチェーザレ・マルディーニ氏への黙祷を経て始まった一戦。グリクを出場停止、インモービレを負傷でそれぞれ欠く14位のトリノをホームに迎えたインテルは、立ち上がりからボールを保持して敵陣に侵攻していく。
▽自陣で[5+3+2]のブロックを敷くトリノの守備を崩しきれずにいたインテルだが、16分にブロゾビッチのシュートに対してブロックに入ったモレッティのハンドによりPKを獲得。これをイカルディが確実に決めてインテルが先制した。

▽リードを手にしたインテルは、自陣に引いてトリノの反撃を凌ぎ、再び試合のペースを掴んで敵陣でのプレー機会を増やしていく。決定機を作ることはなかったが、トリノにもチャンスを与えずに時間を進めて前半を終えた。
▽迎えた後半、インテルが開始早々に相手ゴールに迫る。46分、左サイドで仕掛けた長友のクロスをボックス中央で受けたリャイッチが2タッチ目で横のイカルディに渡すが、イカルディは相手DFに寄せられてシュートまでいけない。すると、51分に大ピンチ。ボボのスルーパスからベロッティに最終ラインの裏を完璧に取られたが、ここはGKハンダノビッチが一対一を制して失点を防いだ。

▽守護神に助けられたインテルだったが、直後に厳しい展開を強いられる。55分、ミランダを背負ったボックス中央のマキシ・ロペスに左サイドのモリナーロがクサビを入れると、モリナーロはそのまま走り込んでリターンを受けてシュートをゴール右に流し込んだ。追いつかれたインテルは続く58分、ベロッティへのファウルでミランダが2枚目の警告を受けて退場となってしまう。

▽数的不利に陥ったインテルは、リャイッチを下げてムリージョを投入。最終ラインの枚数を整えるが、トリノの攻勢に遭い始める。それでも67分、ゴール前でイカルディが決定的なヘディングシュートを放ったが、これはGKパデッリに防がれた。10人で何とか勝ち越したいマンチーニ監督は、71分にイカルディを下げてビアビアニを送り出す。しかし、この直後に再び苦境が訪れた。

▽72分、ボックス手前でボールを受けたマキシ・ロペスの巧みなヒールパスに抜け出したベロッティが長友に足をかけられて倒れる。これが決定機阻止とみなされて長友は一発退場となり、PKの判定も下された。このPKをベロッティ自ら冷静に沈め、トリノが逆転に成功する。

▽長友の今季2度目となる退場で9人となったインテルは85分、右サイドバックのサントンを下げてエデルを前線に投入するも、トリノのカウンターで何度かゴールを脅かされる。それでも最後までゴールを目指すと、追加タイム4分には左CKからニアサイドのペリシッチがフリックしたボールにファーポストのエデルが飛び込んだが、押し込みきれずにタイムアップ。ミランダと長友が退場したインテルは、逆転負けで4試合ぶりの黒星を喫し、3位のローマとの勝ち点差が8に開いた。

インテルの関連記事

インテルは30日、セリエA第10節でエンポリとのアウェイ戦に臨み、3-0で快勝した。 3日前に行われたユベントスとのイタリア・ダービーでは4-4の引き分けに持ち込まれてしまった2位インテル(勝ち点18)は、ダービーのスタメンから3選手を変更。ジエリンスキ、ダンフリース、パヴァールに代えてフラッテージ、ダルミアン、 2024.10.31 04:37 Thu
パリ・サンジェルマン(PSG)のスロバキア代表DFミラン・シュクリニアル(29)は、代理人がユベントスと接触しているそうだ。 かつてインテルに所属し、インテリスタから絶大な信頼を得たシュクリニアル。クラブのスクデット奪還に寄与し、腕章を巻き、未来永劫その関係性が続くかとさえ思われた。 しかし、在籍ラスト1年 2024.10.30 20:55 Wed
インテルのポーランド代表MFピオトル・ジエリンスキが、イタリア『スカイ』でユベントス戦を振り返った。 インテルは27日、今季最初のイタリアダービー、ユベントス戦に臨み、同カード史上初の「4-4」という打ち合いに。 まずインテルがジエリンスキのPKで先制後、ユベントスが6分間で逆転。前半のうちにインテルが再逆 2024.10.28 16:30 Mon
ユベントスのチアゴ・モッタ監督が、インテル戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。 27日、セリエA第9節でユベントスはアウェイでインテルと対戦した。2位と3位によるイタリアダービー。首位のナポリを追いかける両者にとっては、勝利が欲しい一戦となった。 試合はインテルがPKで先制するも、ユベントスは20分に 2024.10.28 12:55 Mon
インテルのシモーネ・インザーギ監督が、ユベントス戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。 27日、セリエA第9節でインテルはユベントスをホームに迎えた。2位と3位によるイタリアダービー。首位のナポリを追いかける両者にとっては、勝利が欲しい一戦となった。 試合は15分にPKを獲得するとピオトル・ジエリンスキ 2024.10.28 12:45 Mon

セリエAの関連記事

ユベントスのチアゴ・モッタ監督が、セリエAでのドローに不満を示した。クラブ公式サイトが伝えている。 30日、日本代表GK鈴木彩艶の所属するパルマとのセリエA第10節に臨んだユベントス。開始直後に失点する最悪のスタートを切ると、31分にウェストン・マッケニーが同点弾を決めるもその7分後に再び失点してハーフタイムへ。 2024.10.31 12:10 Thu
セリエA第10節、ユベントスvsパルマが30日に行われ、2-2で引き分けた。パルマのGK鈴木彩艶はフル出場している。 3日前に行われたインテルとのイタリア・ダービーでは4-4の引き分けに持ち込んだ3位ユベントス(勝ち点17)は、ダービーのスタメンからファジョーリとカルルに代えてケフラン・テュラムとガッティを起用し 2024.10.31 06:47 Thu
インテルは30日、セリエA第10節でエンポリとのアウェイ戦に臨み、3-0で快勝した。 3日前に行われたユベントスとのイタリア・ダービーでは4-4の引き分けに持ち込まれてしまった2位インテル(勝ち点18)は、ダービーのスタメンから3選手を変更。ジエリンスキ、ダンフリース、パヴァールに代えてフラッテージ、ダルミアン、 2024.10.31 04:37 Thu
パリ・サンジェルマン(PSG)のスロバキア代表DFミラン・シュクリニアル(29)は、代理人がユベントスと接触しているそうだ。 かつてインテルに所属し、インテリスタから絶大な信頼を得たシュクリニアル。クラブのスクデット奪還に寄与し、腕章を巻き、未来永劫その関係性が続くかとさえ思われた。 しかし、在籍ラスト1年 2024.10.30 20:55 Wed
ナポリのジョージア代表FWクヴィチャ・クワラツヘリアが、スクデット獲得への自信を語った。 今季から就任したアントニオ・コンテ監督の下で、現在セリエA首位と好調のナポリ。29日に行われたセリエA第10節のミラン戦では、開始早々にロメル・ルカクのゴールで先制に成功すると、43分にはクワラツヘリアの得点で2点差に。後半 2024.10.30 10:45 Wed

インテルの人気記事ランキング

1

ディ・グレゴリオがユベントスの一員として古巣インテル戦へ…感謝語る「13歳で父を亡くした僕にもっとも寄り添ってくれたのがインテルの大人たち」

ユベントスのイタリア代表GKミケーレ・ディ・グレゴリオ(27)が半生を振り返った。 昨季のモンツァでセリエA最優秀GK賞を受賞したディ・グレゴリオ。セリエC、セリエBを合わせ、イタリア3ディビジョンで最優秀GK賞を受賞した形となった、まさに叩き上げである。 そして今季、27歳でユベントスの一員に。そんなディ・グレゴリオだが、元々サッカーキャリアは少年時代にインテルからスタート。半生をイタリア『Repubblica』で振り返った。 「インテルのプリマヴェーラ(ユース)でスクテッドに輝き、プロキャリアはセリエBからの出発になるだろうとね。そしたら、セリエCしかオファーが来なくて。そこで感じたのは、“ああ、一歩ずつ進むしかないんだ…”ということ」 ディ・グレゴリオは19歳でインテルU-19からセリエCのレナーテへレンタル移籍し、そこから5年間、ひたすら下部リーグでの武者修行生活。本意ではなかった歩みだが、這い上がりを目指して奮闘したと言う。 「インテルは7歳で入って19歳で去った。セリエCでは、家族を養うためにはもはや救済を得るしかない…という34〜35歳の選手とも一緒にプレーし、そういった選手を見てきたおかげで、なんとか立ち続けることができたんだ」 「インテル? 恨んでいるわけないだろう。僕は13歳で父親を亡くしたが、幼い僕にもっとも寄り添ってくれたのが、当時インテルにいた大人たちだ。レンタル生活からインテルに戻るイメージは正直湧かなかったが、それでもあそこには生涯忘れられぬ良い思い出がある」 「僕の家族は、代々ミランのファンでね(笑) しかし僕だけが、チームどうこうよりも選手個人 を好きだった。インテルならハビエル・サネッティやジュリオ・セザール、ミランはカカとクリスティアン・アッビアーティ、ユーベはジャンルイジ・ブッフォン…チームを理由に誰かを憎む人間がいることが信じられない」 今やユベントスの一員となったディ・グレゴリオは27日、“古巣”インテルと伝統のイタリア・ダービーで対戦することに。舞台はかつてインテルの一員として立つことを望んだジュゼッペ・メアッツァだ。 「代理人が『落ち着いて戦えよ』って僕にうるさいんだよ(笑) けど、この一戦だからといって、僕に特別なメンタリティはない。いつも通り、冷静にプライドを持って臨むだけさ」 「だけど、ユベントスもセリエAも手が届かない存在だった時代が僕にもある。そう思うと、このカードに出場できたら感慨深いね」 2024.10.25 17:30 Fri
2

ガッリアーニCEOが今季のモンツァに言及「マルディーニがインテル?」「それはすぐに役立たなくなるぞとネスタに…」

モンツァの最高経営責任者(CEO)を務めるアドリアーノ・ガッリアーニ氏が、自軍モンツァについてあれこれ語った。イタリア『カルチョメルカート』が伝える。 故シルヴィオ・ベルルスコーニ氏と二人三脚でミランの黄金期=イタリアサッカーの黄金期を築き、現在はモンツァのCEOを務めるガッリアーニ氏。御年80歳の重鎮だ。 現役でクラブの要職に就く一方、取材対応では気さくにカルチョのあれこれを語る氏は今回、21日に今季セリエA初白星を挙げたばかりの自軍・モンツァについて語った。 「アレッサンドロ・ネスタ(監督)の仕事ぶりを評価すればいいんだね? ああ、彼を連れてきたのは私だから責任重大だ(笑) いやいや、彼の立場を危険に晒したことはないよ」 「しかしだ。どういうわけか、FWミラン・ジュリッチはロングボールが来るたびにボールへ向かって全力疾走し、いつもゴールを外してしまう。リーグで最も空中戦の勝率が高い選手なんだがね…いつか良いことも起こるだろう」 「ネスタには私見を伝えることがある。GKからのロングスローとジュリッチ頼みが唯一の戦略になっている感があるとね。『それはすぐに役立たなくなるぞ』とも言ってある」 一方、イタリア代表初招集などで人気銘柄となりそうな“マルディーニ一族の3代目” FWダニエル・マルディーニ(23)に言及。一部で報じられるインテルなどへの売却噂を否定している。 「おかしいな。マロッタ(インテル社長兼CEO)とダニエルについて話したことなど一度もない。私は毎日ダニエルと話すがね(笑) 当事者たちが話していないことは存在しないものなのだよ」 最後に、ガッリアーニCEOは今季のスクデット予想を問われ、「ナポリかユベントスかインテルかミランが優勝する」と答えたそうだ。 2024.10.25 21:10 Fri
3

ジエリンスキとユルドゥズがドッピエッタ、イタリア・ダービーは史上初の4-4打ち合いに【セリエA】

セリエA第9節、インテルvsユベントスのイタリア・ダービーが27日に行われ、4-4で引き分けた。 前節ローマにウノゼロ勝利とした2位インテル(勝ち点17)は、4日前に行われたチャンピオンズリーグ(CL)ではヤング・ボーイズ相手にターンオーバーを敢行して、後半追加タイムのテュラム弾でウノゼロ勝利とした。公式戦5連勝と好調な中、ヤング・ボーイズ戦のスタメンから5選手を変更。ラウタロとテュラムが先発に戻った。 一方、前節ラツィオ戦を10人となった相手を攻めあぐねながらも試合終盤のオウンゴール弾で勝利をもぎ取った3位ユベントス(勝ち点16)。ただ、5日前に行われたCLではシュツットガルトにホームで敗戦した。そのシュツットガルト戦のスタメンから4選手を変更。ユルドゥズやケフラン・テュラムがベンチスタートとなった。 インテルが圧力をかける入りとなった中、14分にPKを獲得。ボックス内でテュラムがダニーロに蹴られた。これをジエリンスキが決めてインテルが先制した。 ダニーロの2試合連続PK献上で追う展開となったユベントスは、20分にワンチャンスで追いつく。カバルの浮き球パスに抜け出したマッケニーの落としをヴラホビッチが押し込んだ。 さらに26分、一気にユベントスが逆転する。右サイドで仕掛けたコンセイソンが縦に突破。ボックスポケットに切れ込み、クロスをウェアが合わせた。 32分にもコンセイソンがGK強襲のシュートを浴びせたユベントスだったが、インテルが35分に追いつく。テュラムとのパス交換からムヒタリアンがボックス内へ侵入。左足でシュートを決めきった。 さらに1分後、インテルが再びPKを獲得。ボックス内でダンフリースがカルルに倒された。これを再びジエリンスキが決めてインテルが勝ち越しに成功した。 追加タイム2分、ウェアが際どいカットインシュートを浴びせたユベントスだったが、インテルが3-2とリードして前半を終えた。 迎えた後半もインテルが圧力をかける流れが続く中、50分にディマルコのシュートでGKを強襲すると、53分に4点目。CKの流れからダンフリースがシュートを決めきった。 さらに65分、ディマルコの強烈なミドルでゴールに迫ったインテルの攻勢が続くと、70分にはCKからラウタロが際どいヘディングシュートを浴びせた。 しかし71分、守勢のユベントスが1点差に詰め寄る。カウンターの流れから持ち上がったユルドゥズがボックス左に侵入してシュートを決めきった。 そして82分、ユベントスに同点弾。ボックス右のコンセイソンのクロスが流れたところを拾ったユルドゥズが左足で蹴り込んだ。 ユルドゥズのドッピエッタで追いついたユベントスが終盤にかけては持ち直した中、決着は付かず4-4でタイムアップ。イタリア・ダービー史上初の4-4打ち合いで幕を閉じている。 インテル 4-4 ユベントス 【インテル】 ピオトル・ジエリンスキ(前15)【PK】 ヘンリク・ムヒタリアン(前35) ピオトル・ジエリンスキ(前37)【PK】 デンゼル・ダンフリース(後8) 【ユベントス】 ドゥシャン・ヴラホビッチ(前20) ティモシー・ウェア(前26) ケナン・ユルドゥズ(後26) ケナン・ユルドゥズ(後37) 2024.10.28 04:01 Mon
4

ここまで1失点の堅守が1試合で4失点…ユベントスは2点差追いつきドローもモッタ監督「全てがポジティブなわけではない」

ユベントスのチアゴ・モッタ監督が、インテル戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。 27日、セリエA第9節でユベントスはアウェイでインテルと対戦した。2位と3位によるイタリアダービー。首位のナポリを追いかける両者にとっては、勝利が欲しい一戦となった。 試合はインテルがPKで先制するも、ユベントスは20分にドゥシャン・ヴラホビッチ、26分にティモシー・ウェアのゴールで逆転に成功。しかし、前半のうちに再逆転を許し、3-2でハーフタイムを迎える。 後半も53分に失点してしまい、2点差を追いかけることに。それでも諦めなかったチームは、71分にケナン・ユルドゥズが1点を返すと、82分にもユルドゥズがゴール。終盤に追いつき、4-4のドローに持ち込んだ。 試合後、モッタ監督は2点差をつけられても諦めなかったチームを称えた。 「難しい状況が多かった試合だったが、4点目を取られた後に本当に難しいと感じた時でも、試合に残ることができた」 「細かく分析する必要がある。多くのことが起こり、全てがポジティブなわけではない。全てを改善できる。全ての試合が物語になっている」 一方で、8試合を終えてわずか1失点しかしていなかったチームは、PKが2つありながらも4失点。インテルを称えるとともに、選手たちのパフォーマンスの高さも称えた。 「たとえば、今日はリーグ戦で1失点しか喫していなかったのに、守備でかなり苦しんだが、これはインテルの強さをクオリティを示している。一方で、攻撃では両チームに多くのチャンスがあり、常にオープンな試合だったが、常に危険な存在でもあった」 「左サイドの(フランシスコ・)コンセイソンや(アンドレア・)カンビアーゾのように調子の良い選手もいるが、今日とても良いプレーを見せた(ウェストン・)マッケニーもいる。守備にも良いプレーをして貢献してくれた選手がたくさんいる。それは試合次第であり、それぞれの調子にもよるだろう」 <span class="paragraph-title">【動画】合計8ゴールのシーソーゲーム! イタリアダービー</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="Pne0z6PLook";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.10.28 12:55 Mon
5

「みんなが落胆…」2点差追いつかれてユーベとドロー、インテルのインザーギ監督は「チームは勝つべきだった」と反省

インテルのシモーネ・インザーギ監督が、ユベントス戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。 27日、セリエA第9節でインテルはユベントスをホームに迎えた。2位と3位によるイタリアダービー。首位のナポリを追いかける両者にとっては、勝利が欲しい一戦となった。 試合は15分にPKを獲得するとピオトル・ジエリンスキが決めてインテルが先制。しかし、20分、26分とゴールを許してしまい逆転されてしまう。 それでも35分にはヘンリク・ムヒタリアンがゴールを決め追いつくと、37分には再びPKを獲得しジエリンスキが2本目も決めて逆転に成功。53分にはデンゼル・ダンフリースがネットを揺らしてリードを広げる。 2点差をつけたインテル。このまま勝利を収めたいところだったが、51分にケナン・ユルドゥズに1点を返されると、82分にもユルドゥズにゴールを許し4-4に。壮絶な撃ち合いは、勝ち点1を分け合う形となった。 2点差追いつかれてのドローとなったインテル。インザーギ監督は、多くのチャンスを作り出し、4ゴールを奪ったチームを称えると共に、勝ち切れなかったことを悔やんだ。 「もっと強い意志を見せる必要があるが、監督としてこれまで1失点しかしていない相手に、7点か8点を決めてもおかしくなかったと言わざるを得ない」 「みんなが落胆しており、私もそう感じている1人だが、試合を決める5点目を決めきれなかったという残念さはあるものの、我々はよくプレーした」 「3点目を決められたあと、チームは少しナーバスになっていたが、それがサッカーというものだ。これは我々が持ち帰る大きな教訓でもある」 「何が足りなかったのか?それは、もう少しの強い意志だ。結果が影響することは事実だが、私はチームが何度も得点チャンスを作り出したのを見た。選手たちは懸命に働いており、素晴らしい姿勢が見られた。チームは勝つべきだったのに、このような引き分けとなり悔しい」 「中立的な観客であれば、試合を楽しめたかもしれない。私はそれほど楽しめなかったが、我々が作り出したものを考えると、いくつかの確信も持てる」 「現在、我々のローテーションは限られており、楽に勝てるはずだった試合でその影響を感じている。明日の朝から、全てを分析し、再編成していきたい」 <span class="paragraph-title">【動画】合計8ゴールのシーソーゲーム! イタリアダービー</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="Pne0z6PLook";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.10.28 12:45 Mon

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly