MLSでプレーするFW工藤壮人、バンクーバー移籍は“イチロー”の存在が影響
2016.03.30 20:30 Wed
▽9歳の頃から所属した柏レイソルを離れ、メジャーリーグ・サッカー(MLS)に所属するカナダのバンクーバー・ホワイトキャップスに移籍した元日本代表FW工藤壮人が、MLS挑戦についてアメリカで活躍する“ある人物”の影響があったと語った。クラブ公式サイトが伝えている。
▽また、幼少期に野球をプレーしていた工藤は、メジャーリーグ・ベースボール(MLB)のマイアミ・マーリンズに所属するイチロー(42)に“インスピレーション”を得たことを明かし、「北米で成功する男性は、僕にとっては大きな存在」とコメント。クラブ公式サイトは「イチローの様に、有能な日本人がMLSへ移籍するための先駆者になろうとしている」と伝えている。
▽その他インタビューでは、英語が堪能な奥さんが英語での意思疎通が十分ではない工藤をサポートしていることや、両親が工藤の諦めない精神を作ったことなどが語られている。
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▽下部組織から育った柏を離れ、初の移籍を経験した工藤は、6日に行われたMLS開幕戦のモントリオール・インパクト戦で途中出場しデビューを果たすと、26日に行われた第4節のヒューストン・ダイナモ戦では初先発。チームの決勝点に繋がるPKを奪う活躍を見せ、シーズンホーム初勝利に貢献した。▽今冬にオランダやドイツのクラブからもオファーがあったものの、工藤はバンクーバー行きを決断。その経緯について「僕が欲しいという強いメッセージを感じた」と明かし、「MLSが大きくなり、良くなっている。より高いレベルで自分がプレーできるかを見たかった」と移籍の理由を語った。▽その他インタビューでは、英語が堪能な奥さんが英語での意思疎通が十分ではない工藤をサポートしていることや、両親が工藤の諦めない精神を作ったことなどが語られている。
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