堅守ビジャレアルがレバークーゼンをシャットアウトし8強《EL》

2016.03.18 04:52 Fri
▽ヨーロッパリーグ(EL)決勝トーナメント2回戦2ndレグ、レバークーゼンvsビジャレアルが17日に行われ、0-0に終わった。この結果、2戦合計スコアを0-2としたビジャレアルが8強入りを果たした。

▽1週間前に敵地で行われた1stレグを0-2で完敗したレバークーゼンは、直近のハンブルガーSV戦を1-0と辛勝。公式戦5試合ぶりの勝利を飾ったチームはその試合のスタメンから2選手を変更。出場停止のイェドバイと、トプラクに代わってメーメディとM・フレイを起用した。

▽一方、快勝したビジャレアルは直近のセビージャ戦を2-4と敗戦し、リーガで2連敗となった。その試合のスタメンから2選手を変更。出場停止で欠場していたソルダードが先発に戻った。
▽2点を追うレバークーゼンはベララビを右サイドバックに配置する攻撃的な布陣で臨んだ。そのレバークーゼンに対し、いつも通り[4-4-2]の3ラインを敷いてブロックを作るビジャレアルが、レバークーゼンにボールを持たせる展開で試合は推移していった。

▽そんな中、レバークーゼンが19分にチャンスを生む。しかし、エルナンデスのスルーパスに抜け出したチャルハノールがシュートに持ち込みかけたものの、飛び出したGKアセンホに阻まれてしまう。
▽ハーフタイムにかけてもクローズな試合展開としたビジャレアルが主導権を握り続け、レバークーゼンに決定機を許さず、前半をゴールレスで終えた。

▽迎えた後半、引き続きレバークーゼンが前に出ると、54分にCKからK・パパドプーロスの放ったヘディングシュートが左ポストを直撃する決定機を演出する。そして59分にメーメディに代えてクルーズを投入したレバークーゼンに対し、ビジャレアルは67分にビッグチャンス。クロスのルーズボールをボックス内のバカンブがプッシュしたが、わずかに枠を外れた。

▽堅実な守備で時間を進めるビジャレアルは72分、ゴール至近距離からソルダードの放ったヘディングシュートはGKレノの好守に阻まれ、80分のブルーノの直接FKはGKレノの守備範囲に飛んだ。それでもレバークーゼンに最後まで反撃のチャンスを与えずにシャットアウトし、ビジャレアルがベスト8進出を決めている。

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