シャルケとの上位対決を制したヘルタ・ベルリンが3位を堅守!《ブンデスリーガ》

2016.03.12 06:33 Sat
▽ブンデスリーガ第26節のヘルタ・ベルリンvsシャルケが11日に行われ、2-0でヘルタ・ベルリンが勝利した。ヘルタ・ベルリンの原口元気はフル出場、シャルケの内田篤人はケガのため欠場した。

▽前節ハンブルガーSVに完敗し、連勝が止まった3位ヘルタ・ベルリン(勝ち点42)は、その試合からスタメンを2選手変更。ルステンベルガーに代わって原口が2試合ぶりのスタメンとなった。一方、リーグ戦4試合負けなしと好調の4位シャルケ(勝ち点41)は、前節のケルン戦と同じ先発メンバーで試合に臨んだ。

▽来季のCLストレートインの座を得られる3位を争う上位対決は、開始9分にヘルタ・ベルリンがまずはゴールに迫る。左サイドを持ち上がったカルーのラストパスをボックス左で受けたダリダがシュートを放つも、ボールはGKフェールマンが正面でセーブした。
▽対するシャルケも20分、右サイドをオーバーラップしたカイサラのクロスをフンテラールがヘディングで合わせたが、シュートはGKヤルシュテインの好セーブに阻まれた。

▽守備的に入ったシャルケに対し、徐々に攻勢に出始めたヘルタ・ベルリンは37分、右クロスのこぼれ球をボックス手前のシゲルチが枠を捉えたダイレクトボレーシュート。しかし、これもGKフェールマンの好守に防がれた。それでも43分、カルーのパスをボックス内で受けた原口がゴール前にラストパスを出すと、最後はイビセビッチがゴールネットを揺らし、ヘルタ・ベルリンが先制した。
▽迎えた後半、シャルケが前がかる中、65分に追加点を奪ったのはヘルタ・ベルリン。ダリダの右CKをニアに走り込んだスタークがヘディングでゴール左隅に突き刺した。さらに79分には、シゲルチのミドルシュートがクロスバーを直撃。このこぼれ球をダリダがヘディングで押し込んだが、ここはオフサイドの判定で、ゴールは取り消された。

▽2点を追うシャルケは、78分にディ・サントとL・ザネ、76分にサムを投入。攻撃に厚みを加えたが、最後までヘルタ・ベルリンの集中した守備陣を崩すことはできず、試合はそのまま2-0で終了。上位対決を制したヘルタ・ベルリンが3位キープに成功している。

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