主力温存のスパーズをドルトムントが3発粉砕 香川は82分から出場《EL》
2016.03.11 05:04 Fri
▽ヨーロッパリーグ(EL)決勝トーナメント2回戦1stレグのドルトムントvsトッテナムが10日にシグナル・イドゥナ・パルクで行われ、3-0でドルトムントが完勝した。ドルトムントの香川は82分から出場している。
▽決勝トーナメント1回戦でポルトを寄せ付けずに突破したドルトムントは、直近のバイエルンとのブンデス頂上対決を0-0で引き分けた。そのバイエルン戦のスタメンから2選手を変更。ギュンドアンが欠場となってGKにはカップ戦要員のヴァイデンフェラーを起用した。そして、香川は公式戦3試合連続ベンチスタートとなった。
▽一方、1回戦でフィオレンティーナに完勝したトッテナムは直近のアーセナルとのノースロンドン・ダービーを2-2で引き分けた。その試合のスタメンから大幅に7選手を変更。出場停止のデレ・アリや、E・ダイアーが欠場となった他、ケインやラメラ、デンベレといった主力がベンチスタートとなった。
▽バイエルン戦同様に5バックでスタートし、オーバメヤンとロイスが2トップを形成する[5-3-2]で臨んだドルトムントがボールホルダーに鋭く寄せ、前から圧力をかけていく。すると7分、オーバメヤンのスルーパスに抜け出したボックス左のドゥルムがスライディングシュートに持ち込む決定機を演出。これはわずかに枠の右へ外れたが、11分にもシュメルツァーのクロスからオーバメヤンがボレーシュートでゴールに迫っていく。
▽攻め立てるドルトムントは続く14分、ムヒタリャンの強烈な左足ボレーが枠を捉え、GKロリスにセーブされたルーズボールをオーバメヤンがプッシュしたがオフサイドに阻まれた。その後も自陣に引くトッテナムに対してドルトムントがポゼッションする展開とすると、30分に先制する。左サイドからのシュメルツァーのクロスにオーバメヤンがヘッドで合わせたシュートが枠の右に決まった。
▽後半からソン・フンミンとシャドリのポジションを入れ替えたトッテナムが引き続き自陣でブロックを形成するのに対し、ボールを保持するドルトムントは51分に決定機を演出する。ムヒタリャンのスルーパスに反応したオーバメヤンがボックス右へ進入。シュートは枠のわずか左へそれ、ルーズボールをカストロが詰めるも左ポストに直撃した。
▽それでも62分、ドルトムントが追加点を奪う。カストロの左CKをニアのスボティッチがヘッドで逸らすと、ファーのロイスが右足ボレーで蹴り込んだ。さらに70分、バイタルエリアをダイレクトパスで崩しきって3点目が生まれる。オーバメヤンのパスをボックス手前左のカストロがダイレクトで上げたフィードを、ボックス右のロイスがボレーシュートで蹴り込んだ。
▽試合終盤にかけてロイスとオーバメヤンの殊勲者に代えて香川とアドリアン・ラモスを投入した余裕のドルトムントが、そのまま3-0で試合を終わらせて完勝。来週行われる2ndレグに向けて大きなアドバンテージを手にした。
▽決勝トーナメント1回戦でポルトを寄せ付けずに突破したドルトムントは、直近のバイエルンとのブンデス頂上対決を0-0で引き分けた。そのバイエルン戦のスタメンから2選手を変更。ギュンドアンが欠場となってGKにはカップ戦要員のヴァイデンフェラーを起用した。そして、香川は公式戦3試合連続ベンチスタートとなった。
▽一方、1回戦でフィオレンティーナに完勝したトッテナムは直近のアーセナルとのノースロンドン・ダービーを2-2で引き分けた。その試合のスタメンから大幅に7選手を変更。出場停止のデレ・アリや、E・ダイアーが欠場となった他、ケインやラメラ、デンベレといった主力がベンチスタートとなった。
▽攻め立てるドルトムントは続く14分、ムヒタリャンの強烈な左足ボレーが枠を捉え、GKロリスにセーブされたルーズボールをオーバメヤンがプッシュしたがオフサイドに阻まれた。その後も自陣に引くトッテナムに対してドルトムントがポゼッションする展開とすると、30分に先制する。左サイドからのシュメルツァーのクロスにオーバメヤンがヘッドで合わせたシュートが枠の右に決まった。
▽ハーフタイムにかけても一方的な展開とするドルトムントは37分にロイスの直接FKで、41分にムヒタリャンのミドルシュートで追加点に迫ったが、ゴールを割るには至らず前半を1点リードで終えた。
▽後半からソン・フンミンとシャドリのポジションを入れ替えたトッテナムが引き続き自陣でブロックを形成するのに対し、ボールを保持するドルトムントは51分に決定機を演出する。ムヒタリャンのスルーパスに反応したオーバメヤンがボックス右へ進入。シュートは枠のわずか左へそれ、ルーズボールをカストロが詰めるも左ポストに直撃した。
▽それでも62分、ドルトムントが追加点を奪う。カストロの左CKをニアのスボティッチがヘッドで逸らすと、ファーのロイスが右足ボレーで蹴り込んだ。さらに70分、バイタルエリアをダイレクトパスで崩しきって3点目が生まれる。オーバメヤンのパスをボックス手前左のカストロがダイレクトで上げたフィードを、ボックス右のロイスがボレーシュートで蹴り込んだ。
▽試合終盤にかけてロイスとオーバメヤンの殊勲者に代えて香川とアドリアン・ラモスを投入した余裕のドルトムントが、そのまま3-0で試合を終わらせて完勝。来週行われる2ndレグに向けて大きなアドバンテージを手にした。
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