混沌パレルモがノヴェッリーノ氏を招へい 今季延べ8人目の指揮官
2016.03.10 23:37 Thu
▽パレルモは10日、ワルテル・アルフレッド・ノヴェッリーノ氏(62)をトップチームの新指揮官に招へいしたことを発表した。
▽現役時代にミランでプレーしていたノヴェッリーノ氏は、これまでナポリやサンプドリア、トリノを指揮。サンプドリア時代には現鹿島コーチの柳沢敦氏、トリノ時代には現山形の大黒将志が所属していた。
▽監督交代に伴う混沌が続き、降格圏の18位フロジノーネまで勝ち点1差の17位に沈むパレルモは、13日に行わわれる2位のナポリ戦がノヴェッリーノ氏の初陣となる。
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▽ノヴェッリーノ氏は、今季においてパレルモの延べ8人目の指揮官となる。名物会長のマウリツィオ・ザンパリーニ会長は、パレルモで最多在任期間を記録したジュゼッペ・イアキーニ氏を昨年11月に解任すると、後任のダヴィデ・バッラルディーニ氏を今年1月に解任。その後にギジェルモ・バロス・スケロット氏を招へいしたが、同氏はイタリアで指揮を執るためのUEFAコーチライセンスを取得しておらず、その間にアシスタントコーチを務めていたファビオ・ヴィヴィアーニ氏やジョバンニ・テデスコ氏が率いていた。▽結局、スケロット氏がUEFAコーチライセンスを取得できずに辞任すると、プリマヴェーラを率いていたジョバンニ・ボージ監督が新監督に就任。さらに、不振から抜け出すためにイアキーニ氏を再び呼び戻したが、その後に3戦未勝利(1分け2敗)と結果が出ず、ザンパリーニ会長から批判された。これを受けてイアキーニ氏が辞意を申し出ることになり、ノヴェッリーノ氏が新たにパレルモを率いることになった。▽監督交代に伴う混沌が続き、降格圏の18位フロジノーネまで勝ち点1差の17位に沈むパレルモは、13日に行わわれる2位のナポリ戦がノヴェッリーノ氏の初陣となる。
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