CB2人負傷のアーセナル、公式戦12試合ぶりのジルー弾などでハルに4発快勝 8強入り《FAカップ》
2016.03.09 06:02 Wed
▽アーセナルは8日、FAカップ5回戦再試合でハル・シティとのアウェイ戦に臨み、4-0で快勝してベスト8進出を決めた。
▽2月20日にホームで行われたFAカップ5回戦のハル・シティ戦を0-0で引き分けて再試合に持ち込まれたアーセナルは、3日前に行われたトッテナムとのノースロンドン・ダービーを2-2で引き分けた。そのトッテナム戦のスタメンから6選手を変更。エジルやサンチェスがベンチスタートとなったものの、ジルーやウォルコット、メルテザッカーら主力を起用した。
▽1トップのジルーの後方2列目に右からキャンベル、イウォビ、ウォルコットと並べ、中盤センターにエルネニーとフラミニを配す[4-2-3-1]で臨んだアーセナルが、5バック気味に構えるハルを相手に立ち上がりからポゼッションしていった。すると10分、ボックス右へ進入したキャンベルが左足でシュートに持ち込んだが、枠の左へ外してしまう。
▽その後、メルテザッカーやパウエルが流血するアクシデントが起こって試合が中断する中、アーセナルがボールを保持していく。ところが30分、ハルに決定機を許す。FKの流れからルーズボールをペナルティアーク右のメイラーに左足でシュートに持ち込まれる。これが枠の左を捉えたが、GKオスピナが好守で防いだ。
▽コロンビア代表GKに救われたアーセナルは33分、目頭を強打して流血していたメルテザッカーがモンレアルとの交代を強いられる。モンレアルはセンターバックに入った。そのアーセナルは41分に先制する。メイラーのバックパスミスを、ボックス中央のジルーが難なく右足で流し込んだ。さらに43分にCKのサインプレーからギブスの放ったミドルシュートがバーを直撃したアーセナルが前半を1点リードして終えた。
▽ここからハルの攻勢を許したアーセナルだったが、71分に勝負を決める。ボックス左のスペースを突いたウォルコットが右足でクロスを送り、ジルーが右足ボレーで押し込んだ。さらに77分、キャンベルのスルーパスをボックス左で受けたウォルコットがゴール右へグラウンダーのシュートを流し込んで3-0と突き放す。
▽その後、88分にイウォビのスルーパスを受けたウォルコットがボックス右からシュートを決めて4-0としたアーセナルが快勝。センターバック2人を負傷で失ったアーセナルが12日にワトフォードとベスト4進出を懸けて対戦する。
▽2月20日にホームで行われたFAカップ5回戦のハル・シティ戦を0-0で引き分けて再試合に持ち込まれたアーセナルは、3日前に行われたトッテナムとのノースロンドン・ダービーを2-2で引き分けた。そのトッテナム戦のスタメンから6選手を変更。エジルやサンチェスがベンチスタートとなったものの、ジルーやウォルコット、メルテザッカーら主力を起用した。
▽1トップのジルーの後方2列目に右からキャンベル、イウォビ、ウォルコットと並べ、中盤センターにエルネニーとフラミニを配す[4-2-3-1]で臨んだアーセナルが、5バック気味に構えるハルを相手に立ち上がりからポゼッションしていった。すると10分、ボックス右へ進入したキャンベルが左足でシュートに持ち込んだが、枠の左へ外してしまう。
▽コロンビア代表GKに救われたアーセナルは33分、目頭を強打して流血していたメルテザッカーがモンレアルとの交代を強いられる。モンレアルはセンターバックに入った。そのアーセナルは41分に先制する。メイラーのバックパスミスを、ボックス中央のジルーが難なく右足で流し込んだ。さらに43分にCKのサインプレーからギブスの放ったミドルシュートがバーを直撃したアーセナルが前半を1点リードして終えた。
▽迎えた後半、51分にFKの流れからボックス手前右のエルネニーの放ったボレーシュートがバーを直撃したアーセナルは再び負傷者を出してしまう。53分にガブリエウが足を負傷し、ラムジーとの交代を強いられる。この交代によってフラミニが右サイドバックに入り、チャンバースがセンターバックに移った。
▽ここからハルの攻勢を許したアーセナルだったが、71分に勝負を決める。ボックス左のスペースを突いたウォルコットが右足でクロスを送り、ジルーが右足ボレーで押し込んだ。さらに77分、キャンベルのスルーパスをボックス左で受けたウォルコットがゴール右へグラウンダーのシュートを流し込んで3-0と突き放す。
▽その後、88分にイウォビのスルーパスを受けたウォルコットがボックス右からシュートを決めて4-0としたアーセナルが快勝。センターバック2人を負傷で失ったアーセナルが12日にワトフォードとベスト4進出を懸けて対戦する。
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「起こるべくして起こった事故」DOGSOで数的不利、今季初黒星にアルテタ監督「2つの大きなミスを犯し負けた」
アーセナルにミケル・アルテタ監督が、今シーズン初黒星となったボーンマス戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。 19日、プレミアリーグ第8節でアーセナルはアウェイでボーンマスと対戦した。今シーズンはここまで無敗で上位を争うアーセナル。しかし、開始30分でウィリアム・サリバがDOGSOで一発退場。またしても数的不利で長い時間を戦うことが強いられてしまった。 ブカヨ・サカ、マルティン・ウーデゴールもケガで不在のチームは、チャンスを生かすことができず。すると後半に2失点を喫し、2-0で敗戦。今シーズン初黒星を喫した。 サリバの退場が大きく響いた敗戦となったアーセナル。アルテタ監督は試合後の記者会見で落胆を示しながら、チャンスを活かせなかったことが要因だとした。 「もちろん、結果にはとてもガッカリしているし、今シーズン既に直面していた過去の2試合よりもさらに難しい状況で試合をしなければならなかったのでガッカリしている」 「このレベルで10人で65分、68分間プレーすることは不可能なことだ。勝ち点を取れなかったことは、起こるべくして起こった事故だった」 「私はチームの努力や献身性、いかに賢くプレーをするのかを責めることはできない」 「最初に0-0の段階で大きな瞬間があった。GKとの一対一の場面では、ゴールを決められなかった。逆サイドでも同じだった。サッカーはミスが付き物のスポーツだ。今夜は残念ながら2つの大きなミスを犯し、負けてしまった」 今シーズンはブライトン&ホーヴ・アルビオン戦でデクラン・ライスが、マンチェスター・シティ戦でレアンドロ・トロサールが退場となっており、3度目の10人での戦いに。ただ、こうした出来事や主力のケガを言い訳にせずにやっていくだけだと前を向いた。 「今感じている痛みを火曜日に活かすことが最善の方法だ。自分たちを憐れむのではなく、8試合で3回も同じことが起こり、キャプテンと最高の選手の一人、ユリエン(・ティンバー)やその他の選手が欠場していることを嘆くのではない。それは何も得られない」 「エネルギーを残して、選手たちはそれに値する。彼らは努力し、それを望んでいる。火曜日にまた頑張る」 <span class="paragraph-title">【動画】妥当?厳しい?判定が変わりDOGSOで一発退場…</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="OKACaAP87y0";var video_start = 10;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.10.20 09:50 Sun3
【プレミアリーグ第8節プレビュー】首位リバプールvs好調チェルシー! 崖っぷちユナイテッドは曲者ビーズと
インターナショナルマッチウィーク前に行われた第7節はリバプール、マンチェスター・シティ、アーセナルの上位勢が揃って勝利。第2グループではチェルシーとアストン・ビラがドロー、トッテナムが敗戦と明暗分かれる形となった。 代表ウィーク明けで波乱必至の今節は首位のリバプールと4位のチェルシーによる、新指揮官同士の上位対決が最注目カードだ。 リバプールは前節、クリスタル・パレス相手に1-0の勝利。試合序盤にFWジョタが挙げたゴールを最後まで守り抜いてのリーグ3連勝となった。ここから来月のインターナショナルマッチウィークまで強豪7連戦に突入する前半戦の山場の初陣となる今節は好調のブルーズをホームで迎え撃つ。守護神アリソンの離脱に加え、パレス戦で存在感を示したMF遠藤航がオーストリア代表戦前の体調不良によって微妙な状況だが、MFマク・アリスターは代表戦で復帰し、代表早期離脱のDFファン・ダイク、FWサラーが万全の状態で臨める点は朗報だ。 対するチェルシーは前節、終盤に退場者を出したノッテンガム・フォレスト相手に1-1のドロー。リーグ連勝が「3」でストップした。全体のパフォーマンスに関しても攻撃面でやや精度を欠く不完全燃焼の内容となっただけに、被カウンター時の守備対応含めて修正が必要だ。ただ、今回の代表戦期間に目立った離脱者はなく、キャプテンのDFリース・ジェームズもようやくチームトレーニングに復帰。良い状態で敵地アンフィールドに乗り込めるはずだ。 チェルシーのアシストを期待しつつ首位奪還を目指す2位のマンチェスター・シティは、最下位のウォルバーハンプトンとのアウェイゲームに臨む。前節は善戦したフルアム相手に苦戦を強いられたが、MFコバチッチの2ゴールとFWドクのスーパーゴールで試合を引っくり返して3-2の勝利。リーグ3戦ぶりの白星を挙げた。週明けのCLは格下スパルタ・プラハが相手で、今回の一戦に注力できる状況となっており、近年は思わぬ苦戦を強いられる苦手ウルブス相手に主力を起用し、勝ち切りたいところだ。 そのシティと同勝ち点で3位に位置するアーセナルは13位のボーンマスとのアウェイゲームで3連勝を狙う。前節は下位に沈むサウサンプトン相手に後半序盤に先制を許す厳しい展開となったが、途中出場のFWマルティネッリのゴールなどで3-1の逆転勝利を収めた。ただ、今回の一戦に向けてはFWサカとマルティネッリが代表チームで負傷し、DF冨安健洋にも再離脱の可能性が報じられており、ここにきて負傷者の状況は気がかりな点だ。その中でプレー強度が高いチェリーズとのアウェイゲームはタフなものになるだけに、前線の選手たちの決定力に期待したい。 MF三笘薫を擁する6位のブライトンは同勝ち点で並ぶ7位のニューカッスルとの上位対決で連勝を狙う。前節のトッテナム戦はホームで2点を先行される苦しい展開となったが、後半にギアを上げた三笘の圧巻の活躍もあって一気に3点を奪って逆転勝利。強豪相手に会心の勝ち点3奪取となった。その活躍によって前節のベストイレブンにも選出された三笘だが、今回の代表戦では2試合でスタメン出場となり、長距離移動の疲労も考えると、ベンチスタートが濃厚か。チームとしては難所セント・ジェームズ・パークでイーブンな状況を維持しながら、切り札の投入で勝ち点3を持ち帰りたい。 一方、前節は下位エバートン相手にゴールレスドローとなったニューカッスルは3戦未勝利とやや調子は下降気味。ただ、現在のブライトンのハイラインの守備に対して、MFバーンズやFWゴードンら快足揃いの攻撃陣の相性は良く、その形を意識しながら4戦ぶりの白星を掴みたいところだ。 直近の公式戦4分け1敗と再びの失速傾向で、14位に低迷するマンチェスター・ユナイテッドは、曲者の11位ブレントフォードとのホームゲームで6戦ぶりの白星を目指す。前節はアストン・ビラ相手に粘りのゴールレスドローに持ち込んだが、全体的なパフォーマンスはいまひとつで、テン・ハグ監督への風当たりはさらに強まる。対戦相手のビーズは直近4試合連続で試合開始2分以内でゴールを挙げており、赤い悪魔としてはその前半の入りに細心の注意を払いたい。あとは決定力不足の前線の奮起に期待したい。ピッチ外ではサー・アレックス・ファーガソンとの有償でのアドバイザー契約を今季限りで打ち切ることが不興を買っており、このホームゲームでは何とか結果で事態を沈静化させたい。 前節、ブライトン相手に厳しい逆転負けを喫して公式戦連勝が「5」でストップした9位のトッテナムは、12位のウェストハムとのロンドン・ダービーでバウンスバックの勝利を狙う。ブライトン戦は前半に良いパフォーマンスを見せたが、ミス絡みの失点から一気に崩れるメンタル面の脆さを露呈。ポステコグルー監督も後半の体たらくに憤りを示しており、このダービーではタフさを示したい。なお、この試合ではFWソン・フンミン、FWリシャルリソンの戦列復帰が大きな後押しになりそうだ。 サウジアラビア代表戦のゴールによって良い形でクリスタル・パレスに合流するMF鎌田大地は、10位のノッティンガム・フォレスト戦に臨む。ここまで未勝利で18位に沈むチームではプレミア適応に苦戦しておりベンチスタートが濃厚だが、日本代表で得た良い感覚を結果に繋げたい。 日本代表では2試合共に出番なしに終わったサウサンプトンのDF菅原由勢は、レスター・シティとの昇格組対決で初白星を狙う。前節、アーセナル戦では攻守に奮闘を見せた菅原だったが、3失点目に絡む痛恨のミスを犯しており、今回の試合では名誉挽回の活躍を期待したい。 その他では好調同士が対峙するフルアムvsアストン・ビラ、残留争い直接対決となるイプスウィッチvsエバートンも注目カードだ。 《プレミアリーグ第8節》 ▽10/19(土) 《20:30》 トッテナム vs ウェストハム 《23:00》 フルアム vs アストン・ビラ イプスウィッチ vs エバートン マンチェスター・ユナイテッド vs ブレントフォード ニューカッスル vs ブライトン サウサンプトン vs レスター・シティ 《25:30》 ボーンマス vs アーセナル ▽10/20(日) 《22:00》 ウォルバーハンプトン vs マンチェスター・シティ 《24:30》 リバプール vs チェルシー ▽10/21(月) 《28:00》 ノッティンガム・フォレスト vs クリスタル・パレス 2024.10.19 12:00 Sat4
リバプールが『アディダス』と契約か 年118.3億円以上でシティらと肩を並べる
リバプールがドイツのスポーツブランド『アディダス』と契約か。イギリス『ガーディアン』が報じる。 ユルゲン・クロップ前体制下での成功が長かったとあって、アルネ・スロット新体制に一抹の不安もあったが、蓋を開けてみれば、ここまで公式戦12戦11勝と順調そのもののリバプール。水面下ではユニフォームサプライヤー変更の動きがあるようだ。 そこで浮上したのが『アディダス』で、年間6000万ポンド(約118億3000万円)以上の契約に。リバプールはアメリカのスポーツブランド『ナイキ』と契約中だが、年間3000万ポンド(約59億1000万円)をベースに様々なインセンティブを含めても6000万ポンド近くほどという。 マンチェスター・ユナイテッドと『アディダス』の年間9000万ポンド(約177億5000万円)という契約には及ばずだが、それぞれ6000万〜6500万ポンド(約118億3000万〜128億2000万円)を受け取るアーセナル、マンチェスター・シティ、チェルシーと肩を並べる額になる。 リバプールは『ナイキ』との5年契約が今季終了を迎えるにあたり、ドイツのスポーツブランド『プーマ』も入札合戦に加わる状況だったが、『アディダス』が2025-26シーズンからのサプライヤー権利を勝ち取った模様だ。 2024.10.24 21:15 Thu5