元柏FW工藤がMLSデビューもチームは敗戦…ドラ1FW遠藤は決勝PKを奪取! 元日本代表MF小林大悟は同点ゴールを記録《MLS》

▽メジャーリーグ・サッカー(MLS)の新シーズンが6日、各地で開幕を迎えた。今シーズン柏からバンクーバー・ホワイトキャップスに加入したFW工藤壮人は途中出場でデビューを果たしている。▽モントリオール・インパクトをホームに迎えたバンクーバー・ホワイトキャップスの工藤はベンチスタート。モントリオール・インパクトの元コートジボワール代表FWディディエ・ドログバはケガのため欠場した。▽試合は、アルゼンチン人FWイグナシオ・ピアッティの2得点などで、モントリオール・インパクトがリード。迎えた81分、工藤はラウール・リベロと交代し、MLSデビューを飾った。工藤は、なかなかボールに絡むことができないまま試合終了。試合は2-3でモントリオール・インパクトが勝利し、工藤のデビュー戦は黒星スタートとなった。
▽また、今シーズンのドラフトで1位指名を受けた遠藤翼[写真右]が所属するトロントFCは、アウェイでニューヨーク・レッドブルズと対戦。遠藤は右ウイングで先発出場すると、ゴールレスで迎えた81分、左サイドからイタリア代表FWセバスティアン・ジョビンコがクロスを上げると、ゴール中央に飛び込むもDFに倒されPKを奪取。このPKをジョビンコがしっかりと決めると、遠藤は84分に途中交代。試合はトロントFCが2-0で勝利している。

▽パトリック・ヴィエラ監督を迎えたニューヨーク・シティは、アウェイでシカゴ・ファイアーと対戦。イタリア代表MFアンドレア・ピルロ、元スペイン代表FWダビド・ビジャが先発出場。元イングランド代表MFフランク・ランパードはケガのため欠場となった。▽試合は一進一退のシーソーゲームに。ピルロやビジャにゴールは生まれなかったものの、ニューヨーク・シティが4得点を奪い逃げ切り、4-3で勝利。ヴィエラ監督は初陣を白星で飾った。

▽その他、ニューイングランド・レボリューションに所属し、東京Vや大宮、清水でプレーした元日本代表MF小林大悟はアウェイでのヒューストン・ダイナモ戦に3-2と1点ビハインドの85分から途中出場。敗色濃厚となった後半アディショナルタイム3分に、右サイドからのクロスを頭で合わせて貴重な同点ゴールを記録。チームは小林の活躍で勝ち点1を獲得した。

▽開幕節の残り1試合であるロサンゼルス・ギャラクシーvsDCユナイテッドは、現地時間6日の19時(日本時間7日12時)に開催される。開幕節の結果は以下の通り。

◆メジャーリーグ・サッカー第1節