交代策的中の鹿島が白星スタート…鈴木の一発でG大阪の新スタ攻略《J1》
2016.02.28 16:08 Sun
▽28日に市立吹田サッカースタジアムで行われた明治安田生命J1リーグ・1stステージ第1節のG大阪vs鹿島は、アウェイの鹿島が1-0で勝利した。
▽新スタジアム稼動元年でのJリーグ王者返り咲きを狙うG大阪は、24日に行われた水原三星戦に先発していた宇佐美、パトリックがベンチスタート。代わって、長沢、大森がアデミウソン、藤本の両新加入組とともにスターティングメンバー入りした。
▽7シーズンぶりの王座奪還を目指す鹿島は、オフに電撃復帰を果たした金崎が2トップの一角で先発。GKを新加入の櫛引ではなく曽ヶ端に任せたほか、ボランチの一角にはこの開幕戦の出場を危ぶまれていた新10番の柴崎が先発起用された。
▽昨シーズンの天皇杯王者とナビスコカップ覇者による開幕ゲーム。開始早々に長沢がミドルレンジからゴールを狙ったG大阪がこのままペースを握るかに思われた中、徐々に鹿島が攻撃のテンポを上げ、前への圧力を強める。
▽5分には「金崎→赤崎」のホットラインが躍動する。右サイドから金崎の入れたグラウンダーのクロスにゴール前の最終ラインのスペースで反応した赤崎が右足でネットを揺らしたが、ここはオフサイドの判定。鹿島の先制とはならない。
▽ところが、32分に右肩をピッチ上に打ち付けた丹羽が負傷。井手口をボランチに置き、今野を最終ラインにコンバート。応急処置を図ると、41分にアデミウソンのクロスからボックス中央の藤本が左足インサイドで狙うが、これはクロスバーを叩いてしまう。
▽ゴールレスで迎えた後半も前半と同様、互いに攻守の切り替えが早く、スピーディーな展開となる。先に決定機をつくりだしたのは鹿島。52分、左CKから勢いよくゴール前に飛び込んだ植田がヘディングシュートを放つが、これはGK東口の正面を突く。
▽さらに、54分には自陣深くでアデミウソンからボールを奪った鹿島がカウンターを発動させると、縦に早くパスをつなぎ、左サイドの赤碕が右足のコントロールショット。ゴール右隅を狙うが、これは枠の右に外れてしまう。
▽前半と同様に、徐々に流れを引き寄せたG大阪も、64分から数分間にかけて立て続けに決定機を演出。66分には、右サイドに生まれた広大なスペースでアデミウソンからパスを受けた藤本が左足インサイドでゴール左下を狙うが、これは惜しくもゴール左に逸れた。
▽すると、G大阪の長谷川監督はエースの宇佐美を投入し、勝負に出る。しかし、先にスコアを動かしたのは石井監督により、カイオ、鈴木の2枚替えを敢行した鹿島。ボックス右の深くからカイオが丁寧に入れたクロスを中央に走りこんだ鈴木が頭で押し込んだ。
▽一矢を報いたいG大阪は最後の交代カードで倉田をピッチに送り込み、猛攻に転じるが、最後まで鹿島の堅守をこじ開けられずに試合終了。7年ぶりのJリーグ制覇を目指す鹿島が白星スタートを飾った。
▽新スタジアム稼動元年でのJリーグ王者返り咲きを狙うG大阪は、24日に行われた水原三星戦に先発していた宇佐美、パトリックがベンチスタート。代わって、長沢、大森がアデミウソン、藤本の両新加入組とともにスターティングメンバー入りした。
▽昨シーズンの天皇杯王者とナビスコカップ覇者による開幕ゲーム。開始早々に長沢がミドルレンジからゴールを狙ったG大阪がこのままペースを握るかに思われた中、徐々に鹿島が攻撃のテンポを上げ、前への圧力を強める。
▽5分には「金崎→赤崎」のホットラインが躍動する。右サイドから金崎の入れたグラウンダーのクロスにゴール前の最終ラインのスペースで反応した赤崎が右足でネットを揺らしたが、ここはオフサイドの判定。鹿島の先制とはならない。
▽主審の判定にも助けられる形で立ち上がりを無失点で切り抜けたG大阪は、徐々にアデミウソン、遠藤、藤本のプレーメーカーのところでボールを保持。中央突破やサイド攻撃を織り交ぜた仕掛けで流れを引き寄せにかかる。
▽ところが、32分に右肩をピッチ上に打ち付けた丹羽が負傷。井手口をボランチに置き、今野を最終ラインにコンバート。応急処置を図ると、41分にアデミウソンのクロスからボックス中央の藤本が左足インサイドで狙うが、これはクロスバーを叩いてしまう。
▽ゴールレスで迎えた後半も前半と同様、互いに攻守の切り替えが早く、スピーディーな展開となる。先に決定機をつくりだしたのは鹿島。52分、左CKから勢いよくゴール前に飛び込んだ植田がヘディングシュートを放つが、これはGK東口の正面を突く。
▽さらに、54分には自陣深くでアデミウソンからボールを奪った鹿島がカウンターを発動させると、縦に早くパスをつなぎ、左サイドの赤碕が右足のコントロールショット。ゴール右隅を狙うが、これは枠の右に外れてしまう。
▽前半と同様に、徐々に流れを引き寄せたG大阪も、64分から数分間にかけて立て続けに決定機を演出。66分には、右サイドに生まれた広大なスペースでアデミウソンからパスを受けた藤本が左足インサイドでゴール左下を狙うが、これは惜しくもゴール左に逸れた。
▽すると、G大阪の長谷川監督はエースの宇佐美を投入し、勝負に出る。しかし、先にスコアを動かしたのは石井監督により、カイオ、鈴木の2枚替えを敢行した鹿島。ボックス右の深くからカイオが丁寧に入れたクロスを中央に走りこんだ鈴木が頭で押し込んだ。
▽一矢を報いたいG大阪は最後の交代カードで倉田をピッチに送り込み、猛攻に転じるが、最後まで鹿島の堅守をこじ開けられずに試合終了。7年ぶりのJリーグ制覇を目指す鹿島が白星スタートを飾った。
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