【プレビュー】ユナイテッドの逆転突破なるか、16強が決定へ《EL決勝T1回戦2ndレグ》
2016.02.25 12:30 Thu
▽EL決勝トーナメント1回戦2ndレグが25日に開催される(1試合のみ24日に開催)。1週間前に行われた1stレグでは、マンチェスター・ユナイテッドが敵地で伏兵のミッティランに敗れる波乱があり、注目のフィオレンティーナvsトッテナムは昨年と同じく1-1のドロー決着。香川のドルトムントがポルトに完勝したほか、ナポリを撃破したビジャレアル、快勝したセビージャ、6発圧勝のバレンシア、アドゥリスがスーパー弾を決めたビルバオといったスペイン勢が例年通りの強さを示した。本稿では1stレグの結果を踏まえながら、2ndレグを展望していく。

▽敵地で格下を相手に1-2の逆転負けを喫したユナイテッドは、オールド・トラフォードで1-0の勝利か2点差以上の勝利を収めればベスト16進出となる。ルーニーを欠く状況でゴールが求められる中、マルシャルやリンガード、デパイといった若手アタッカーの活躍が求められる。1stレグの開始直前にヒザを負傷し、出場を回避したGKデ・ヘアは軽傷で済んだようだが、今回もGKロメロが代役を務める見込み。敗退となれば解任もあり得るファン・ハール監督は、大きなプレッシャーの中で逆転突破を目指す。
★スパーズvsヴィオラ、今季はロンドンで決着
▽フィレンツェで行われた1stレグは1-1のドロー。トッテナムがPKを決めて先制したが、フィオレンティーナもベルナルデスキの豪快ミドルで追いつき、内容とスコアとともにイーブンな結果となった。ただ、昨季と違ってホーム&アウェイが逆転しており、今回の2ndレグの舞台はロンドンのホワイト・ハート・レーン。トッテナムが昨季のリベンジを果たすのか、フィオレンティーナが今季も突破するのか、ロンドンで注目のカードが決する。
▽アウェイゴールを1つ持ち帰ったトッテナムは、先週末のクリスタル・パレス戦を落としてFAカップ5回戦で敗退。ただ、過密日程を回避できたと考えれば悪くない結果といえる。守護神のGKロリスが復帰する見込みだが、クリスタル・パレス戦で負傷したケインとデンベレが欠場。エース不在の中で、代わりのシャドリやソン・フンミンがチームを突破に導く活躍を見せられるかに注目だ。
▽一方のフィオレンティーナは、勝利か2-2以上の引き分けが突破の条件。直近のアタランタ戦では、今年に入ってゴールから遠ざかっていたカリニッチが決勝点を奪い、3-2で競り勝った。中盤のレギュラーであるバデリも負傷から復帰し、チーム状態が再び上向きつつあるフィオレンティーナとしては、昨シーズンに続いて難敵撃破を目指す。
★香川が2016年初ゴールでベスト16に導くか
▽ドルトムントは、ホームで迎えた1stレグで2-0の完勝。トゥヘル監督は、シュメルツァーの位置を上げ下げさせ、守備時に[4-2-3-1]、攻撃時に[3-4-2-1]とするパウロ・ソウザのフィオレンティーナのような可変システムを採用し、ポルトを圧倒した。香川も攻撃時に2シャドーの右側を基本ポジションとしながら2得点に関与。ただ、2度あった決定機を決められなかった。直近のレバークーゼン戦でも後半から前述のスタイルを採用しており、今回もトゥヘル監督の采配には注目だ。香川は2016年初ゴールを決め、チームを16強に導けるだろうか。
▽対するポルトは、ホームの後押しを受けられるエスタディオ・ド・ドラゴンで逆転突破を目指す。1stレグではあまり良いところなく完敗したが、今回の2ndレグでは出場停止明けのダニーロとマキシ・ペレイラというレギュラー2人が復帰する。3点差以上の勝利という厳しい条件ではあるが、ホームで奇跡の大逆転なるか。
★イエローサブマリンがナポリ海を攻略か
▽敵地で優勢に試合を進めながらも0-1で敗れたナポリは、ホームで2点差以上をつけての勝利を目指す。ただ、3日前のミラン戦を1-1で引き分け、公式戦3試合勝利がない。サッリ監督としては本拠地のサン・パオロに強いイグアインを使いたいところだが、来週の月曜に3位のフィオレンティーナとのビッグマッチが予定されているため、エースを先発させるかどうかは注目ポイントの1つだ。やはり、バックアップのガッビアディーニやメルテンスの活躍が鍵となる。
▽一方、デニス・スアレスの鮮やかFK弾で先勝したビジャレアルは、アドバンテージを有して敵地に乗り込む。直近のアトレティコ・マドリー戦をゴールレスドローで終え、公式戦5試合連続で無失点と堅守を維持している。ジョナタン・ドス・サントスが負傷離脱したものの、今回もクリーンシートで乗り切れば突破できる状況。マルセリーノ監督が舵を切る黄色い潜水艦は、美しいナポリの海を無事に航海できるだろうか。
★例年通り強いスペイン勢
▽前述したビジャレアルに加え、例年通りの強さを見せているスペイン勢。3連覇を目指すセビージャは、ジョレンテの2得点などでモルデに3-0と快勝した。敵地で行われる2ndレグでは、1stレグのアドバンテージを生かし、選手起用を含めて余裕を持った戦いができるはずだ。
▽バレンシアは、ギャリー・ネビル監督の41回目の誕生日にラピド・ウィーンをメスタージャに迎えて6-0の圧勝。サンティ・ミナの2ゴール3アシストで前半だけで5ゴールを奪った。突破をほぼ決定付けたバレンシアは、チームの調子を継続させるためにも公式戦4連勝を目指す。
▽マルセイユのホームに乗り込んだビルバオは、好調アドゥリスの今大会ベストゴールとの呼び声高いスーパーボレー弾で1-0の先勝。4日前のソシエダとのバスク・ダービーに敗れはしたが、欧州カップ戦で6戦負けなしのサン・マメスでマルセイユを蹴散らすことができるか。
★1stレグでゴールレスドローのリバプールとシャルケ
▽アウグスブルクのホームでゴールレスドローに終わったリバプールは、本拠地のアンフィールドでどう戦うかに注目だ。すでにFAカップを敗退した影響で先週末に試合がなく、久々に1週間の休養を得ることができた。しかし、今週末にキャピタルワンカップ決勝で、来週のミッドウィークにリーグ戦でマンチェスター・シティとの連戦が控えている。今季のトップ4入りが難しいリバプールとしては、来季のCL出場権を確保できるELも重要な大会だが、シティ戦を見据えた上でのクロップ監督の選手起用に注目だ。
▽内田が依然として復帰できていないシャルケも、シャフタールのホームで0-0に終わった。本拠地で勝ち上がりを決められる状況だが、11年前のEL・ラウンド32でも似たような条件下でシャフタールに敗退へと追い込まれている(敵地での1stレグを1-1で終えていたが、ホームでの2ndレグで0-1の敗戦)。今回はヴェルティンス・アレーナで勝負を決めたい中、リーグ戦2戦連発中のベルアンダに期待だ。
▽そのほか、ホームで先勝したフェネルバフチェ(ロコモティフ・モスクワに2-0の勝利)、アンデルレヒト(オリンピアコスに1-0の勝利)、サンテチェンヌ(バーゼルに3-2の勝利)、スパルタ・プラハ(FCクラスノダールに1-0の勝利)は、それぞれ敵地に乗り込む。ベララビ弾でスポルティングに先勝したレバークーゼンは、本拠地のバイ・アレーナで止めを刺せるか。アウェイゴールを奪って1-1で引き分けたラツィオは、ホームにガタラサライを迎える。
◆決勝トーナメント1回戦2ndレグ◆
◆2/24(水)
ブラガ 2-2 シオン
※2戦合計4-3でブラガがベスト16進出
◆2/25(木)
《25:00》
ロコモティブ・モスクワ vs フェネルバフチェ
《27:00》
シャルケ vs シャフタール
ビルバオ vs マルセイユ
リバプール vs アウグスブルク
FCクラスノダール vs スパルタ・プラハ
ラツィオ vs ガラタサライ
ラピド・ウィーン vs バレンシア
《29:05》
トッテナム vs フィオレンティーナ
ポルト vs ドルトムント
ナポリ vs ビジャレアル
バーゼル vs サンテチェンヌ
モルデ vs セビージャ
オリンピアコス vs アンデルレヒト
マンチェスター・ユナイテッド vs ミッティラン
★ユナイテッドの逆転突破か、ミッティランの下克上か◆2/24(水)
ブラガ 2-2 シオン
※2戦合計4-3でブラガがベスト16進出
◆2/25(木)
《25:00》
ロコモティブ・モスクワ vs フェネルバフチェ
シャルケ vs シャフタール
ビルバオ vs マルセイユ
リバプール vs アウグスブルク
FCクラスノダール vs スパルタ・プラハ
ラツィオ vs ガラタサライ
ラピド・ウィーン vs バレンシア
《29:05》
トッテナム vs フィオレンティーナ
ポルト vs ドルトムント
ナポリ vs ビジャレアル
バーゼル vs サンテチェンヌ
モルデ vs セビージャ
オリンピアコス vs アンデルレヒト
マンチェスター・ユナイテッド vs ミッティラン

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▽敵地で格下を相手に1-2の逆転負けを喫したユナイテッドは、オールド・トラフォードで1-0の勝利か2点差以上の勝利を収めればベスト16進出となる。ルーニーを欠く状況でゴールが求められる中、マルシャルやリンガード、デパイといった若手アタッカーの活躍が求められる。1stレグの開始直前にヒザを負傷し、出場を回避したGKデ・ヘアは軽傷で済んだようだが、今回もGKロメロが代役を務める見込み。敗退となれば解任もあり得るファン・ハール監督は、大きなプレッシャーの中で逆転突破を目指す。
▽対するミッティランは、EL恒例のジャイアントキリング達成に期待が懸かる。オーナーのマシュー・ベンハム氏によるデータ理論に基づいた最新鋭のアプローチを駆使し、メガクラブを撃破できれば、サッカー界に新たな革命を起こすことになる。モルデやラピド・ウィーン、FCクラスノダールといったアウトサイダーたちに敗退する可能性がある中、ミッティランは最後の砦として快進撃を続けられるか。
★スパーズvsヴィオラ、今季はロンドンで決着

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▽フィレンツェで行われた1stレグは1-1のドロー。トッテナムがPKを決めて先制したが、フィオレンティーナもベルナルデスキの豪快ミドルで追いつき、内容とスコアとともにイーブンな結果となった。ただ、昨季と違ってホーム&アウェイが逆転しており、今回の2ndレグの舞台はロンドンのホワイト・ハート・レーン。トッテナムが昨季のリベンジを果たすのか、フィオレンティーナが今季も突破するのか、ロンドンで注目のカードが決する。
▽アウェイゴールを1つ持ち帰ったトッテナムは、先週末のクリスタル・パレス戦を落としてFAカップ5回戦で敗退。ただ、過密日程を回避できたと考えれば悪くない結果といえる。守護神のGKロリスが復帰する見込みだが、クリスタル・パレス戦で負傷したケインとデンベレが欠場。エース不在の中で、代わりのシャドリやソン・フンミンがチームを突破に導く活躍を見せられるかに注目だ。
▽一方のフィオレンティーナは、勝利か2-2以上の引き分けが突破の条件。直近のアタランタ戦では、今年に入ってゴールから遠ざかっていたカリニッチが決勝点を奪い、3-2で競り勝った。中盤のレギュラーであるバデリも負傷から復帰し、チーム状態が再び上向きつつあるフィオレンティーナとしては、昨シーズンに続いて難敵撃破を目指す。
★香川が2016年初ゴールでベスト16に導くか

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▽ドルトムントは、ホームで迎えた1stレグで2-0の完勝。トゥヘル監督は、シュメルツァーの位置を上げ下げさせ、守備時に[4-2-3-1]、攻撃時に[3-4-2-1]とするパウロ・ソウザのフィオレンティーナのような可変システムを採用し、ポルトを圧倒した。香川も攻撃時に2シャドーの右側を基本ポジションとしながら2得点に関与。ただ、2度あった決定機を決められなかった。直近のレバークーゼン戦でも後半から前述のスタイルを採用しており、今回もトゥヘル監督の采配には注目だ。香川は2016年初ゴールを決め、チームを16強に導けるだろうか。
▽対するポルトは、ホームの後押しを受けられるエスタディオ・ド・ドラゴンで逆転突破を目指す。1stレグではあまり良いところなく完敗したが、今回の2ndレグでは出場停止明けのダニーロとマキシ・ペレイラというレギュラー2人が復帰する。3点差以上の勝利という厳しい条件ではあるが、ホームで奇跡の大逆転なるか。
★イエローサブマリンがナポリ海を攻略か

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▽敵地で優勢に試合を進めながらも0-1で敗れたナポリは、ホームで2点差以上をつけての勝利を目指す。ただ、3日前のミラン戦を1-1で引き分け、公式戦3試合勝利がない。サッリ監督としては本拠地のサン・パオロに強いイグアインを使いたいところだが、来週の月曜に3位のフィオレンティーナとのビッグマッチが予定されているため、エースを先発させるかどうかは注目ポイントの1つだ。やはり、バックアップのガッビアディーニやメルテンスの活躍が鍵となる。
▽一方、デニス・スアレスの鮮やかFK弾で先勝したビジャレアルは、アドバンテージを有して敵地に乗り込む。直近のアトレティコ・マドリー戦をゴールレスドローで終え、公式戦5試合連続で無失点と堅守を維持している。ジョナタン・ドス・サントスが負傷離脱したものの、今回もクリーンシートで乗り切れば突破できる状況。マルセリーノ監督が舵を切る黄色い潜水艦は、美しいナポリの海を無事に航海できるだろうか。
★例年通り強いスペイン勢
▽前述したビジャレアルに加え、例年通りの強さを見せているスペイン勢。3連覇を目指すセビージャは、ジョレンテの2得点などでモルデに3-0と快勝した。敵地で行われる2ndレグでは、1stレグのアドバンテージを生かし、選手起用を含めて余裕を持った戦いができるはずだ。
▽バレンシアは、ギャリー・ネビル監督の41回目の誕生日にラピド・ウィーンをメスタージャに迎えて6-0の圧勝。サンティ・ミナの2ゴール3アシストで前半だけで5ゴールを奪った。突破をほぼ決定付けたバレンシアは、チームの調子を継続させるためにも公式戦4連勝を目指す。
▽マルセイユのホームに乗り込んだビルバオは、好調アドゥリスの今大会ベストゴールとの呼び声高いスーパーボレー弾で1-0の先勝。4日前のソシエダとのバスク・ダービーに敗れはしたが、欧州カップ戦で6戦負けなしのサン・マメスでマルセイユを蹴散らすことができるか。
★1stレグでゴールレスドローのリバプールとシャルケ
▽アウグスブルクのホームでゴールレスドローに終わったリバプールは、本拠地のアンフィールドでどう戦うかに注目だ。すでにFAカップを敗退した影響で先週末に試合がなく、久々に1週間の休養を得ることができた。しかし、今週末にキャピタルワンカップ決勝で、来週のミッドウィークにリーグ戦でマンチェスター・シティとの連戦が控えている。今季のトップ4入りが難しいリバプールとしては、来季のCL出場権を確保できるELも重要な大会だが、シティ戦を見据えた上でのクロップ監督の選手起用に注目だ。
▽内田が依然として復帰できていないシャルケも、シャフタールのホームで0-0に終わった。本拠地で勝ち上がりを決められる状況だが、11年前のEL・ラウンド32でも似たような条件下でシャフタールに敗退へと追い込まれている(敵地での1stレグを1-1で終えていたが、ホームでの2ndレグで0-1の敗戦)。今回はヴェルティンス・アレーナで勝負を決めたい中、リーグ戦2戦連発中のベルアンダに期待だ。
▽そのほか、ホームで先勝したフェネルバフチェ(ロコモティフ・モスクワに2-0の勝利)、アンデルレヒト(オリンピアコスに1-0の勝利)、サンテチェンヌ(バーゼルに3-2の勝利)、スパルタ・プラハ(FCクラスノダールに1-0の勝利)は、それぞれ敵地に乗り込む。ベララビ弾でスポルティングに先勝したレバークーゼンは、本拠地のバイ・アレーナで止めを刺せるか。アウェイゴールを奪って1-1で引き分けたラツィオは、ホームにガタラサライを迎える。
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神々しい局部、C・ロナウド像の下半身が輝きを放つ「全員が爆笑した」
マンチェスター・ユナイテッドのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの銅像は、人々に親しまれていることが証明されたようだ。 今シーズン、ユベントスからユナイテッドへと電撃復帰したC・ロナウド。ポルトガル代表としても昨年9月に代表通算ゴール数を更新して世界記録を塗り替え、数字も「115」まで伸ばしている。 名実ともに世界を代表するストライカーは、2014年に故郷ポルトガルのマデイラ島・フンシャルに銅像が建立された。観光名所にもなっている銅像だが、あるファンはこの像の経年による変化が気になったようだ。 銅像は台座の上に建てられており、訪れる人々の手の高さとC・ロナウドの股間部分が合致。必然的に、像に触れようと自然に手を伸ばせば、C・ロナウドの下半身をなでることになってしまう。 その結果、何年にもわたって大勢の観光客に晒された像の局部は、手の油脂によって光沢を帯びてきたというのだ。ある観光客は銅像の写真をSNSで共有したところ「全員が爆笑した」とイギリス『サン』に語っている。 これもひとえにC・ロナウドの人気がなせる業だろう。今後も観光名所、金のC・ロナウドとして新たなご利益を生むかもしれない。 <span class="paragraph-title">【写真】人々の手に触れられ続け、あそこが光るようになったC・ロナウドの像</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/BouER1KgUG4/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width:540px; min-width:326px; padding:0; width:99.375%; width:-webkit-calc(100% - 2px); width:calc(100% - 2px);"><div style="padding:16px;"> <a href="https://www.instagram.com/p/BouER1KgUG4/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" background:#FFFFFF; line-height:0; padding:0 0; text-align:center; text-decoration:none; width:100%;" target="_blank"> <div style=" display: flex; flex-direction: row; align-items: center;"> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 40px; margin-right: 14px; width: 40px;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 100px;"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 60px;"></div></div></div><div style="padding: 19% 0;"></div> <div style="display:block; height:50px; margin:0 auto 12px; width:50px;"><svg width="50px" height="50px" viewBox="0 0 60 60" version="1.1" xmlns="https://www.w3.org/2000/svg" xmlns:xlink="https://www.w3.org/1999/xlink"><g stroke="none" stroke-width="1" fill="none" fill-rule="evenodd"><g transform="translate(-511.000000, -20.000000)" fill="#000000"><g><path d="M556.869,30.41 C554.814,30.41 553.148,32.076 553.148,34.131 C553.148,36.186 554.814,37.852 556.869,37.852 C558.924,37.852 560.59,36.186 560.59,34.131 C560.59,32.076 558.924,30.41 556.869,30.41 M541,60.657 C535.114,60.657 530.342,55.887 530.342,50 C530.342,44.114 535.114,39.342 541,39.342 C546.887,39.342 551.658,44.114 551.658,50 C551.658,55.887 546.887,60.657 541,60.657 M541,33.886 C532.1,33.886 524.886,41.1 524.886,50 C524.886,58.899 532.1,66.113 541,66.113 C549.9,66.113 557.115,58.899 557.115,50 C557.115,41.1 549.9,33.886 541,33.886 M565.378,62.101 C565.244,65.022 564.756,66.606 564.346,67.663 C563.803,69.06 563.154,70.057 562.106,71.106 C561.058,72.155 560.06,72.803 558.662,73.347 C557.607,73.757 556.021,74.244 553.102,74.378 C549.944,74.521 548.997,74.552 541,74.552 C533.003,74.552 532.056,74.521 528.898,74.378 C525.979,74.244 524.393,73.757 523.338,73.347 C521.94,72.803 520.942,72.155 519.894,71.106 C518.846,70.057 518.197,69.06 517.654,67.663 C517.244,66.606 516.755,65.022 516.623,62.101 C516.479,58.943 516.448,57.996 516.448,50 C516.448,42.003 516.479,41.056 516.623,37.899 C516.755,34.978 517.244,33.391 517.654,32.338 C518.197,30.938 518.846,29.942 519.894,28.894 C520.942,27.846 521.94,27.196 523.338,26.654 C524.393,26.244 525.979,25.756 528.898,25.623 C532.057,25.479 533.004,25.448 541,25.448 C548.997,25.448 549.943,25.479 553.102,25.623 C556.021,25.756 557.607,26.244 558.662,26.654 C560.06,27.196 561.058,27.846 562.106,28.894 C563.154,29.942 563.803,30.938 564.346,32.338 C564.756,33.391 565.244,34.978 565.378,37.899 C565.522,41.056 565.552,42.003 565.552,50 C565.552,57.996 565.522,58.943 565.378,62.101 M570.82,37.631 C570.674,34.438 570.167,32.258 569.425,30.349 C568.659,28.377 567.633,26.702 565.965,25.035 C564.297,23.368 562.623,22.342 560.652,21.575 C558.743,20.834 556.562,20.326 553.369,20.18 C550.169,20.033 549.148,20 541,20 C532.853,20 531.831,20.033 528.631,20.18 C525.438,20.326 523.257,20.834 521.349,21.575 C519.376,22.342 517.703,23.368 516.035,25.035 C514.368,26.702 513.342,28.377 512.574,30.349 C511.834,32.258 511.326,34.438 511.181,37.631 C511.035,40.831 511,41.851 511,50 C511,58.147 511.035,59.17 511.181,62.369 C511.326,65.562 511.834,67.743 512.574,69.651 C513.342,71.625 514.368,73.296 516.035,74.965 C517.703,76.634 519.376,77.658 521.349,78.425 C523.257,79.167 525.438,79.673 528.631,79.82 C531.831,79.965 532.853,80.001 541,80.001 C549.148,80.001 550.169,79.965 553.369,79.82 C556.562,79.673 558.743,79.167 560.652,78.425 C562.623,77.658 564.297,76.634 565.965,74.965 C567.633,73.296 568.659,71.625 569.425,69.651 C570.167,67.743 570.674,65.562 570.82,62.369 C570.966,59.17 571,58.147 571,50 C571,41.851 570.966,40.831 570.82,37.631"></path></g></g></g></svg></div><div style="padding-top: 8px;"> <div style=" color:#3897f0; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:550; line-height:18px;">この投稿をInstagramで見る</div></div><div style="padding: 12.5% 0;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: row; margin-bottom: 14px; align-items: center;"><div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(0px) translateY(7px);"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; height: 12.5px; transform: rotate(-45deg) translateX(3px) translateY(1px); width: 12.5px; flex-grow: 0; margin-right: 14px; margin-left: 2px;"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(9px) translateY(-18px);"></div></div><div style="margin-left: 8px;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 20px; width: 20px;"></div> <div style=" width: 0; height: 0; border-top: 2px solid transparent; border-left: 6px solid #f4f4f4; border-bottom: 2px solid transparent; 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