ヴォルフスブルク、ユングが左ヒザ前十字じん帯断裂で今季絶望

2016.02.20 03:31 Sat
ヴォルフスブルクは19日、チャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・1stレグのヘント戦で負傷したドイツ代表DFセバスティアン・ユングが左ヒザ前十字じん帯断裂で全治6カ月と診断されたことを発表した。

▽17日に行われたヘント戦に先発出場したユングは、前半追加タイムに左ヒザを負傷。自力歩行が不可能となった同選手は、メディカルスタッフに肩を借りながらピッチを後にしていた。その後の検査の結果、今季絶望の重傷だったことが判明した。

▽試合終了後、ヴォルフスブルクの指揮官を務めるヘッキング監督は「ユングの離脱はとても痛い。特に最近は状態が上向いていたし、チームでも存在感を見せていた。我々としては彼の早い回復を願っているよ」とコメント。
▽また、長期離脱となったユングは「後半戦は期待していたからショックだ。今シーズンはもうチームの助けになれそうにない。できるだけ早く回復させて、ピッチに戻れるように全力を尽くすよ」と、復帰への意気込みを話した。

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