【プレビュー】アウトサイダー同士の初対決《ヘントvsヴォルフスブルク》

2016.02.17 16:00 Wed
▽チャンピオンズリーグ(CL)・ラウンド16の1stレグ、ヘントvsヴォルフスブルクが17日の日本時間28:45からゲラムコ・アレナで開催される。

▽CLでの経験豊富なバレンシアとリヨンを蹴落として、ゼニトと共にグループHを2位通過したヘントは、国内リーグでもリーグ最少失点の堅守を武器に首位の座をキープ。2位のクラブ・ブルージュと同勝ち点ながら2連覇に向けて視界良好だ。また、直近のリーグ戦のムスクロン戦では2-0の快勝を収め、クラブ・ブルージュ相手に公式戦2連敗を喫していた負の流れをきっちり止めている。

▽一方、グループステージ最終節でマンチェスター・ユナイテッドを撃破し、PSVとCSKAモスクワと曲者揃いのグループBを、見事に首位通過したヴォルフスブルクだが、国内リーグでは8位と苦戦を強いられている。直近のインゴルシュタット戦でリーグ8戦ぶりの白星を掴んだものの、主砲ドストや守護神のベナーリオ負傷離脱などで厳しい戦いを強いられている。タレント力では間違いなくヘントを上回っているものの、今回のアウェイゲームはそう簡単にいかないはずだ。
▽なお、両チームは今回が初対戦。加えて、ヴォルフスブルクはヨーロッパのコンペティションでベルギー勢と初めて対戦する。

◆ヘント◆
【3-4-2-1】
▽ヘント予想スタメン
GK:セルス
DF:ニールセン、ミトロビッチ、アサレ
MF:フォケ、レナト・ネト、クムス、デヤーゲレ
MF:ミリチェビッチ、サイモン
FW:ドゥポワトル
出場停止者:なし
負傷者:MFファン・デル・ブルゲン(臀部)、FWビクハイム(太もも)
▽出場停止者はいない。負傷者に関しても主力にケガ人はおらず、現状のベストメンバーで臨めそうだ。3バックと4バックを併用するファンハーゼブロウク監督だが、ヴォルフスブルク戦では攻守に最も安定した[3-4-2-1]を採用する見込みだ。

◆ヴォルフスブルク◆
【4-2-3-1】
▽ヴォルフスブルク予想スタメン
GK:カスティールス
DF:トレーシュ、クノッヘ、ダンテ、リカルド・ロドリゲス
MF:アーノルド、グスタボ
MF:ヴィエイリーニャ、ドラクスラー、シュールレ
FW:クルーゼ
出場停止者:DFナウド
負傷者:GKベナーリオ(肋骨)、DFアスクエス(ヒザ)、MFギラヴォギ(臀部)、カリジウリ(打撲)、FWドスト(足)

▽グループステージ最終節のユナイテッド戦で警告を受けたナウドが累積警告によって出場停止となる。また、負傷を抱える守護神のベナーリオやギラヴォギ、カリジウリ、ドストといった主力も欠場となる見込みだ。なお、FWベントナーは戦術的な理由で招集外となっている。

★注目ポイント
◆組織的な守備と地味ながら隠れた実力者に注目~ヘント~
▽クラブ創設115年目となった昨シーズンのベルギーリーグで初優勝を飾ったヘントは、迎えた今シーズンのCLでもクラブ史上初の決勝トーナメント進出と、輝かしいシンデレラストーリーの真っただ中にいる。

▽恐らく、決勝トーナメント進出の16チームで最も知名度が低い同チームだが、戦術家ファンハーゼブロウク監督の下、3バックと4バックを併用した組織的な守備は、多くの識者から高評価を受けている。

▽また、ヘントはFIFAランキングで首位に立つなど、成長著しいベルギーのチャンピオンチームらしく、今後4大リーグでの活躍が期待される実力者を多数抱えている。その筆頭が抜群の戦術眼に加え、パスセンスと得点力に優れる万能型MFスヴェン・クムス(27)と、強靭なフィジカルと質の高いフィニッシュワークが売りの長身FWローラン・ドゥポワトル(27)の両エースだ。

▽また、卓越した右足のキックを武器にクロスとプレースキックで存在感を放つFWダニエル・ミリチェビッチ(30)、スポルティング育ちのボックス・トゥー・ボックスMFレナト・ネト(24)、縦への推進力に優れるMFトーマス・フォケ(21)やFWモーゼス・サイモン(20)らも興味深い選手たちだ。

◆攻守の要不在の影響は? 控えGKカスティールスが母国でCLデビュー~ヴォルフスブルク~
▽グループ首位通過を決め、2位グループで最も組し易いヘントを引いたヴォルフスブルクだが、この一戦に向けては出場停止のナウドに加え、守護神のベナーリオ、主砲ドストと攻守の要が揃って欠場となる。したがって、この一戦に向けては彼らの代役のプレーに注目が集まる。

▽ナウドの代役を担うクノッヘは今シーズンの出場機会は少ないものの、ブンデスリーガで結果を残しているフィジカル型の長身センターバック。今回の対戦相手には、ベルギー代表でも活躍する長身FWドゥポワトルとのマッチアップとなるため、自身の持ち味が発揮できる相手とも言える。その一方で、アジリティやプレー判断に課題を残す同選手は、2シャドーの一角に入るサイモンの対応に手を焼くかもしれない。

▽また、百戦錬磨のベナーリオの負傷でチャンスが回ってきたカスティールスは、これがCLデビュー戦となる。さらにベルギーのヘンクでプロキャリアをスタートした同選手だが、トップチームでの出場経験はなく、これが代表戦を除いてベルギーでプレーする最初の機会となる。

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