「これが我々のゲンキだ!」 原口のゴールを喜ぶヘルタ監督
2016.02.11 18:40 Thu
ヘルタ・ベルリンは10日に行われたDFBポカール準々決勝で、2部のハイデンハイムをアウェイで3-2と下し、準決勝に勝ち進んだ。ヘルタを率いるパル・ダルダイ監督は、FW原口元気が得点を決めたことに特別な喜びを感じている。
ハイデンハイムに10分で先制を許したヘルタだが、14分と21分にFWベダド・イビセビッチがゴールを決めて、逆転に成功した。そして、58分に原口のゴールが決まる。左から切り込み、相手DFを3人かわして右足で蹴り込んでネットを揺らし、3点目を奪った。終盤にPKで1点を返されたものの、ヘルタは次のラウンドに駒を進めている。
原口のゴールが決まった際には立ち上がって満面の笑みを浮かべていたダルダイ監督。試合後の会見で、日本人アタッカーの得点をこう振り返った。
「ゲンキはあのようなプレーを練習でよく見せるんだ。そしてゴールも決めているよ。リーグ戦では運がなかったけど、今日は決めてくれて本当にうれしい。これが我々のゲンキだからね」
ハンガリー人指揮官は冗談を交えながらこう続けている。
「たまに彼が日本にいた頃のDVDを見せて『ゲンキ、このように決めてくれ』と話しているよ。日本では今日のようなゴールをたくさん決めていたからね。とにかく、今日のゴールは彼にとっても、我々にとっても良いことだ」
原口の得点は、昨年9月のシュツットガルト戦以来となる今季2点目。決定力不足が指摘されていただけに、コンスタントに彼を起用し続けたダルダイ監督にとってはうれしいことだろう。
ヘルタは1981年以来のDFBポカール準決勝進出となった。次の相手はドルトムントに決まっている。準決勝は4月19日か20日に開催される。
提供:goal.com
ハイデンハイムに10分で先制を許したヘルタだが、14分と21分にFWベダド・イビセビッチがゴールを決めて、逆転に成功した。そして、58分に原口のゴールが決まる。左から切り込み、相手DFを3人かわして右足で蹴り込んでネットを揺らし、3点目を奪った。終盤にPKで1点を返されたものの、ヘルタは次のラウンドに駒を進めている。
原口のゴールが決まった際には立ち上がって満面の笑みを浮かべていたダルダイ監督。試合後の会見で、日本人アタッカーの得点をこう振り返った。
「ゲンキはあのようなプレーを練習でよく見せるんだ。そしてゴールも決めているよ。リーグ戦では運がなかったけど、今日は決めてくれて本当にうれしい。これが我々のゲンキだからね」
ハンガリー人指揮官は冗談を交えながらこう続けている。
「たまに彼が日本にいた頃のDVDを見せて『ゲンキ、このように決めてくれ』と話しているよ。日本では今日のようなゴールをたくさん決めていたからね。とにかく、今日のゴールは彼にとっても、我々にとっても良いことだ」
原口の得点は、昨年9月のシュツットガルト戦以来となる今季2点目。決定力不足が指摘されていただけに、コンスタントに彼を起用し続けたダルダイ監督にとってはうれしいことだろう。
ヘルタは1981年以来のDFBポカール準決勝進出となった。次の相手はドルトムントに決まっている。準決勝は4月19日か20日に開催される。
提供:goal.com
ヘルタ・ベルリンの関連記事
ブンデスリーガの関連記事
|
|
ヘルタ・ベルリンの人気記事ランキング
1
レバークーゼン、独2部ヘルタの背番号10獲得へ! シュツットガルトらとの争奪戦制す
レバークーゼンがヘルタ・ベルリンの10番確保に近づいている。 逆転でのブンデスリーガ連覇はやや厳しい状況ではあるものの、来シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)出場権をすでに確保したレバークーゼン。指揮官シャビ・アロンソの去就は不透明ではあるものの、クラブは来季に向けた動きを進めている。 ドイツの『キッカー』、『シュポルト・ビルト』など複数メディアによれば、レバークーゼンはシュツットガルトらと競合していたヘルタのアルジェリア代表MFイブラヒム・マザ(19)の獲得レースを制する見込みであるという。 ベルリン生まれでアルジェリアにルーツを持つマザは180cmの攻撃的MF。トップ下やセカンドトップを主戦場に、個での打開力と攻撃センスに優れる逸材として予てより注目を集めていた。 今シーズンの2.ブンデスリーガ(ドイツ2部)では29試合5ゴール5アシストを記録。これまでドイツの世代別代表でプレーしていたが、昨年10月に18歳10カ月でアルジェリアのA代表デビューを飾っている。 マザの契約解除条項は950万ユーロ(約15億4000万円)に設定されているが、クラブサイドは1100万ユーロ~1500万ユーロ(約17億8000万~24億3000万円)を要求しているとも言われている。 ただ、いずれの条件でも大きな問題にはならないようで、選手自身がすでにレバークーゼン行きを決断したなか、今季終了までに決着する可能性が高いという。 2025.04.19 18:00 Sat2
ヘルタ・ベルリンがリヨンから期待の若手MFトゥザールを獲得! 今季はリヨンへレンタル
ヘルタ・ベルリンは27日、リヨンからU-21フランス代表MFリュカ・トゥザール(22)を完全移籍で獲得した。契約期間は長期とだけ発表している。 なお、今シーズン終了まではリヨンにレンタル移籍で加入することが併せて発表された。 ヴァランシエンヌの下部組織出身のトゥザールは、2015年1月にトップチームデビューを果たすと同年8月にリヨンへ完全移籍。加入当初はセカンドチームでのプレーが続いたが、12月にトップチームデビュー。これまでリヨンでは5シーズンで公式戦155試合に出場。今シーズンも主力としてリーグ・アンで18試合を含む公式戦29試合に出場している。 ヘルタへの移籍を決断したトゥザールは、クラブの公式サイトで以下のようにコメントしている。 「移籍が完了したことを嬉しく思っているよ。僕はクラブが掲げる野心にとても感銘を受けたんだ。それはとてもエキサイティングで僕もその一員になりたいと思ったんだ」 2020.01.28 03:20 Tue3
アトレティコの新FWはマテウス・クーニャに! 東京五輪で金メダリスト獲得に向け原則合意か?
アトレティコ・マドリーがヘルタ・ベルリンに所属するU-24ブラジル代表FWマテウス・クーニャ(22)の獲得に迫っているようだ。ドイツ『スカイ』が報じている。 アトレティコは今夏の移籍市場でウルグアイ代表FWルイス・スアレスのバックアップを担う新ストライカー獲得を優先事項としていた。ここまではセビージャ移籍が決定したU-24スペイン代表FWラファ・ミルを初め、インテルのアルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネス、フィオレンティーナのセルビア代表FWドゥシャン・ヴラホビッチらの獲得に動いていた。 しかし、ラウタロとヴラホビッチに関しては所属クラブの徹底抗戦に遭っており交渉が難航していた。 そういった中、同じく以前から獲得候補に挙がっていた東京オリンピックの金メダリストの獲得に本腰を入れ始め、アトレティコとヘルタは3000万ユーロ(約38億6000万円)+ボーナスという条件で原則合意に至ったようだ。 なお、クーニャに対してはエバートンも獲得に動いていた模様だが、選手自身がアトレティコ行きを望んでいるという。 『スカイ』によれば、クーニャは今週ミッドウィークにマドリードに渡り、メディカルチェックを受診した後に、アトレティコとの契約にサインする見込みだ。 母国コリチーバの下部組織出身のクーニャは2017年にスイスのシオンでヨーロッパでのキャリアをスタート。その後、2018年にRBライプツィヒに完全移籍したが、在籍1年半でブンデスリーガ35試合2ゴールと思うような結果を残せず。2020年1月にヘルタに活躍の場を移していた。 そのヘルタでは昨シーズンの公式戦28試合に出場し、8ゴール7アシストを記録。また、先の東京五輪では5試合に出場し3ゴールを挙げる活躍を見せ、ブラジルの大会連覇に大きく貢献していた。 184cmという恵まれた体躯の割に相手を背負うポストプレーに課題を残すものの、ウイングでもプレー可能なスピードと突破力、オフ・ザ・ボールの動き出しにも優れる万能型のストライカー。また、依然として決定力には伸びしろを残すが、強烈なミドルシュートなど多彩なフィニッシュにも定評がある。 現在、2トップや1トップ2シャドーをメインとするアトレティコにとっては理想的なプレースタイルの持ち主と言えそうだ。 2021.08.23 23:12 Mon4
ヘルタ・ベルリンがノルウェー代表DFビェルカンの獲得を発表! 来冬1人目の補強
ヘルタ・ベルリンは1日、ボデ/グリムトに所属するノルウェー代表DFフレドリク・ビェルカン(21)を完全移籍で獲得した。契約期間は2025年6月30日までで、背番号は3を着用する。 左サイドバックを主戦場とするビェルカンは、ボデ/グリムトの下部組織出身で2015年8月にトップチームへ昇格。2016年4月に17歳でトップチームデビューを飾ると、これまで公式戦135試合に出場し7ゴール16アシストを記録。 今シーズンも左サイドバックの絶対的レギュラーとして、リーグ戦27試合やUEFAヨーロッパカンファレンスリーグ4試合など公式戦38試合に出場している。 なお、ビェルカンの加入は冬の移籍市場が開幕する来年1月以降となる。 2021.12.02 02:30 Thu5
