【プレビュー】凋落の名門、オランダ人名将対決《チェルシーvsマンチェスター・ユナイテッド》
2016.02.07 14:00 Sun
▽プレミアリーグ第25節、チェルシーvsマンチェスター・ユナイテッドのビッグマッチが7日(日)の日本時間25時からスタンフォード・ブリッジで開催される。
▽前節のワトフォード戦をゴールレスドローで終えた13位のチェルシー(勝ち点29)は、ヒディンク体制以降の9試合で負けなし。だが、そのうち引き分けが5試合と、勝ち点3を獲得することに苦労している。ここでユナイテッドを下せば、その勝ち点差は8ポイントに縮まる。まだまだヨーロッパ圏内でのフィニッシュも可能な状況だけに、勢いをもたらす勝利を手にしたい。
▽一方のユナイテッド(勝ち点40)は前節、今季最高と言える内容でストーク・シティに3-0で勝利した。前節でもゴールを奪ったルーニーは、最近の公式戦7試合で7ゴールと好調。ここにきてエースが波に乗り始めたことはチームにとって非常に心強い。4位アーセナルとの勝ち点差が5ポイントであることを考えれば、ここはアウェイとはいえ白星が欲しい。
◆オランダ人の名将対決
▽今回の試合は、ヒディンクvsファン・ハールというオランダ人の名将対決でもある。これまでの直接対決では、ヒディンクから見て4勝2分け1敗。最近の5試合では、1敗もしておらず、対ファン・ハールを得意としている。
◆チェルシー◆
【4-2-3-1】
▽チェルシー予想スタメン
GK:クルトワ
DF:イバノビッチ、ズマ、テリー、アスピリクエタ
MF:ウィリアン、ミケル、オスカル、セスク、アザール
FW:ジエゴ・コスタ
負傷者:FWファルカオ(太もも)、FWレミ(ふくらはぎ)
◆マンチェスター・ユナイテッド◆
【4-1-4-1】
▽マンチェスター・ユナイテッド予想スタメン
GK:デ・ヘア
DF:ダルミアン、スモーリング、ブリント、ボースウィック=ジャクソン
MF:リンガード、フェライーニ、キャリック、マタ、マルシャル
FW:ルーニー
欠場者:DFロホ(肩)、DFショー(足の骨折)、DFアシュリー・ヤング(そ径部)、DFバレンシア(足首)、MFシュバインシュタイガー(ひざ)
▽長期離脱中のショー、A・ヤング、バレンシア、ロホのほか、ひざを痛めているシュバインシュタイガーが欠場の予定。試合勘を欠いているフィル・ジョーンズはメンバー入りできるか微妙な状態だ。
★タクティカル・プレビュー
▽約1カ月半前の昨年12月28日に行われたリーグ戦1stマッチは、デ・ヘアとクルトワの両GKが好守を連発したこともあって、ゴールレスドローで終了した。両指揮官ともに積極的にリスクを負うタイプではないため、今回も前半からオープンな展開になることは考えにくい。
◆D・コスタのポストワーク~チェルシー~
▽リーグ戦1stマッチでは、ジエゴ・コスタが出場停止だったため、アザールをワントップとして起用した。アザール自身はうまくボールを受けて仕掛けることができていたが、2列目の選手を生かすことはできなかった。今回は、ジエゴ・コスタが起用できるため、この点で見れば1stマッチよりも深みのある攻撃を繰り出せるだろう。
▽セスクを2列目と3列目のどちらで起用するのかにも影響するが、いずれにせよ最近のチェルシーの攻撃はジエゴ・コスタのポストワークに懸かっている。ここの確度を上げてリズムを掴みたいだけに、ジエゴ・コスタとしては、対人プレーに圧倒的な強さがあるスモーリングではなく、その相方のブリントのところを意識して狙いたい。
▽守備では、マルシャルとマッチアップするイバノビッチのサポート態勢を整える必要がある。セントラルMFの一角を務める見込みのミケルや右センターバックのズマは、イバノビッチとうまく連携し、高い集中力を維持しなければならない。ここを疎かにすれば、簡単にサイドを切り裂かれてしまうだろう。あとは、ユナイテッドの攻撃をオーガナイズするキャリックを常にケアするように心がけたい。
◆[4-1-4-1]で前節の勢いを~ユナイテッド~
▽対するユナイテッドは、前節のようなクオリティを見せたい。前節は、キャリック復帰に伴い、これまでの[4-2-3-1]から[4-1-4-1]に布陣を変更したことがプラスに出た。おそらく、今回も[4-1-4-1]の布陣で臨むだろう。前節の良い流れを持ち込むためにも、試合の入り方が非常に重要になるはずだ。ややハイペースになったとしても、立ち上がりはインテンシティを強調したい。
▽攻撃面では、ルーニーのコンディションが上がっていることが大きい。ルーニーのコンディションが悪かった今年初めあたりまでは、マルシャルの個人技とフェライーニの空中戦ぐらいしか攻め手がない状況だったが、今は異なる。コンディションを上げたルーニーは、ポストプレーや仕掛けのプレーにおける質を大きく高めている。ルーニーが起点をつくりながら、リンガードのフリーランやフェライーニの空中戦を絡ませ、背後のスペースケアやアジリティ不足が目立つテリーのところを揺さぶりたい。
▽守備面に関してはやはり、高精度のキックを装備するウィリアンのセットプレーが怖い。前々節のサウサンプトン戦では、ヤヌザイの不用意なファウルからFKを与えて決勝点を奪われた。バイタルエリアやボックス付近で簡単にファウルを犯すことは避けたい。
▽その観点で見れば、レギュラーの座を掴みつつある左サイドバックの19歳DFボースウィック=ジャクソンのプレーに注目だ。10代らしからぬ冷静なプレーを見せている同選手が、ここでも落ち着いた対応を続けることができるかどうかは、チームの浮沈を左右するポイントになるかもしれない。
▽前節のワトフォード戦をゴールレスドローで終えた13位のチェルシー(勝ち点29)は、ヒディンク体制以降の9試合で負けなし。だが、そのうち引き分けが5試合と、勝ち点3を獲得することに苦労している。ここでユナイテッドを下せば、その勝ち点差は8ポイントに縮まる。まだまだヨーロッパ圏内でのフィニッシュも可能な状況だけに、勢いをもたらす勝利を手にしたい。
▽一方のユナイテッド(勝ち点40)は前節、今季最高と言える内容でストーク・シティに3-0で勝利した。前節でもゴールを奪ったルーニーは、最近の公式戦7試合で7ゴールと好調。ここにきてエースが波に乗り始めたことはチームにとって非常に心強い。4位アーセナルとの勝ち点差が5ポイントであることを考えれば、ここはアウェイとはいえ白星が欲しい。
▽今回の試合は、ヒディンクvsファン・ハールというオランダ人の名将対決でもある。これまでの直接対決では、ヒディンクから見て4勝2分け1敗。最近の5試合では、1敗もしておらず、対ファン・ハールを得意としている。
◆チェルシー◆
【4-2-3-1】
▽チェルシー予想スタメン
GK:クルトワ
DF:イバノビッチ、ズマ、テリー、アスピリクエタ
MF:ウィリアン、ミケル、オスカル、セスク、アザール
FW:ジエゴ・コスタ
負傷者:FWファルカオ(太もも)、FWレミ(ふくらはぎ)
▽今冬の移籍市場で獲得したDFミアズカとFWパトは、コンディションが整っていないため、欠場の見込み。そのほか、ファルカオとレミが負傷しているため、トップはジエゴ・コスタ頼みの状況となっている。
◆マンチェスター・ユナイテッド◆
【4-1-4-1】
▽マンチェスター・ユナイテッド予想スタメン
GK:デ・ヘア
DF:ダルミアン、スモーリング、ブリント、ボースウィック=ジャクソン
MF:リンガード、フェライーニ、キャリック、マタ、マルシャル
FW:ルーニー
欠場者:DFロホ(肩)、DFショー(足の骨折)、DFアシュリー・ヤング(そ径部)、DFバレンシア(足首)、MFシュバインシュタイガー(ひざ)
▽長期離脱中のショー、A・ヤング、バレンシア、ロホのほか、ひざを痛めているシュバインシュタイガーが欠場の予定。試合勘を欠いているフィル・ジョーンズはメンバー入りできるか微妙な状態だ。
★タクティカル・プレビュー
▽約1カ月半前の昨年12月28日に行われたリーグ戦1stマッチは、デ・ヘアとクルトワの両GKが好守を連発したこともあって、ゴールレスドローで終了した。両指揮官ともに積極的にリスクを負うタイプではないため、今回も前半からオープンな展開になることは考えにくい。
◆D・コスタのポストワーク~チェルシー~
▽リーグ戦1stマッチでは、ジエゴ・コスタが出場停止だったため、アザールをワントップとして起用した。アザール自身はうまくボールを受けて仕掛けることができていたが、2列目の選手を生かすことはできなかった。今回は、ジエゴ・コスタが起用できるため、この点で見れば1stマッチよりも深みのある攻撃を繰り出せるだろう。
▽セスクを2列目と3列目のどちらで起用するのかにも影響するが、いずれにせよ最近のチェルシーの攻撃はジエゴ・コスタのポストワークに懸かっている。ここの確度を上げてリズムを掴みたいだけに、ジエゴ・コスタとしては、対人プレーに圧倒的な強さがあるスモーリングではなく、その相方のブリントのところを意識して狙いたい。
▽守備では、マルシャルとマッチアップするイバノビッチのサポート態勢を整える必要がある。セントラルMFの一角を務める見込みのミケルや右センターバックのズマは、イバノビッチとうまく連携し、高い集中力を維持しなければならない。ここを疎かにすれば、簡単にサイドを切り裂かれてしまうだろう。あとは、ユナイテッドの攻撃をオーガナイズするキャリックを常にケアするように心がけたい。
◆[4-1-4-1]で前節の勢いを~ユナイテッド~
▽対するユナイテッドは、前節のようなクオリティを見せたい。前節は、キャリック復帰に伴い、これまでの[4-2-3-1]から[4-1-4-1]に布陣を変更したことがプラスに出た。おそらく、今回も[4-1-4-1]の布陣で臨むだろう。前節の良い流れを持ち込むためにも、試合の入り方が非常に重要になるはずだ。ややハイペースになったとしても、立ち上がりはインテンシティを強調したい。
▽攻撃面では、ルーニーのコンディションが上がっていることが大きい。ルーニーのコンディションが悪かった今年初めあたりまでは、マルシャルの個人技とフェライーニの空中戦ぐらいしか攻め手がない状況だったが、今は異なる。コンディションを上げたルーニーは、ポストプレーや仕掛けのプレーにおける質を大きく高めている。ルーニーが起点をつくりながら、リンガードのフリーランやフェライーニの空中戦を絡ませ、背後のスペースケアやアジリティ不足が目立つテリーのところを揺さぶりたい。
▽守備面に関してはやはり、高精度のキックを装備するウィリアンのセットプレーが怖い。前々節のサウサンプトン戦では、ヤヌザイの不用意なファウルからFKを与えて決勝点を奪われた。バイタルエリアやボックス付近で簡単にファウルを犯すことは避けたい。
▽その観点で見れば、レギュラーの座を掴みつつある左サイドバックの19歳DFボースウィック=ジャクソンのプレーに注目だ。10代らしからぬ冷静なプレーを見せている同選手が、ここでも落ち着いた対応を続けることができるかどうかは、チームの浮沈を左右するポイントになるかもしれない。
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