ミラン、デ・ヨングがアメリカへ ジェラード所属のギャラクシーに迫る

2016.02.01 14:57 Mon
ミランのオランダ代表MFナイジェル・デ・ヨング(31)が、ロサンゼルス・ギャラクシー移籍に向かっている。選手も交渉中であることを認めた。

開幕当初はレギュラーだったデ・ヨングだが、システムが変わるなかでポジションを失い、現在は出場機会に恵まれていない。そのため、以前から冬のマーケットでの移籍が騒がれていた。

イタリアメディアによると、1月31日のミラノ・ダービーでメンバー外だったデ・ヨングは、同日ミラネッロで私物を整理し、チームメートたちにあいさつをしたとのこと。デ・ヨング自身はこの日、『calciomercato.com』で次のように述べている。

「ロサンゼルス・ギャラクシーと交渉している。今は言えない。様子をみよう」

一方、ミランのアドリアーノ・ガッリアーニCEOは、デ・ヨングについてこう述べた。

「デ・ヨングは退団に向かっている。ギャラクシーと交渉中だ。だが、話がまとまったと考えるのは、すべてのサインが終わったときだけだよ」

元イングランド代表MFスティーブン・ジェラードが所属するギャラクシーは先日、ローマを退団したDFアシュリー・コールを獲得している。デ・ヨングもコールを追い、ジェラードの同僚となるようだ。

なお、江蘇蘇寧への移籍が破談となったFWルイス・アドリアーノに中国の別のクラブが関心を寄せていることについて、ガッリアーニCEOは次のように述べている。

「現時点では何もない。欧州のクラブとの交渉もないよ」

一方で、ガッリアーニCEOは最終日での補強がないと繰り返した。

「補強は終わり? イエスだ。人数的には、我々は別の選手を必要としていない」


提供:goal.com

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