アグエロの2G1AなどでシティがC・パレスに快勝《プレミアリーグ》

▽マンチェスター・シティは16日、プレミアリーグ第22節でクリスタル・パレスを本拠地エティハド・スタジアムに迎え、4-0で快勝した。

▽3日前に行われた前節エバートン戦を圧倒しながらもゴールレスドローで引き分けた3位シティ(勝ち点40)が、8位クリスタル・パレス(勝ち点31)をホームに迎えた一戦。シティはエバートン戦のスタメンから5選手を変更。シルバがスタメンに復帰し、イヘアナチョやデルフら一部控え選手を起用した。

▽イヘアナチョがアグエロと2トップを形成するフラットな[4-4-2]で臨んだシティは、右にデ・ブライネ、左にシルバを配した。そのシティは開始2分にディレイニーの決定的なヘディングシュートを許すも、GKハートが好守で阻止すると、その後はポゼッションを高めていった。しかし、攻撃の形を作れず苦戦を強いられる。
▽しかし23分、ゴール正面やや右の位置からデルフの狙ったミドルシュートが枠の右を捉え、先制に成功する。その後、CKからダンのヘディングシュートやキャバイエの直接FKでゴールに迫られたシティだったが、GKハートが凌いでいくと、38分にはアグエロがボックス左から体勢を崩しながらスライディングシュートを浴びせて応戦。すると41分、左サイド絞った位置からのアグエロのミドルシュートがDFに当たってゴール左に吸い込まれ、シティが追加点を奪取した。

▽2点をリードして迎えた後半、シティは50分にコラロフが左足を痛めて負傷交代を強いられたが、ボールを保持して試合をコントロールしていく。そして、57分にイヘアナチョに代えてヤヤ・トゥーレを投入すると、68分に決定的な3点目を奪う。アタッキングサードでパスをつなぎ、最後はボックス右のデ・ブライネのクロスをアグエロが難なく押し込んだ。その後、84分にカウンターからシルバが4点目を決めたシティが快勝している。