レーティング:クラブ・アメリカ 1-2 広州恒大《クラブ・ワールドカップ2015》
2015.12.13 18:17 Sun
▽13日に大阪長居スタジアムで行われたクラブ・ワールドカップ(CWC)2015の準々決勝、クラブ・アメリカ(北中米カリブ海王者)vs広州恒大(アジア王者)は、広州恒大が2-1で勝利した。超WSの選手採点結果と寸評は以下のとおり。
▽クラブ・アメリカ採点
GK
23 ムニョス 5.5
好守もあったが、終盤の2失点が悔やまれる
DF
22 パウル・アギラール 6.0
攻撃の起点となりつつ、後半には好カバーでゴールマウスを死守
2 ゴルツ 6.0
タイトな守備は続けていた
12 パブロ・アギラール 6.0
エウケソンとの一対一の場面を落ち着いて対応するなど冷静なプレーが光った
試合が進むにつれて、チャン・リンペンの仕掛けに対応
MF
14 サンブエサ 5.5
際立ったプレーは少なかったが、攻守において黒子に徹した
21 ホセ・ゲレーロ 6.0
中盤の底をケアしつつ、的確なボール捌きで潤滑油になる
8 アンドラーデ 6.0
豊富な運動量で後方と前線を繋ぐリンクマンに
31 D・キンテロ 6.0
スペースへのランや、スピードを生かした仕掛けでチャンスメーカーに
(→アロヨ -)
FW
9 ベネデット 6.0
ペラルタの先制弾をアシスト。要所で違いを見せた
(→マルティネス -)
24 ペラルタ 6.0
ゴール前の駆け引きで異彩を放ち、先制ゴールを記録
監督
アムブリツ 5.5
決めきる力の欠如が招いた結果。内容では相手を上回っていただけに悔やまれる敗戦
▽広州恒大採点
GK
22 リー・シュアイ 6.0
失点の場面はノーチャンス。前半の苦しい時間帯に好セーブで踏ん張るなど、最後方からチームを鼓舞した
DF
5 チャン・リンペン 5.0
序盤は高い位置取りでクロッサーに徹するも、試合が進むにつれて守備に追われた
6 フォン・シャオティン 5.5
前線の流動的な動きに手を焼くも、球際の部分で強さを発揮
28 キム・ヨングォン 5.5
徐々に後手に回るシーンもあったが、踏ん張りの効いた守備を見せた
25 ゾウ・チョン 5.0
徐々に盛り返したが相手の仕掛けに苦慮。55分には自サイドを崩されて失点に関与
MF
10 チェン・チー 5.5
中盤に安定感をもたらすことはできなかったが、泥臭く戦った
11 グラル 5.5
ボールを持てば異彩を放ったが、その回数が少なかった
8 パウリーニョ 6.5
馬力を生かした攻め上がりから同点弾の起点しつつ、試合終了間際に逆転弾を記録
FW
16 フアン・ボーウェン 5.0
消える時間が長く、攻撃面で存在感を示せず
(→ガオ・リン 6.0)
ポストプレーから同点弾を演出するなど、ワンタッチプレーで攻撃のテンポに変化を加えた
9 エウケソン 5.0
本来の輝きとは程遠い内容。売りとする推進力は影を潜めた
(→ユー・ハンチャオ 6.0)
左CKからパウリーニョの逆転弾をアシスト
56 ロビーニョ 5.0
見せ場ほぼなし。ノーインパクトだった
(→ジェン・ロン 6.0)
ガオ・リンのお膳立てをきっちりとゴールに結びつける
監督
スコラーリ 6.5
交代で送り込んだ全3選手が得点に絡む。大一番で名将ぶりを発揮した
★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
パウリーニョ(広州恒大)
▽終盤に躍動。自身のゴールを含むチームの2得点を演出し、逆転劇のヒーローに
クラブ・アメリカ 1-2 広州恒大
【クラブ・アメリカ】
ペラルタ(後10)
【広州恒大】
ジェン・ロン(後35)
パウリーニョ(後48)
▽クラブ・アメリカ採点
GK
23 ムニョス 5.5
好守もあったが、終盤の2失点が悔やまれる
DF
22 パウル・アギラール 6.0
攻撃の起点となりつつ、後半には好カバーでゴールマウスを死守
タイトな守備は続けていた
12 パブロ・アギラール 6.0
エウケソンとの一対一の場面を落ち着いて対応するなど冷静なプレーが光った
6 サムディオ 5.5
試合が進むにつれて、チャン・リンペンの仕掛けに対応
MF
14 サンブエサ 5.5
際立ったプレーは少なかったが、攻守において黒子に徹した
21 ホセ・ゲレーロ 6.0
中盤の底をケアしつつ、的確なボール捌きで潤滑油になる
8 アンドラーデ 6.0
豊富な運動量で後方と前線を繋ぐリンクマンに
31 D・キンテロ 6.0
スペースへのランや、スピードを生かした仕掛けでチャンスメーカーに
(→アロヨ -)
FW
9 ベネデット 6.0
ペラルタの先制弾をアシスト。要所で違いを見せた
(→マルティネス -)
24 ペラルタ 6.0
ゴール前の駆け引きで異彩を放ち、先制ゴールを記録
監督
アムブリツ 5.5
決めきる力の欠如が招いた結果。内容では相手を上回っていただけに悔やまれる敗戦
▽広州恒大採点
GK
22 リー・シュアイ 6.0
失点の場面はノーチャンス。前半の苦しい時間帯に好セーブで踏ん張るなど、最後方からチームを鼓舞した
DF
5 チャン・リンペン 5.0
序盤は高い位置取りでクロッサーに徹するも、試合が進むにつれて守備に追われた
6 フォン・シャオティン 5.5
前線の流動的な動きに手を焼くも、球際の部分で強さを発揮
28 キム・ヨングォン 5.5
徐々に後手に回るシーンもあったが、踏ん張りの効いた守備を見せた
25 ゾウ・チョン 5.0
徐々に盛り返したが相手の仕掛けに苦慮。55分には自サイドを崩されて失点に関与
MF
10 チェン・チー 5.5
中盤に安定感をもたらすことはできなかったが、泥臭く戦った
11 グラル 5.5
ボールを持てば異彩を放ったが、その回数が少なかった
8 パウリーニョ 6.5
馬力を生かした攻め上がりから同点弾の起点しつつ、試合終了間際に逆転弾を記録
FW
16 フアン・ボーウェン 5.0
消える時間が長く、攻撃面で存在感を示せず
(→ガオ・リン 6.0)
ポストプレーから同点弾を演出するなど、ワンタッチプレーで攻撃のテンポに変化を加えた
9 エウケソン 5.0
本来の輝きとは程遠い内容。売りとする推進力は影を潜めた
(→ユー・ハンチャオ 6.0)
左CKからパウリーニョの逆転弾をアシスト
56 ロビーニョ 5.0
見せ場ほぼなし。ノーインパクトだった
(→ジェン・ロン 6.0)
ガオ・リンのお膳立てをきっちりとゴールに結びつける
監督
スコラーリ 6.5
交代で送り込んだ全3選手が得点に絡む。大一番で名将ぶりを発揮した
★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
パウリーニョ(広州恒大)
▽終盤に躍動。自身のゴールを含むチームの2得点を演出し、逆転劇のヒーローに
クラブ・アメリカ 1-2 広州恒大
【クラブ・アメリカ】
ペラルタ(後10)
【広州恒大】
ジェン・ロン(後35)
パウリーニョ(後48)
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