ウディネーゼに快勝のヴィオラが2位浮上《セリエA》

▽フィオレンティーナは6日、セリエA第15節でウディネーゼを本拠地スタディオ・アルテミオ・フランキに迎え、3-0で快勝した。

▽前節サッスオーロに引き分け、リーグ戦ここ2試合ドローで3位に後退したフィオレンティーナ(勝ち点29)が、2連勝中の12位ウディネーゼ(勝ち点18)をホームに迎えた一戦。2列目に右からベルナルデスキ、イリチッチ、ボルハ・バレロと並べる[4-2-3-1]で臨んだフィオレンティーナが立ち上がりから主導権を握る。まずは開始3分、ベルナルデスキの突破からカリニッチがシュートに持ち込んでゴールを脅かすと、9分にもM・アロンソがGKを強襲するシュートでゴールに迫っていく。

▽その後もポゼッションを高めて2列目の選手たちの仕掛けで打開にかかるフィオレンティーナが、26分に先制する。クリアボールを拾ったバデリがボックス手前中央からミドルシュートを放つと、これがDFに当たってコースが変わり、GKの足を弾いたボールがゴール右に吸い込まれた。
▽先制後、30分にFKからヴィドマーのヘディングシュートがポストに直撃するピンチを迎えたフィオンレティーナは、40分にM・アロンソのクロスにカリニッチがボレーで合わせる決定機を迎えるも枠の上に外してしまい、前半を1点のリードで終えた。

▽迎えた後半、ウディネーゼの圧力を受けたフィオンレンティーナだったが、これをかわすと、58分にはディ・ナターレが投入される。それでも61分、フィオレンティーナが順当に突き放した。カリニッチがボックス内でバドゥに倒されPKを獲得。これをイリチッチが決めた。▽その後もM・アロンソが3点目に迫るなど主導権を握り続けたフィオレンティーナが、ウディネーゼを寄せ付けずに快勝。直前の試合でボローニャに敗れたナポリをかわして2位に浮上し、首位インテルを1ポイント差で追走している。