レーティング:インテル 1-0 ジェノア《セリエA》

2015.12.06 06:59 Sun
▽5日にジュゼッペ・メアッツァで行われたセリエA第15節のインテルvsジェノアは、1-0でインテルが勝利した。インテルの長友は出場停止で欠場している。超WSの選手採点結果と寸評は以下の通り。

▽インテル採点
GK
1 ハンダノビッチ 6.0
被シュート2本を確実に阻止

DF
33 ダンブロージオ 5.0
集中した守備を見せていたが、試合終盤に2枚目の警告を受けて退場
25 ミランダ 6.0
さすがの対人プレーで完封

24 ムリージョ 6.5
ミランダと同じく安定した守備。自身の飛び込みが先制点を生む
12 A・テレス 6.0
得意の攻撃参加から良質なクロスでチャンスを演出

MF
11 ビアビアニ 6.0
スピードに乗ったドリブルで幾度も突破した

17 メデル 5.5
攻守のバランスを取るも、前につけるパスが合わないことが多かった

83 メロ 5.5
無難にプレー。脳震とうの症状をもよおしながらもピッチに立ち続けていたが、ハーフタイムにようやく交代

(→ブロゾビッチ 5.5)
ボールを動かしつつ、守備をサボらなかった

22 リャイッチ 6.5
鋭い仕掛けで攻撃を引っ張る。2戦連続ゴールでチームを勝利に導いた

FW
8 パラシオ 5.5
得意の動き出しでチャンスメークに徹した

(→グアリン -)

10 ヨベティッチ 5.0
判断が遅くボールを持ち過ぎ、チャンスも生かすこともできなかった

(→ペリシッチ 5.5)
途中出場も得意のサイドアタックでチャンスを演出

監督
マンチーニ 6.0
選手を試合にうまく入らせ、今季8度目のウノゼロで白星をしっかり取り戻した

▽ジェノア採点
GK
1 ペリン 5.5
好守でピンチを阻止。ゴールシーンは判断に迷うが、反応できないか

DF
5 イッツォ 5.5
大きなミスなく守備を続けていた

(→I・シッソコ -)

8 N・ブルディッソ 5.5
ボックス内で体を張って相手の攻撃を跳ね返す

3 アンサルディ 5.5
タイトなマーキングを披露

MF
11 フィゲイラス 5.0
攻守両面で凡庸な出来

(→パンデフ 5.5)
タメを作って全体の押し上げを図った

88 リンコン 5.5
献身的に守備をこなしていた

20 ティノ・コスタ 5.0
攻守に存在感を発揮できず

93 ラクサール 5.0
ビアビアニの対応に追われ続けた

FW
22 ラゾビッチ 5.0
1本際どいシュートを放つも、守備を懸命にこなすばかりだった

(→カペル 5.0)
攻撃を活性化しきれず

13 ガクペ 5.0
相手のセンターバック2枚に封じられた

10 ペロッティ 5.5
その回数は少なかったが、鋭いドリブルでダンブロージオを退場に追い込む

監督
ガスペリーニ 5.0
終始、インテルに圧倒され続け、反撃に出ることができなかった

★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
ムリージョ(インテル)
▽ミランダとともにジェノアの攻撃をシャットアウト。リャイッチの決勝ゴールも自身が飛び込んだことで生んだ。

インテル 1-0 ジェノア
【インテル】
リャイッチ(後14)

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長友佑都が目指すべき存在、衰え見せなかった“鉄人”ハビエル・サネッティ

長年トップレベルで変わりないパフォーマンスを披露し続けることが困難なサッカー界。しかし、中には次々と出てくる若き才能に負けず、そのポジションを守り続ける男もいる。 Jリーグでは、先日53歳でJ1出場を果たした三浦知良(横浜FC)という偉大なレジェンドがいる一方で、出場機会を求めてJ1の舞台からJ2へと40歳で移った遠藤保仁(ジュビロ磐田)もいる。 日本代表に目を向ければ、2010年の南アフリカ・ワールドカップから2014年のブラジル大会、2018年のロシア大会と3大会連続でレギュラーとしてプレーし、今なお日本代表に呼ばれているDF長友佑都(マルセイユ)が居る。後輩たちの突き上げにも負けない意欲を見せており、34歳にして新たなリーグに挑戦する。 その長友が尊敬してやまない男も、また長年ポジションを守り続けてきた。元アルゼンチン代表DFハビエル・サネッティだ。 <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">◆ネッラズーリの永遠の背番号「4」 </div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2020/Zanetti5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 1995年に母国アルゼンチンのバンフィエルドからインテルに加入したサネッティは、2014年に現役を引退するまでの約20年間を「ネラッズーリ(青と黒)」に捧げ、クラブ歴代最多の公式戦出場858試合の記録を保持している。 1999年からはキャプテンを務めると、強烈なキャプテンシーでチームをまとめ上げ、インテルでは5回のセリエA制覇、4度のコッパ・イタリア優勝を経験。2009-10シーズンにはチャンピンズリーグ優勝も成し遂げ3冠を達成するなど、多くの功績を残してきた。 その功績はサポーターからも認められ、本拠地サン・シーロでのラストゲームでは、背番号「4」の下に「EVER」の文字をあしらった「サネッティは4ever(フォーエバー、永遠)」という意味の特製のユニフォームが用意。背番号「4」はインテルの永久欠番に指定された。 <div id="cws_ad">◆入団、三冠、引退試合…サネッティとインテルが歩んだ道<br/><div style="margin:0 auto; max-width:100%; min-width:300px; " ><div style="position: relative; padding-bottom:56.25%; height: 0; overflow: hidden; "><iframe src="https://embed.dugout.com/v2/?p=eyJrZXkiOiJZMjJvcWNhTSIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0=" style="width: 300px; min-width: 100%; position: absolute; top:0; left: 0; height: 100%; overflow: hidden; " width="100%" frameborder="0" allowfullscreen scrolling="no"></iframe></div></div><div style="text-align:center;" id="cws_ad"><hr><a href="https://web.ultra-soccer.jp/link.php?url=https://ryan.onelink.me/C7cD/1fb76a70&c=sega_20201031_1">バティストゥータ、サネッティ、ベロンが<br />「サカつくRTW」に登場!</a><hr></div><div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">◆長友とサイドバックコンビを形成 </div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2020/Zanetti4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> サネッティは、2014年に現役を引退するまでの3年間、長友ともチームメイトとしてプレーしている。右サイドのサネッティ、左サイドの長友と、インテルの両サイドバックをこの2人が担う時期もあった。 長友がセリエA初ゴールを決めた際には、サネッティとともに披露した「お辞儀」パフォーマンスがイタリアでも大きな話題となり、その後のインテル内で流行するほど。サネッティには長友の誠実さが伝わり、良い関係を築いていた。 長友自身もサネッティについて最も尊敬している選手だと明かしており、「サネッティのように30代後半まで活躍できる選手になりたい」と語っている。 実際、サネッティは現役最後のシーズンとなった2013-14シーズンも39歳ながら、公式戦48試合に出場するフル稼働。さらにそのほとんどすべてが先発での出場であり、衰えをみせることなくスパイクを脱いでいた。 <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">◆重宝されるスキルとユーティリティ性 </div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2020/Zanetti3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> サネッティがキャリアを長く続けられた理由の一つに、そのユーティリティ性が挙げられる。左右のサイドバックはもちろん、センターバックやボランチに加えサイドのアタッカーも務めることができた。上下動を繰り返す豊富な運動量に加え、馬力と闘志に溢れるディフェンス、アタッカー顔負けのドリブルで攻守問わずに活躍ができる選手だった。 その一流の能力に加え、チームをまとめる強烈なキャプテンシー、長年のキャリアにおいて大きなケガをしていないタフさ、さらにはプロキャリアを通して退場はわずか1回というフェアプレー精神までも併せ持っており、監督としては是が非でもチームに置いておきたい存在だったと言える。 <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">◆ベテランとして生きる道 </div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2020/Zanetti2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> サネッティ然り、経験豊富なベテランというだけでは重宝はされない。当然ながら戦力として結果を残せることが、現役選手として生き残る道だ。 ケガなくプレーすることはもちろん、フィジカルレベルを保つこと、そしてチームに経験と安定感をもたらせることは何よりも必要なこと。ミランに復帰してから再びその才能を遺憾なく発揮しているFWズラタン・イブラヒモビッチも良い例だろう。 常に結果を残し続けてきた男は、そのキャラクターもさることながら、ピッチ上でのパフォーマンスで観るものをガッカリさせたことはない。 きっと、我々がガッカリすることなく、イブラヒモビッチはピッチから去っていくはずだ。そして、結果を残すだけでなく、チームメイトへ与える影響が大きいからこそ、ベテランでありながらも重宝される。 長友の後継者探しは日本代表にとっては解決しなければいけない問題であることは間違いない。一方で、長友が尊敬してやまないサネッティになることも、日本がワンランク上に上がるためには必要だろう。ベテランとはそういった存在にならなければならないのだ。 <div style="text-align:left;" id="cws_ad"><hr>長友佑都も尊敬してやまないアルゼンチンの英雄サネッティが、大人気スポーツ育成シミュレーションゲーム『プロサッカークラブをつくろう!ロード・トゥ・ワールド』(サカつくRTW)に登場!<br /><br />サネッティとともにアルゼンチン代表として1998年のフランスW杯で日本代表と戦った、FWガブリエル・バティストゥータとMFファン・セバスティアン・ベロンも同時に登場している。『サカつくRTW』で“鉄人”の姿を観たい方は是非一度チェックしよう。</div><hr> 2020.11.02 13:30 Mon

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