恐喝被害のヴァルブエナが沈黙を破る! 「ベンゼマの行為に落胆している」
2015.11.28 00:32 Sat
▽リヨンに所属するフランス代表MFマテュー・ヴァルブエナが、代表のチームメートであるレアル・マドリーFWカリム・ベンゼマも関与が疑われている恐喝被害に関して、コメントを残した。同選手がフランス『Le monde』で語っている。
▽ヴァルブエナは先日、自身と恋人が映された“セックステープ”を巡る恐喝事件の被害者となった。この事件に関しては、元フランス代表FWジブリル・シセ(後に無実であることが判明)らと共に同選手の連絡先を友人に紹介したベンゼマが、恐喝に関与したとの疑いで今月4日にパリ近郊のヴェルサイユ警察に身柄を拘束され、恐喝罪と共謀罪で起訴された。
▽ベンゼマは、この事件に関して仲介役を務めた事実は認めながらも恐喝には関わっていないと主張。ヴァルブエナ自身もベンゼマが身柄を拘束された直後に自身のSNS上に同選手とのツーショット写真を挙げるなど、同僚の無実を支持する行動を見せていた。
▽しかし、今回『Le monde』のインタビューで事件に関して重い口を開いたヴァルブエナは、ベンゼマが積極的に恐喝事件に関わっていたとの驚きの証言を行った。
「彼(ベンゼマ)の話し方は積極的ではなかった。そして、彼は金銭に関して言及はしていなかった。だけど、僕は彼に言われて人と会ったんだ」
「僕は一連の彼の行動に失望している。そこには明確にリスペクトを欠いていたからね。そして、彼は事件が発覚した後に、自分が僕の連絡先を教えただけだということを繰り返し主張していたんだ」
▽また、ヴァルブエナは当初、ベンゼマを擁護しようと考えていたものの、後にベンゼマとその友人の盗聴記録が表に出たことで、同選手への怒りを露わにしている。
「ベンゼマは全てを理解していたと思っている。彼は賢いことに金銭の話は一切出さなかったけど、僕と彼ら(恐喝事件の加害者)が会う時点でそれは明確だった」
「事件発覚後に彼から自分の名前が世間に出てしまったということを伝えられたんだ。そのときは、彼に“何の心配もしなくていい”と話した。ただ、心の中では彼が僕と加害者を会せようとしたことに疑問を抱いていた」
「さらに彼は自分の娘のことなども考えて、この狂った騒動を否定しようと働きかけてきた。ただ、僕は1人の良識な市民として通報を行い、その結果、彼の名前が世に出てもどうすることもできないと伝えたんだ」
「ただ、彼とジブリルの違いはジブリルが僕と誰かの面会を望まなかったのに対して、彼はそれを望んだということだった」
「(盗聴の記録を聞いて)間違いなく僕はがっかりしている。それは落胆なんてものではない。彼は僕を騙そうとしていたと感じている」
「僕は擁護できない人間を守れない。最悪の敵には、そんなことはできない。最初に事件が発覚した時には、カリム・ベンゼマが関与しているとは思わなかった。捜査では彼と僕の会話内容は程なく明らかになっているしね」
「警察は僕に心配しなくていい。あなたの証言はいらないと言ってくれている。僕は非常に落胆している。僕たちの間には互いをリスペクトする気持ちはないようだね」
▽なお、今回のヴァルブエナの証言によって、ベンゼマは最大5年の禁固刑を求刑される可能性が現実味を帯びてきた。
▽ヴァルブエナは先日、自身と恋人が映された“セックステープ”を巡る恐喝事件の被害者となった。この事件に関しては、元フランス代表FWジブリル・シセ(後に無実であることが判明)らと共に同選手の連絡先を友人に紹介したベンゼマが、恐喝に関与したとの疑いで今月4日にパリ近郊のヴェルサイユ警察に身柄を拘束され、恐喝罪と共謀罪で起訴された。
▽ベンゼマは、この事件に関して仲介役を務めた事実は認めながらも恐喝には関わっていないと主張。ヴァルブエナ自身もベンゼマが身柄を拘束された直後に自身のSNS上に同選手とのツーショット写真を挙げるなど、同僚の無実を支持する行動を見せていた。
「彼(ベンゼマ)の話し方は積極的ではなかった。そして、彼は金銭に関して言及はしていなかった。だけど、僕は彼に言われて人と会ったんだ」
「彼は“セックステープ”に関しての問題を解決するため、“何人かの悪党”と話し合いをしてくれていると語っていた。同様に僕がビデオの公開を望まないならば、問題はないと言っていた。ただ、その代わりに彼の友人と会う必要があると繰り返し話してきた」
「僕は一連の彼の行動に失望している。そこには明確にリスペクトを欠いていたからね。そして、彼は事件が発覚した後に、自分が僕の連絡先を教えただけだということを繰り返し主張していたんだ」
▽また、ヴァルブエナは当初、ベンゼマを擁護しようと考えていたものの、後にベンゼマとその友人の盗聴記録が表に出たことで、同選手への怒りを露わにしている。
「ベンゼマは全てを理解していたと思っている。彼は賢いことに金銭の話は一切出さなかったけど、僕と彼ら(恐喝事件の加害者)が会う時点でそれは明確だった」
「事件発覚後に彼から自分の名前が世間に出てしまったということを伝えられたんだ。そのときは、彼に“何の心配もしなくていい”と話した。ただ、心の中では彼が僕と加害者を会せようとしたことに疑問を抱いていた」
「さらに彼は自分の娘のことなども考えて、この狂った騒動を否定しようと働きかけてきた。ただ、僕は1人の良識な市民として通報を行い、その結果、彼の名前が世に出てもどうすることもできないと伝えたんだ」
「ただ、彼とジブリルの違いはジブリルが僕と誰かの面会を望まなかったのに対して、彼はそれを望んだということだった」
「(盗聴の記録を聞いて)間違いなく僕はがっかりしている。それは落胆なんてものではない。彼は僕を騙そうとしていたと感じている」
「僕は擁護できない人間を守れない。最悪の敵には、そんなことはできない。最初に事件が発覚した時には、カリム・ベンゼマが関与しているとは思わなかった。捜査では彼と僕の会話内容は程なく明らかになっているしね」
「警察は僕に心配しなくていい。あなたの証言はいらないと言ってくれている。僕は非常に落胆している。僕たちの間には互いをリスペクトする気持ちはないようだね」
▽なお、今回のヴァルブエナの証言によって、ベンゼマは最大5年の禁固刑を求刑される可能性が現実味を帯びてきた。
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