週末チェルシー戦控えるスパーズ、ケインの6戦連続弾で決勝T進出が決定《EL》

▽トッテナムは26日、ヨーロッパリーグ(EL)グループJ第5節でカラバフとのアウェイ戦に臨み、1-0で勝利した。

▽週末のプレミアリーグでチェルシーとの対戦を控えるトッテナムだが、ポチェッティーノ監督はメンバーを落とさずに試合に臨む。最前線には、公式戦5試合連続ゴール中のケインを起用。セントラルMFにライアン・メイソンとエリック・ダイアーを据え、2列目はソン・フンミン、デル・アリ、エリクセンを並べた。

▽立ち上がり、先にチャンスを迎えたのは、デル・アリがケインに近い位置でプレーしたトッテナム。4分、ケインのパスからR・メイソンが強いミドルシュートを放つも、これはGKにセーブされる。さらにトッテナムは16分にビッグチャンス。ボックス右のトリッピアーが折り返したボールをデル・アリがボレーで叩くも枠を捉えられず、先制とはならない。
▽ハーフタイムにかけてもトッテナムが試合の主導権を掌握したが、カラバフの守備を崩しきれず。逆に前半終了間際にはカウンターを浴びてピンチを迎えるなどしたトッテナムは、ゴールレスのまま前半を終える。

▽迎えた後半も攻めるトッテナムは、64分にペナルティアークのソン・フンミンが左足で放ったシュートがバーに直撃。さらにトッテナムは、77分に右からのクロスに合わせたデル・アリのシュートがポストにヒットするも、直後にゴールを割る。エリクセンのCKをニアでソン・フンミンが触ると、最後はゴール至近距離のケインが頭で押し込んで均衡を破った。▽結局、ケインの最近6試合で9得点目となるゴールを決勝弾としたトッテナムが敵地で勝ち点3を獲得。最終節を前に決勝トーナメント進出を決めた。なお、同グループのモナコvsアンデルレヒトは、アウェイのアンデルレヒトが0-2で勝利。最終節でモナコをホームに迎えるトッテナムは、今週の日曜日にプレミアリーグのチェルシー戦をホワイト・ハート・レーンで戦う。

◆ELグループJ順位表(第5節終了時点)
1 トッテナム 10☆
2 アンデルレヒト 7
3 モナコ 6
4 カラバフ 4
※☆はGS突破決定