BATEvsレバークーゼンは痛み分けのドロー! バルセロナの決勝T進出が決定《CL》

▽チャンピオンズリーグ(CL)・グループE第5節のBATEボリソフvsレバークーゼンが、24日に開催され、1-1のドローに終わった。

▽ここまで無敗のバルセロナ(勝ち点10)が一歩抜け出したグループEで、2位のローマ(勝ち点5)と共に熾烈な決勝トーナメント進出争いの真っただ中にいる最下位のBATE(勝ち点3)と3位のレバークーゼン(勝ち点4)が対峙した一戦。

▽試合は予想外のスタートとなった。開始2分、ボックス左でA・ボロジコからパスを受けたゴルディチュクがカットインから右足でシュートする。これがGKレノの正面を突くも、若きドイツ代表GKはこのシュートをキャッチできず、股間を抜けたボールがゴールネットに吸い込まれた。
▽守護神の信じられないミスでビハインドを背負ったレバークーゼンは、ここから反撃に出る。だが、リードを奪ったことで重心を後ろに置いたBATEの堅守を前になかなか攻撃の形を作れない。逆にフレブを経由したカウンターに晒されるが、ここはDFターのフィジカルを生かした守備で何とか失点を免れた。

▽その後も攻め手を見いだせない時間が続くレバークーゼンは、ハーフタイム直前の45分に絶好の同点機。相手のミスからショートカウンターに転じると、ボックス右でメーメディが折り返したボールをゴール前でフリーのエルナンデスがワンタッチシュート。だが、枠の右を捉えたボールはGKチェルニクが懸命に伸ばした左足に阻まれた。▽迎えた後半、立ち上がりから決死の猛攻を見せるレバークーゼンは、持ち味のスピードと攻守の切り替えでBATEを圧倒。サイドを破ってはベララビやエルナンデスに続けて決定的な場面が訪れるも、これを決め切ることができない。

▽その後も攻勢を続けるレバークーゼンは68分、ボックス右でチャルハノールから浮き球のパスを受けたメーメディが浮き球で折り返すと、右足のアウトサイドにかかったボールがファーポストの内側を叩いてそのままゴールに吸い込まれた。

▽幸運な形で試合を振り出しに戻したレバークーゼンは、その勢いのままに勝ち越しゴールを目指す。試合終了間際の88分には左サイドを突破したヴェンデウのシュート性のクロス、90分にはボックス右でユルチェンコがシュートを狙うが、いずれも相手守備に阻まれ、試合は1-1のままタイムアップ。互いに勝ち点1を分け合う痛み分けのドローに終わった。

▽なおこの結果、同日に2位ローマとのホームゲームを戦うバルセロナは、試合前に決勝トーナメント進出を決めた。