後半から出場のカリニッチが2ゴールもドローどまりのヴィオラが首位陥落《セリエA》

2015.11.23 01:05 Mon
フィオレンティーナは22日、セリエA第13節でエンポリとホームで対戦し、2-2で引き分けた。
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▽前節サンプドリア戦を2-0で勝利し、3連勝中の首位フィオレンティーナ(勝ち点27)が、12位エンポリ(勝ち点14)をホームに迎えた一戦。カリニッチをベンチスタートとし、ババカルを最前線に置く[4-3-3]の布陣で臨んだフィオレンティーナが立ち上がりからポゼッションを高めてエンポリを押し込む展開となった。▽しかし、徐々に丁寧なビルドアップでエンポリに対抗されると、16分にマッカローネにGKを強襲するシュートを浴びせられてしまう。そして18分、先制を許す。サポナーラの浮き球パスに抜け出したリバヤにボックス右に侵入されてシュートを突き刺された。さらに27分、FKのルーズボールを拾ったビュヘルの強烈なミドルシュートがゴールを捉えてエンポリに追加点を許してしまう。
▽ハーフタイムにかけてもポゼッションでは上回るフィオレンティーナだったが、シュートに持ち込めず、低調な内容で前半を2点ビハインドで終えた。

▽迎えた後半頭からカリニッチとベルナルデスキの両アタッカーを投入したフィオレンティーナは[4-4-2]に変更。カリニッチがババカルと2トップを形成し、ベルナルデスキは右サイドに配置された。すると56分、左サイドのマルコス・アロンソのクロスにカリニッチが頭で合わせてフィオレンティーナが1点を返した。
▽さらに61分、ベルナルデスキの浮き球スルーパスに抜け出したババカルがボックス右に侵入すると、折り返したボールをカリニッチが押し込み、試合を振り出しに戻した。

▽そして64分のマッカローネのミドルシュートをGKタタルサヌがセーブしたフィオレンティーナは、試合終盤にかけて一方的に押し込んだものの、決定打が出ずにタイムアップ。連勝が3で止まり、ナポリと同勝ち点で並んだことで直接対決の結果によりフィオレンティーナは首位陥落となった。

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