柿谷の同僚18歳FWエンボロの“神対応”に相手選手はキス、主審は握手!

2015.11.11 21:45 Wed
▽将来を嘱望されている若者は、プレーだけでなく素晴らしい心の持ち主だった。FW柿谷曜一朗が所属するバーゼルのスイス代表FWブレール・エンボロ(18)が、8日に行われたグラスホッパーとのリーグ戦で“神対応”を披露した。イギリス『101greatgoals』が伝えている。

▽その出来事が起こったのは、グラスホッパーが3-2と1点リードして向かえた86分だった。バーゼルは、左サイドからDFベーラン・サファリが相手DFをかわしてクロスを上げると、クリアボールをボック内でフリーのDFタウラント・シャカが蹴り込む。しかし、これはゴール前で人に当たり、審判はCKの判定を下した。

▽追いつきたいバーゼルは、シャカがすぐさまボールをセットし、蹴ろうとすると何やらボックス内で主審を囲み人だかりが…。
▽両チームが揉めているのかと思われたが、すぐさま選手たちは解散。そして次の瞬間、グラスホッパーの選手がエンボロに向かって拍手をし1人の選手は頬にキス、さらに主審がエンボロに握手を求めに行ったのだ。

▽実は、シャカが放ったシュートは、相手DFではなくゴール前のエンボロに当たりピッチの外へ。審判はCKの判定を下したが、エンボロは黙認することはなく、自分に当たったとアピールし、自ら判定を覆していたのだ。
▽結局、試合はそのまま3-2でグラスホッパーが勝利。誤審を見逃してCKを迎えていれば、同点に追いつくチャンスはあったかもしれないが、エンボロの良心がそれを許さなかった。

▽なお、この試合でエンボロは2-2の同点に追いつくゴールを決めており、しっかりと結果も残している。興味のある方は以下のURLから誠実なエンボロの対応をご確認ください。

◆期待の若手FWエンボロの神対応
https://www.youtube.com/watch?v=6pymf_mep2o

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