フィオレンティーナがサンプドリアに快勝で首位タイキープ 監督も満足

2015.11.09 07:44 Mon
8日に行われたセリエA第12節でフィオレンティーナサンプドリアと対戦し、敵地で2-0の勝利を飾った。パウロ・ソウザ監督は、チームのここまでの戦いぶりに満足している様子だ。

好調フィオレンティーナは10分、ズカノビッチのハンドで手にしたPKのチャンスをイリチッチが決めて先制すると、その後も主導権を握る。16分にはバデリが浮き球のスルーパスを出してカリニッチが抜け出す決定機をつくった。これはシュートが枠外だったが、1点リードのまま折り返す。

後半に入って58分には待望の追加点。カリニッチとイリチッチのコンビネーションでサンプドリアのディフェンスラインを混乱させると、最後はイリチッチの折り返しにカリニッチが合わせてゴールを挙げ、2-0とした。

その後もサンプドリアの反撃を抑えたフィオレンティーナは、2点差を維持して勝ち点3を獲得。同日の試合で勝利したインテルと同じく勝ち点を27として、中断期間に入る。

「我々は、自分たちのポテンシャルを知っている強いチームだ。試合ごとにそれを証明している。これを続けられるといいね。我々は今、妥当な結果を手にしている。ファンはこの順位にふさわしいし、我々もふさわしいはずだね」

ただ、スクデット(セリエA優勝)を目標に掲げるのは早いと感じているようだ。

「私は何も言っていない。我々はみんなと争いたい。スクデットはシーズンの最後に決まるものだ。我々にはみんなと争いたいという強い気持ちがある。良い試合をして、それぞれの試合で勝利を目指していく」

フィオレンティーナはこれで公式戦4連勝。次節はエンポリと対戦する。

提供:goal.com

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