武藤も得点に絡みホームで2-0 マインツが5試合ぶりの勝利《ブンデスリーガ》
2015.11.08 02:31 Sun
現地時間7日、ブンデスリーガ第12節のマインツvsヴォルフスブルクが行われ、マインツが2-0で勝利した。日本代表FW武藤嘉紀はフル出場で勝利に貢献した。
開始から主導権を握り続けたのは、アウェイで戦うヴォルフスブルクだった。ボールを動かし続けて、決定的なチャンスはないもののゴールを狙っていく。
そのヴォルフスブルクにアクシデントが訪れる。13分、相手陣でのルーズボールの争いで、ドラクスラーがハイキックの反則で一発レッドカードを受けてしまう。故意には見えないものだったが、主審はちゅうちょなく退場を宣告した。
それでもボールを奪いにいかないマインツは、ヴォルフスブルクにボールを動かされ続ける。だが、先制したのはマインツだった。31分、縦パスを受けた武藤が鋭く反転して左サイドへ展開。サンペリオのクロスは相手GKに弾かれたが、ファーサイドでこぼれたところを詰めていたデ・ブラシスが押し込んだ。
後半開始から、マインツは攻守に積極的な姿勢を示す。前線からボールを奪いにいき、後半開始3分後にはクロスに武藤が飛び込むなど、ヴォルフスブルクゴールに迫った。
武藤は68分にはチャンスをつくり出す。右サイドに流れて長いパスを引き出し、ボックス右からクロス。ゴール前に走り込んだマリのシュートはミートしなかったが、惜しい場面を演出した。
すると75分、武藤とマリのコンビで追加点が生まれる。自陣からドリブルで持ち上がった武藤は、すかさずゴール前へと向けて斜めのパス。走り込んだマリがうまいファーストタッチで相手をかわし、厳しい角度からシュートを放つと、このファーサイドへの一撃がゴールネットを揺らした。
1人多い優位性を生かしたマインツは、2-0のまま試合終了の笛を聞く。ブンデスリーガ5試合ぶりの勝利を手にした。
提供:goal.com
開始から主導権を握り続けたのは、アウェイで戦うヴォルフスブルクだった。ボールを動かし続けて、決定的なチャンスはないもののゴールを狙っていく。
そのヴォルフスブルクにアクシデントが訪れる。13分、相手陣でのルーズボールの争いで、ドラクスラーがハイキックの反則で一発レッドカードを受けてしまう。故意には見えないものだったが、主審はちゅうちょなく退場を宣告した。
それでもボールを奪いにいかないマインツは、ヴォルフスブルクにボールを動かされ続ける。だが、先制したのはマインツだった。31分、縦パスを受けた武藤が鋭く反転して左サイドへ展開。サンペリオのクロスは相手GKに弾かれたが、ファーサイドでこぼれたところを詰めていたデ・ブラシスが押し込んだ。
後半開始から、マインツは攻守に積極的な姿勢を示す。前線からボールを奪いにいき、後半開始3分後にはクロスに武藤が飛び込むなど、ヴォルフスブルクゴールに迫った。
武藤は68分にはチャンスをつくり出す。右サイドに流れて長いパスを引き出し、ボックス右からクロス。ゴール前に走り込んだマリのシュートはミートしなかったが、惜しい場面を演出した。
すると75分、武藤とマリのコンビで追加点が生まれる。自陣からドリブルで持ち上がった武藤は、すかさずゴール前へと向けて斜めのパス。走り込んだマリがうまいファーストタッチで相手をかわし、厳しい角度からシュートを放つと、このファーサイドへの一撃がゴールネットを揺らした。
1人多い優位性を生かしたマインツは、2-0のまま試合終了の笛を聞く。ブンデスリーガ5試合ぶりの勝利を手にした。
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