ドルトムント、首位に近づくチャンス トゥヘルは「最高級のパフォーマンスが必要」
2015.10.31 16:00 Sat
ドルトムントは、31日に行われるブンデスリーガ第11節の試合でブレーメンとアウェイで対戦する。トーマス・トゥヘル監督は試合に向けて、「最高級のパフォーマンスが必要」だと選手たちに発破をかけた。
前節アウグスブルクに5-1、DFBポカールではパダーボルンに7-1と大勝し、勢いを取り戻しているドルトムント。首位バイエルンが金曜日の試合でフランクフルトと引き分けて全勝が止まっただけに、差を縮めるチャンスとなる。
だが、14位と低調なブレーメンもポカールを含めたここ2試合は連勝。楽な試合は予想できないとして、指揮官は警戒する様子を見せた。会見でのコメントをクラブ公式サイトなどが伝えている。
「難しくなる可能性はある。ブレーメンは豊かな伝統を持ち、ブンデスリーガで長い間トップチームの一つだった。だが、現在の彼らは非常に読みにくいチームとなっている」
「今季も苦しんでいた時期があったが、最近ではマインツに勝ち、DFBポカールでもケルンに勝っている。だから我々は新たに自信をつけたチームと戦うことになると思う。彼らに勝利するためには最高級のパフォーマンスが必要だろうね」
パダーボルン戦では、これまで定位置を確保できていないMFゴンサロ・カストロやFWアドリアン・ラモスなどが好調なプレーを見せたが、今後はそういった選手たちの起用も増える可能性があるのだろうか。
「ターンオーバーを敷くこと自体が目的なわけではないし、これに関して決まった形はない。チームにとって効果的だと感じれば、もちろんそうするつもりだ。各選手の調子によっても状況が変わるかもしれない」
「もちろん、レギュラーと呼べる選手が13~15人ほどいて、全員が常に競争を意識し、誰がプレーしても連係面で機能するのであればそれが望ましい。その点では時間が必要だったが、我々はここに来て成長できたと思う。今は10人だけでなく、それ以上のフィールドプレーヤーが高いレベルで勝利を目指すことができるようになっているね」
提供:goal.com
前節アウグスブルクに5-1、DFBポカールではパダーボルンに7-1と大勝し、勢いを取り戻しているドルトムント。首位バイエルンが金曜日の試合でフランクフルトと引き分けて全勝が止まっただけに、差を縮めるチャンスとなる。
だが、14位と低調なブレーメンもポカールを含めたここ2試合は連勝。楽な試合は予想できないとして、指揮官は警戒する様子を見せた。会見でのコメントをクラブ公式サイトなどが伝えている。
「難しくなる可能性はある。ブレーメンは豊かな伝統を持ち、ブンデスリーガで長い間トップチームの一つだった。だが、現在の彼らは非常に読みにくいチームとなっている」
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「ターンオーバーを敷くこと自体が目的なわけではないし、これに関して決まった形はない。チームにとって効果的だと感じれば、もちろんそうするつもりだ。各選手の調子によっても状況が変わるかもしれない」
「もちろん、レギュラーと呼べる選手が13~15人ほどいて、全員が常に競争を意識し、誰がプレーしても連係面で機能するのであればそれが望ましい。その点では時間が必要だったが、我々はここに来て成長できたと思う。今は10人だけでなく、それ以上のフィールドプレーヤーが高いレベルで勝利を目指すことができるようになっているね」
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