首位にも浮かれず攻めの姿勢のガルシア「CL優勝という奇跡だって…」

2015.10.28 14:36 Wed
ローマのルディ・ガルシア監督は、首位浮上に浮かれていない。28日に行われるセリエA第10節ウディネーゼ戦を前に、守るよりも攻めの姿勢が大事だと強調している。

前節でフィオレンティーナとの頂上決戦を制し、単独首位に浮上したローマ。だが、ウディネーゼ戦を落とすことがあれば、「三日天下」に終わってしまう。ガルシア監督は27日の会見で、さらなる躍進が必要だと述べた。イタリアメディアが伝えている。

「我々は順位表を見ていない。ただ、今は加速していくべき時期だ。首位を守ろうとはしたくない。攻めて勝ち点3を狙っていきたいんだ。試合のたびに勝利を目指す。それが我々のメンタリティーだよ」

「サッカーではあっという間に状況が変わる。我々のように3日おきに試合をしていればなおさらだ。だからこそ、良くないときに悲観的にならず、良いときも浮かれない姿勢が大事だと思う。ローマが優勝候補という関係者の声が大きくなっている? 首位になったからといって、優勝候補になったわけじゃない。過去を振り返ったり、順位表を見ても意味はないんだ。ウディネーゼ戦は今季最も重要な試合だと考えることが大事だよ」

悲願のスクデット獲得が期待されるローマだが、チャンピオンズリーグ(CL)ではグループ最下位と苦しんでいる。欧州の舞台ではなく、イタリア国内の戦いに集中すべきとの声もあるが、ガルシア監督の考えは違うようだ。

「それは絶対にない。我々はすべての大会で勝利を望む。もちろん、リーグ戦が日々のパンであり、CL優勝に奇跡が必要なことは確かだ。だが、人生には奇跡もあるんだよ…。とにかく、そういうことを考える前に、まずはグループステージを突破することが大事だ」


提供:goal.com

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