古巣マインツと対戦するトゥヘル、教え子たちとの再会は「楽しみ」
2015.10.16 08:41 Fri
ドルトムントは16日に行われるブンデスリーガ第9節で、敵地にてマインツと対戦する。初めて相手チームの監督としてマインツに向かうトーマス・トゥヘル監督にとっては、特別な一戦になりそうだ。
今シーズンからドルトムントを率いるトゥヘル監督にとって、初めて指揮を執ったプロチームがマインツだった。2008年夏に同クラブのU-19チームの監督に就任すると、1年目で国内タイトルを獲得。翌年の夏、35歳でトップチームを預かることになり、その後5年間マインツを率いた。
試合に向け、15日に会見に臨んだトゥヘル監督。古巣と戦う心境を聞かれ、次のように答えている。
「マインツは、私にとって第二の故郷になったね。キャリアの話だけにとどまらず、子供2人もマインツにいたころに生まれたし、家族にとっても非常に印象深い時期だったよ。(ゼネラルマネジャーの)クリスティアン・ハイデルやアカデミーを統括するフォルカー・ケルスティングが信じられないほど の信頼を寄せてくれたから、私は成長できたんだ」
「だから、マインツに訪れて試合をすることやホテルに泊まることには、少しばかり違和感があるかもしれない。でも私が知る限り、たくさんの人たちが個人的に私のことを応援してくれるようで、うれしいことだね」
当時、マインツとは2015年までの契約を交わしていながら、2013-14シーズン途中にシーズン後から休養を取る決断を下した。トゥヘル監督は、今でもその決断は正しかったと信じている。
「休みを取る決断により、チームにポジティブな影響を与えることができたんだ。チームにとって最善の決断であり、一つの道がそこで終わるとも確信していた。1年間ユースを指導し、5年間トップチームの監督を務めてと、長く充実した時間を過ごした。良い時期に離れたかったんだ。 ただ、大きな話題になってしまったことは今でも残念に思っている」
街のこともはもちろんだが、かつての教え子たちとの再会も楽しみにしている。
「相手チームの選手たちをよく知ることはアドバンテージになるか? 彼らも私のことを知っているけれど、確かに少しばかりアドバンテージになるかもしれない。とにかく彼らに会うことを楽しみにしているよ。彼らもきっと私との対戦を楽しみにしているに違いないね」
提供:goal.com
今シーズンからドルトムントを率いるトゥヘル監督にとって、初めて指揮を執ったプロチームがマインツだった。2008年夏に同クラブのU-19チームの監督に就任すると、1年目で国内タイトルを獲得。翌年の夏、35歳でトップチームを預かることになり、その後5年間マインツを率いた。
試合に向け、15日に会見に臨んだトゥヘル監督。古巣と戦う心境を聞かれ、次のように答えている。
「マインツは、私にとって第二の故郷になったね。キャリアの話だけにとどまらず、子供2人もマインツにいたころに生まれたし、家族にとっても非常に印象深い時期だったよ。(ゼネラルマネジャーの)クリスティアン・ハイデルやアカデミーを統括するフォルカー・ケルスティングが信じられないほど の信頼を寄せてくれたから、私は成長できたんだ」
「だから、マインツに訪れて試合をすることやホテルに泊まることには、少しばかり違和感があるかもしれない。でも私が知る限り、たくさんの人たちが個人的に私のことを応援してくれるようで、うれしいことだね」
当時、マインツとは2015年までの契約を交わしていながら、2013-14シーズン途中にシーズン後から休養を取る決断を下した。トゥヘル監督は、今でもその決断は正しかったと信じている。
「休みを取る決断により、チームにポジティブな影響を与えることができたんだ。チームにとって最善の決断であり、一つの道がそこで終わるとも確信していた。1年間ユースを指導し、5年間トップチームの監督を務めてと、長く充実した時間を過ごした。良い時期に離れたかったんだ。 ただ、大きな話題になってしまったことは今でも残念に思っている」
街のこともはもちろんだが、かつての教え子たちとの再会も楽しみにしている。
「相手チームの選手たちをよく知ることはアドバンテージになるか? 彼らも私のことを知っているけれど、確かに少しばかりアドバンテージになるかもしれない。とにかく彼らに会うことを楽しみにしているよ。彼らもきっと私との対戦を楽しみにしているに違いないね」
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