ホアキン獲得を振り返るベティスSD 「人生で最も困難な仕事だった」

2015.10.13 22:59 Tue
今夏フィオレンティーナからベティスに復帰した元スペイン代表MFホアキン・サンチェスだが、エドゥアルド・マシアSD(スポーツディレクター)はホアキンに関する交渉が非常に困難を伴うものだったと認めている。

フィオレンティーナと2018年まで契約を残していたホアキン。しかしながら、下部組織時代を過ごしたクラブからオファーを受け、フィオレンティーナに移籍志願の旨を伝えて移籍市場最終日に古巣復帰が決定した。

フィオレンティーナ側は当初ホアキンの放出を渋っていた。ホアキンを主力選手としてプロジェクトの一部に取り込んでいたからだ。それでも、最終的には本人の意思とマシアSDの懇願により、移籍を容認している。

マシアSDはスペイン『マルカ』のインタビューでホアキン復帰をこのように振り返った。

「ホ アキン復帰の時期だったと思う。彼の能力やチームへの貢献度をいまさら話す必要もないだろう。ずっとベティスの一員だった選手について話していたんだ。ホ アキンは行く先々でベティスモ(ベティス主義)をにじみ出させていた。バレンシア所属時には、私の実の父親がそう言っていたよ。ホアキンはベティスを体現 している選手だ」

「ホアキンはまるで一度もベティスから移籍したことがないような男だ。ずっとレンタル移籍していて、適切な時期に戻って きたみたいだよ。彼は新しいベティスを構築している段階で復帰を決めた。彼自身も知らないベティスだ。それが彼のモチベーションになった。彼の影響は測り知れない。言葉で表せないほどだよ」

以前はフィオレンティーナで働いていたマシアSD。2013年にはマラガからホアキンをフィオレンティーナに引っ張ってきたが、今回は同選手をベティスに移籍させることになった。

「フィオレンティーナを去った時から、私は今回のような問題を抱えるだろうと予想していた。ホアキンは私がベティスに来てから電話をくれるようになった。ホアキンとベティスの物語は小説にできるくらいさ…」

「ホアキンを復帰させるのには、大変な苦労があった。それは事実だ。私は以前働いていたクラブに対して、契約を残すホアキンがベティスに復帰する理由を説明する必要があった。厳しい交渉だったよ」

「ベティスの首脳陣や監督は私の味方だった。だが私は自らホアキンを連れて行ったクラブに、今度はベティスに戻ることを納得させなければいけなかった。それに彼はチーム有数の選手だったから、ファンにも理解してもらわなければいけなかった」

マシアSDは、結果的にホアキンを連れ戻すことができて安堵している。

「私の人生で最も困難な仕事のひとつだった。ほかのどの選手よりもね。ベティスモとしては非常に誇りを感じている。首脳陣、ファン、選手たちの希望を見たすことができたからね」

「ホアキンはクリスマスツリーに飾られる星のような存在だ。チーム作りを終えた頃、特別な何かを加える必要性を感じた。それがホアキンだったんだ。彼自身も多大な協力をしてくれた。私はそれに助けられたよ」
提供:goal.com

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