レバークーゼンがマインツ下し連敗ストップ 武藤は先発で81分まで《ブンデスリーガ》

2015.09.24 05:42 Thu
23日に行われたブンデスリーガ第6節、レバークーゼンvsマインツはホームのレバークーゼンが1-0で勝利を収めた。マインツFW武藤嘉紀は1トップで先発し、81分までプレーしている。

バイエルン、ダルムシュタットに続いて前節ドルトムントにも敗れて3連敗となり、その間ゴールを奪うこともできていなかったレバークーゼン。だがこの日は序盤から優勢に試合を進めた。

高い位置からのプレスでマインツを苦しめ、たびたびゴールに迫る。右サイドからのクロスに合わせた23分のヴェンデウのボレー、38分にベララビが右に持ち出してのシュートなどは特にゴールの気配を感じさせた。

一方のマインツはカウンターからのわずかなチャンスに望みを託すが、それもほとんど相手エリアまで届かない。19分には武藤がエリア内で仕掛けて倒れる場面もあったがPKの笛は吹かれなかった。

リーグ公式のデータで前半のシュート数はレバークーゼン13本に対してマインツはゼロ。ポゼッション65%と圧倒したホームチームだったが、最後の場面で精度を欠き、そのまま前半はお互いノーゴールで折り返した。

49分にはマリのパスを受けたクレメンスがようやくチームの初シュートを放ったマインツだが、その後も劣勢は続く。武藤も数少ないボールを何とか収めてチャンスの起点になろうと奮闘するが決定機にはつながらない。

一方的な内容ながらもゴールを奪えていないレバークーゼンは53分、クロスのこぼれ球に反応したエルナンデスが角度のない位置から狙うが、ボールはゴールラインのわずか手前を横切って行く。57分のチャルハノールの低いシュートもGKカリウスに弾かれ、押し込むこともできなかった。

レバークーゼンの焦りに付け込むようにマインツにも決定的なチャンスが生まれ始める。62分にはクレメンスのパスで抜け出したマリの決定的なチャンスをGKレノが辛うじてセーブ。67分には右サイドに抜け出した武藤が鋭いクロスを入れるが、GKの前に飛び込んだマリはシュートを打てず。

だが69分、待望の先制点を奪ったのはレバークーゼン。エルナンデスが中盤からドリブルで持ち上がり、エリア手間からシュートを放つと、コースに入っていたチャルハノールの体に当たったボールがカリウスの逆を突いてゴール右に収まった。

74分には交代出場のキースリンク、終了間際にはクラマーのシュートがいずれも右ポストを叩いて追加点を奪えなかったレバークーゼンだが、そのまま1-0で試合を終えて連敗を3でストップ。武藤は81分にベンチに退いて試合を終えた。

 


提供:goal.com

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