途中出場の富山の決勝弾で東京Vを撃破した首位大宮が5試合ぶりの勝利《J2》
2015.09.23 19:03 Wed
▽明治安田生命J2リーグ第33節の東京Vvs大宮が23日に行われ、アウェイの大宮が1-0で勝利した。
▽18分にはボックス内で澤井と競り合ったムルジャがうまく身体を入れてファウルを誘い、PKを獲得する。だが、ゴール左を狙ったムルジャのPKは東京VのGK佐藤にビッグセーブで防がれる。さらに24分には、壁の下を狙った横谷のFKが枠を捉えるも、今度はDF田村のスーパークリアに阻まれた。その後、ややペースダウンした試合はゴールレスのまま、後半へと折り返した。
▽迎えた後半、早い時間に高木善を投入した東京Vが後半最初の決定機を演出。53分、ボックス中央でDFを背負ってパスを受けた高木善が巧みなボディコントロールで前を向いてシュート。だが、GKの手を弾いたボールは左ポストを叩いた。
▽その後は互いに中盤が間延びしてカウンターの応酬となるが、共にミスが目立って攻め切れない。84分には左サイドを突破したアラン・ピニェイロがサイドをえぐってマイナスに出したチャンスボールをブルーノ・コウチーニョがシュートするが、ここはGK塩田の好守に阻まれた。
▽試合の均衡が破れたのは86分。右サイド深くでのスローインの流れからボックス右でパスを受けた富山が、角度のないところから左足の強烈なシュートをニア天井に突き刺し、大宮がようやく先制に成功する。その後、安在への危険なタックルでマテウスが一発レッドで退場となり、数的不利に陥るが、リードを最後まで守り切った。東京Vとの上位対決に競り勝った大宮が、5試合ぶりの勝利を手にした。一方、敗れた東京Vは長崎戦に続いてホームで2連敗を喫した。
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▽前節、ホームで長崎に敗れて5位に転落した東京V(勝ち点52)と、4戦未勝利で勢いを失っている首位の大宮(勝ち点68)が味の素スタジアムで対峙した上位対決。ホームの東京Vは前節から先発2人を入れ替え、安西と高木大が先発に復帰。対する大宮は累積警告で出場停止の家長とカルリーニョスに加え、主力数名を欠く状況。2トップは前節で1ゴールのムルジャとベテランFW播戸が組み、GKには塩田が起用された。▽今月初めの天皇杯での対戦と同様にアグレッシブな入りとなった試合は、序盤に澤井や南にシュートチャンスが訪れるなど、東京Vが押し気味に試合を運ぶ。だが、13分にスローインの流れからムルジャのヘディングシュートで最初の決定機を作った大宮は、徐々に試合の流れを引き寄せる。▽迎えた後半、早い時間に高木善を投入した東京Vが後半最初の決定機を演出。53分、ボックス中央でDFを背負ってパスを受けた高木善が巧みなボディコントロールで前を向いてシュート。だが、GKの手を弾いたボールは左ポストを叩いた。
▽一方、播戸に代えて富山を投入した大宮は60分過ぎにムルジャに続けて決定機も、いずれのシュートも枠を捉えきれない。
▽その後は互いに中盤が間延びしてカウンターの応酬となるが、共にミスが目立って攻め切れない。84分には左サイドを突破したアラン・ピニェイロがサイドをえぐってマイナスに出したチャンスボールをブルーノ・コウチーニョがシュートするが、ここはGK塩田の好守に阻まれた。
▽試合の均衡が破れたのは86分。右サイド深くでのスローインの流れからボックス右でパスを受けた富山が、角度のないところから左足の強烈なシュートをニア天井に突き刺し、大宮がようやく先制に成功する。その後、安在への危険なタックルでマテウスが一発レッドで退場となり、数的不利に陥るが、リードを最後まで守り切った。東京Vとの上位対決に競り勝った大宮が、5試合ぶりの勝利を手にした。一方、敗れた東京Vは長崎戦に続いてホームで2連敗を喫した。
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