出産立ち会い後に同点弾のマーティン 「素晴らしい1日」
2015.09.21 10:30 Mon
20日のプレミアリーグ第6節、リバプール対ノリッジ・シティは1-1の引き分けに終わった。この試合でノリッジの同点ゴールを決めたDFラッセル・マーティンのエピソードが話題を集めている。イギリス『デイリー・メール』など各メディアが伝えた。
48分に先制されたノリッジは、60分にCKのこぼれ球をマーティンが決めて追い付き、敵地で貴重な勝ち点1を獲得している。ファン・サポーターが陣取るエリアに向けて走ったマーティンは、両手で「ゆりかご」パフォーマンスを見せたが、これは自分の子どもへのパフォーマンスだった。しかも生まれたのは試合当日の午前中だったのだ。
マーティンの妻ジャスミンさんは16日が出産予定日だったが、状態が落ち着いていたため、19日にマーティンは翌日の試合に向けてリバプールへと移動した。しかし、そこで夫人が産気づいたため、急きょ自宅に戻ったのだという。試合後に本人が当時の状況について語った。
「妻が19時に兆候を感じて電話してきたけれど、確信が持てないと言うので、僕は『2時間待ってみよう』と言った。でも22時半になって妻が『生まれそう!』と電話してきたので、急いで車で自宅に戻ったんだ。妻を病院に連れていって付き添って、9時25分に無事、男の子が生まれた」
出産後マーティンは急いで飛行機でリバプールに戻ると、少し遅れてミーティングに参加し、現地時間14時開始の試合で先発メンバーに名を連ねた。さらに貴重な同点ゴールを決めたマーティンは「とても長くて、センセーショナルな24時間だったよ。でも少しも眠くはなかった。素晴らしい1日になったよ」と振り返っている。ちなみに名前は「議論している最中」だそうだ。
提供:goal.com
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