【日本人移籍総括】岡崎&武藤が早速フィット
2015.09.08 17:05 Tue
◆日本人選手移籍情報◆
FW:武藤嘉紀(23)
(マインツ[ドイツ]←FC東京)
FW:岡崎慎司(29)
(レスター[イングランド]←マインツ[ドイツ])
FW:ハーフナー・マイク(28)
(ADO[オランダ]←ヘルシンキ[フィンランド])
FW:宮市亮(22)
(ザンクトパウリ[ドイツ2部]←アーセナル[イングランド])
MF:乾貴士(27)
(エイバル[スペイン]←フランクフルト[ドイツ])
MF:細貝萌(29)
(ブルサシュポル[トルコ]←ヘルタ・ベルリン[ドイツ])
MF:瀬戸貴幸(29)
(オスマンルシュポル[トルコ]←アストラ[ルーマニア])
DF:酒井高徳(24)
(ハンブルガーSV[ドイツ]←シュツットガルト[ドイツ])
★岡崎&武藤が早速フィット
▽今夏の移籍市場では、2人の日本代表アタッカーが新天地で早速、結果を残している。2013年夏にシュツットガルトからマインツに加入して以降、2シーズン連続二桁得点を挙げるなど、同クラブの絶対的エースに成長したFW岡崎は、予てより夢見ていたプレミアリーグでプレーするため、今夏にレスター・シティへの移籍を決断。デビュー戦となったリーグ開幕戦でスタメンを勝ち取ると、2戦目にはプレミア初ゴールを記録するなど、憧れのイングランドの地で華々しいスタートを切った。
▽また、今夏の移籍市場では昨シーズンのブンデスリーガで、なかなか出場機会に恵まれなかったMF乾、MF細貝、DF酒井高という日本代表の中堅選手たちが、それぞれ新天地を求めた。酒井はシュツットガルト時代に自身を重用した恩師のラッバディア監督の誘いを受け、ブンデスリーガ屈指の名門であるハンブルガーSVに移籍。一方、乾は以前から関心を示していたスペインのエイバル、細貝はトルコのブルサシュポルへの移籍を決断した。また、昨シーズンにアストラでヨーロッパリーグデビューを飾ったMF瀬戸は、細貝と同様にトルコのオスマンルシュポルに活躍の場を移している。
▽最後に、今夏に移籍が噂されていたMF本田(ミラン)とDF長友(インテル)のミラノ勢は、揃って残留が決定した。だが、両クラブは今夏の移籍市場で大幅に陣容を刷新しており、昨シーズン以上にシビアなポジション争いが待っているはずだ。
FW:武藤嘉紀(23)
(マインツ[ドイツ]←FC東京)
FW:岡崎慎司(29)
(レスター[イングランド]←マインツ[ドイツ])
FW:ハーフナー・マイク(28)
(ADO[オランダ]←ヘルシンキ[フィンランド])
FW:宮市亮(22)
(ザンクトパウリ[ドイツ2部]←アーセナル[イングランド])
MF:乾貴士(27)
(エイバル[スペイン]←フランクフルト[ドイツ])
MF:細貝萌(29)
(ブルサシュポル[トルコ]←ヘルタ・ベルリン[ドイツ])
MF:瀬戸貴幸(29)
(オスマンルシュポル[トルコ]←アストラ[ルーマニア])
DF:酒井高徳(24)
(ハンブルガーSV[ドイツ]←シュツットガルト[ドイツ])
★岡崎&武藤が早速フィット
▽今夏の移籍市場では、2人の日本代表アタッカーが新天地で早速、結果を残している。2013年夏にシュツットガルトからマインツに加入して以降、2シーズン連続二桁得点を挙げるなど、同クラブの絶対的エースに成長したFW岡崎は、予てより夢見ていたプレミアリーグでプレーするため、今夏にレスター・シティへの移籍を決断。デビュー戦となったリーグ開幕戦でスタメンを勝ち取ると、2戦目にはプレミア初ゴールを記録するなど、憧れのイングランドの地で華々しいスタートを切った。
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▽その岡崎の後釜としてFC東京からマインツに加入したFW武藤は、プレシーズンではブンデスリーガへの順応に苦しんだものの、リーグ第3節で移籍後初ゴールを含む2ゴールを奪い、リーグ公式の選ぶ第3節のMVPに選出するなど、こちらも素晴らしいスタートを切っている。一方、岡崎と入れ替わるようにイングランドを去り、ドイツ2部のザンクトパウリへの加入が決定したFW宮市は加入直後に左ヒザに重傷を負い、長期離脱を余儀なくされている。▽慣れ親しんだオランダで日本代表返り咲きを狙うFWハーフナー・マイクは、今夏にヘルシンキから実父ディドも在籍したADOに加入。開幕4試合で既に2ゴールを記録するなど、フィテッセ時代の輝きを取り戻しつつあるようだ。▽最後に、今夏に移籍が噂されていたMF本田(ミラン)とDF長友(インテル)のミラノ勢は、揃って残留が決定した。だが、両クラブは今夏の移籍市場で大幅に陣容を刷新しており、昨シーズン以上にシビアなポジション争いが待っているはずだ。
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今季は5名が新加入、イングランドでプレーする日本人女子選手の増加傾向に英紙が注目「今後も続く可能性が高い」
現在は9人、イングランドでプレーする日本人女子選手の増加傾向を英紙が注目「今後も続く可能性が高い」 イングランドのFA女子スーパーリーグ(FAWSL)には、現在9人の日本人選手が所属。アジア人プレーヤーが増加傾向にある理由を、イギリス『BBC』が探った。 マンチェスター・シティのMF長谷川唯を筆頭に、ウェストハムにはDF清水梨紗とMF林穂之香に加え、今季からはFW植木理子も在籍。リバプールではMF長野風花が主軸を担っている。 オーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)得点王の実績が評価され、マンチェスター・ユナイテッドにはMF宮澤ひなたが加入。チェルシーにはローンバックでFW浜野まいかが復帰し、今冬にはレスター・シティへ宝田沙織と籾木結花が籍を移した。 なでしこジャパンが2011年ドイツ女子W杯で優勝、2012年にロンドン・オリンピックで銀メダルを獲得した直後にも、2013年にチェルシーへ永里優季(現:ヒューストン・ダッシュ/アメリカ)が、2014年にアーセナルへ大野忍(スペランツァ大阪監督)や近賀ゆかり(サンフレッチェ広島レジーナ)が加入と、イングランドでのプレーを選択する日本人が続いたが、現在は当時とは異なる風向きで、勢いも加速している。 WSLで頭角を現した最初のアジア人選手と言えば、チェルシーで6度のリーグ優勝を達成した韓国女子代表MFチ・ソヨン(2014-2022年5月)をおいて他にないが、『BBC』では、続く存在として長谷川を挙げ、増加傾向にある日本人選手を特集。スカウティングへの投資、テレビによる世界的な女子サッカー中継の増加、移籍市場での競争の激化など、いくつかの要因を挙げた。 「映像が得られるという点で、スカウティングリソースは劇的に増加した。我々には2人の素晴らしいアナリストもいて、間違いのない選手を特定するのに役立っている」と、宝田と籾木を獲得したレスターのウィリー・カーク監督の言葉を引用。ウェストハムのレハネ・スキナー監督は、国際大会を通じて植木の才能を買っていたと話す。 また、イングランド内における女子サッカーの地位が高まったことによる、待遇の変化にも注目。給与の向上や移籍市場の変化により、WSLが選手にとってより魅力的なものになったと伝えている。 各チームの監督ともに、日本人選手の良さに「規律や戦術理解度、技術の高さ」などを挙げる。『BBC』は「これらの要因により、アジア系の才能ある人材がイギリスに流入することになり、最近到着した選手たちの成功を考えると、この傾向は今後も続く可能性が高い」と結んでいるが、まさしくその通りになるだろう。 最後に、各指揮官によるコメントを掲載。日本人選手、特に自チーム所属の選手を大いに評価している点がユニークだ。 「(WSLでプレーする)日本人選手はどんどん増えてくるだろうし、その理由も分かるだろう。非常に規律があり、聞く耳を持っている。強度も高く、ゲームの理解度もとても高い。もちろん、個々の能力は異なる。(長谷川)唯は非常に知的でゲームの読み方は誰にも負けないだろうし、信じられないほどの才能があると思う」(マンチェスター・シティ/ガレス・テイラー監督) 「風花は試合を読む力が高く、本当に素晴らしいサッカー選手だ。彼女たちは戦術面において非常にクレバーで、技術的にもとても優れている。後方から組み立てるチームの多いWSLの現状において、"日本ブランド"は我々にとって助けになる」(リバプール/マット・ビアード監督) 「日本人選手が増えた理由は明白です。戦術的に聡明で、技術的にも才能のある選手を望まない人はいないでしょう?彼女たちは私たちのチームに大きな価値をもたらしてくれました」(ウェストハム/レハネ・スキナー監督) 「必ずしもアジアの選手を探していたわけではなく、トップクラスのナンバー6を探していたら宝田を見つけたんだ。半年ほど注視して、夏に獲得しようとしたが、リンシェーピングとの合意に至らなかったから、(それなら満了後にと)事前契約を行った。チャンピオンズリーグのアーセナル戦は素晴らしかった」 「宝田選手をさらに見ていたら、籾木の良さにも気付いて、これは良い機会だと思ったんだ。2人とも素晴らしい才能のある選手だよ」(レスター・シティ/ウィリー・カーク監督) 2024.02.12 21:57 Mon5