ギリシャ代表DFモラス、重病の兄を救うためにチームを離れるも病魔に屈す
2015.07.19 14:20 Sun
▽ヴェローナに所属するギリシャ代表DFヴァンゲリス・モラスの兄が18日、白血病による闘病の末に死去した。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』など複数メディアが報じている。
▽ヴェローナは、クラブの公式サイトを通じて以下の声明を発表している。
「セッティ会長、クラブ、マンドルリーニ監督、スタッフ、チーム全員が、心から哀悼の意を表し、兄ディミトリスとの別れをもって、ヴァンゲリス・モラスとその家族との悲しみを共有する」
▽モラスは昨年、ディミトリスさんが白血病を患ったことを公表。昨年8月に行われたコッパ・イタリア3回戦のクレモネーゼ戦(3-0)ではチームの2点目を記録し、闘病中の兄にそのゴールを捧げていた。
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▽モラスは17日、兄のディミトリスさんの状態が急変したとの知らせを受け、チームの同意の下でトレーニングキャンプから離脱。兄が入院するオーストラリアに向かい、自身の骨髄を提供するなど手を尽くしていた。「セッティ会長、クラブ、マンドルリーニ監督、スタッフ、チーム全員が、心から哀悼の意を表し、兄ディミトリスとの別れをもって、ヴァンゲリス・モラスとその家族との悲しみを共有する」
▽モラスは昨年、ディミトリスさんが白血病を患ったことを公表。昨年8月に行われたコッパ・イタリア3回戦のクレモネーゼ戦(3-0)ではチームの2点目を記録し、闘病中の兄にそのゴールを捧げていた。
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