パルマ主将のA・ルカレッリが英断 「セリエDでもパルマに残る」

2015.07.03 14:56 Fri
▽昨シーズンまでパルマのキャプテンを務めていたイタリア人DFアレッサンドロ・ルカレッリ(37)が、破産したクラブに残ってプレーする意向を示した。
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▽先月に破産が決定したパルマは、「パルマFC」から「パルマ・カルチョ1913」に名称を変更し、かつてクラブの黄金期に指揮を執ったネヴィオ・スカラ氏を新会長に迎えて再出発を図っている。ただ、所属選手は先月末で自由契約となり、フリートランスファーで他のクラブに移籍することができる。▽しかし、パルマで7年間プレーしているA・ルカレッリは、アマチュアリーグの最上位であるセリエD(イタリア4部)からの再出発を目指すクラブに残るという素晴らしい決断を下すつもりのようだ。イタリア『Sportal.it』が同選手のコメントを伝えている。
「残念なことに、今年は喜びがわずかだった。ユベントスを倒したことは、その中の1つだね。パルマは再出発し、生まれ変わらなければならない。僕はセリエDでもチームに残ることを願っている。今は待っている状況だけど、うまくいくと思っているよ」

▽また、イタリア『GAZZETTA DI PARMA』によれば、現役時代にパルマで300試合以上に出場したルイージ・アポローニ氏(48)が新監督に就任するとのことだ。新しい組織の下、パルマの再スタートは着実に進んでいる。

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