ダービー勝利に歓喜するローマ、ヤンガ=エムビワ「仲間にローマの歴史に残ると言われた」
2015.05.26 17:48 Tue
▽ローマは25日に行われたラツィオとの“デルビー・デッラ・カピターレ”を2-1で勝利し、来季のチャンピオンズリーグ(CL)ストレートインを決めた。宿敵とのビッグマッチを制したローマのプレーヤーは喜びを爆発させている。『スカイ・スポーツ・イタリア』がローマの試合後コメントを伝えている。
▽来季のCLストレートインを懸けた2位のローマと3位のラツィオのダービーは、ゴールレスで迎えた73分にアルゼンチン人FWフアン・マヌエル・イトゥルベのゴールでローマが先制。その後、ラツィオに追いつかれるも85分にフランス代表DFマプ・ヤンガ=エムビワのゴールで勝ち越したローマが、見事に大一番を制した。
▽この試合でチームを勝利に導く値千金のセリエA初ゴールを決めたヤンガ=エムビワは、喜びを露にしている。
「チームメートは僕に『今日の活躍でローマの歴史に残るはずだ』と言ってくれた。それは僕自身にとって、最高にうれしいことだよ」
「僕はここ数年、ゴールを挙げていなかったけど、今週は一生懸命セットプレーの練習に取り組んだ。それが今夜報われたね」
「長い間、ゴールを待ちわびていたから今日のゴールは本当にうれしい。今日の勝利は僕自身にとって本当に幸せなことだけど、それと同時に最後まで勝利を信じ続けたチーム全体の勝利でもあるから、そのことが何よりうれしいよ」
「僕たちは自分たちが強いチームであることを知っていた。だけど、今年に入って度重なる負傷者の影響もあって、最高のシーズンを送ることはできなかった。だけど、今日の結果で少なからず挽回できたと思っている」
▽一方、元イタリア代表FWフランチェスコ・トッティに代わって後半半ばからキャプテンマークを巻いて最後までチームを鼓舞し続けたイタリア代表MFダニエレ・デ・ロッシは、ダービー勝利に満足感を示しながらも来季への課題を口にしている。
「正直、今日はあまりボールを持つことができず、自陣深くで構える必要があった。だけど、僕たちは勝利のために激しく戦った。僕たちにはもう少し良いアイデアを持つ必要があるし、来季に向けてより改善していきたい」
▽来季のCLストレートインを懸けた2位のローマと3位のラツィオのダービーは、ゴールレスで迎えた73分にアルゼンチン人FWフアン・マヌエル・イトゥルベのゴールでローマが先制。その後、ラツィオに追いつかれるも85分にフランス代表DFマプ・ヤンガ=エムビワのゴールで勝ち越したローマが、見事に大一番を制した。
▽この試合でチームを勝利に導く値千金のセリエA初ゴールを決めたヤンガ=エムビワは、喜びを露にしている。
「僕はここ数年、ゴールを挙げていなかったけど、今週は一生懸命セットプレーの練習に取り組んだ。それが今夜報われたね」
▽また、昨夏に2450万ユーロ(約32億円)の移籍金でヴェローナから加入したものの、ここまでリーグ戦1ゴールと期待外れのシーズンを送っていたイトゥルベは、ダービーで重要なゴールを決められたことにホッとしているようだ。
「長い間、ゴールを待ちわびていたから今日のゴールは本当にうれしい。今日の勝利は僕自身にとって本当に幸せなことだけど、それと同時に最後まで勝利を信じ続けたチーム全体の勝利でもあるから、そのことが何よりうれしいよ」
「僕たちは自分たちが強いチームであることを知っていた。だけど、今年に入って度重なる負傷者の影響もあって、最高のシーズンを送ることはできなかった。だけど、今日の結果で少なからず挽回できたと思っている」
▽一方、元イタリア代表FWフランチェスコ・トッティに代わって後半半ばからキャプテンマークを巻いて最後までチームを鼓舞し続けたイタリア代表MFダニエレ・デ・ロッシは、ダービー勝利に満足感を示しながらも来季への課題を口にしている。
「正直、今日はあまりボールを持つことができず、自陣深くで構える必要があった。だけど、僕たちは勝利のために激しく戦った。僕たちにはもう少し良いアイデアを持つ必要があるし、来季に向けてより改善していきたい」
ローマの関連記事
セリエAの関連記事
|
ローマの人気記事ランキング
1
ローマがボルシアMGのマヌ・コネ獲得! パリ五輪銀メダル貢献の守備的MF
ローマは30日、ボルシアMGからフランス代表MFマヌ・コネ(23)を買い取り義務付きのレンタル移籍で獲得したことを発表した。背番号は「17」に決定している。 ドイツ『スカイ』などによると、買い取りの際の移籍金は2000万~2500万ユーロ(約32億3000万~40億4000万円)となり、コネは2029年までの5年契約を結ぶことになる。 トゥールーズの下部組織出身であるコネは、2019年にファーストチームへ昇格してプロキャリアをスタートさせると、2021年7月にボルシアMGへ加入。加入2年目から中盤の主力を担うと、昨シーズンは幾度か負傷離脱を強いられた中で公式戦25試合2ゴール2アシストの数字を残した。 高い身体能力を活かしたボール奪取能力、推進力を特長とする伸びしろ十分の守備的MFは、先のパリ・オリンピックでU-23フランス代表の一員として銀メダル獲得に貢献。さらに、今夏のインターナショナルマッチウィークではA代表初招集を飾っていた。 昨年辺りからリバプール、バイエルンから関心を集め、今夏の移籍市場ではミランやプレミアリーグ行きの可能性も取り沙汰されたが、新天地はローマとなった。 2024.08.31 07:06 Sat2
今季限りで引退決断のフンメルス、急転直下のドルトムント復帰のプランが!? クラブW杯のために復帰か
今シーズン限りでの現役引退を発表したローマの元ドイツ代表DFマッツ・フンメルス(36)だが、古巣で最後の仕事をする可能性が浮上している。 バイエルンの下部組織育ちのフンメルスは2007年1月にファーストチームに昇格、2008年1月にドルトムントへとレンタル移籍すると、そこでの活躍が認められ2009年7月に完全移籍。チームの中心選手としてブンデスリーガ連覇などに貢献した。 その後、2016年7月にバイエルンへと復帰。ライバル間での移籍となり大きな話題となった中、2019年7月に再びドルトムントへと移籍。2024年7月に退団するも、今シーズンはローマでプレーしていた。 そのフンメルスは、今シーズン限りでの引退を宣言。スパイクを脱ぐ覚悟を示したが、ドイツ『ビルト』によれば、ドルトムントに復帰する可能性があるようだ。 ドルトムントは、今夏アメリカで行われるクラブ・ワールドカップ(W杯)に出場。しかし、ドイツ代表DFニコ・シュロッターベックの左ヒザの半月板損傷で重傷となり、守備陣が不安定に。そこで考えられたのが、クラブW杯に向けてフンメルスを獲得するというプランだ。 具体的な話には発展していないものの、短期間の問題解決には魅力あるプランに。フンメルスはドルトムントのサッカーを理解しており、現時点でのパフォーマンスを見て問題はない。 ニコ・コバチ監督はフンメルスについて「多くのことが書かれ、語られてきた。マッツは並外れたサッカー選手で、人生で多くのことを成し遂げてきた。ドルトムントでも素晴らしい地位を築いている。もちろん、私も個人的にその話を聞いた」と、噂は耳に入っているとコメントしていた。 自身が愛し、結果も残してきたドルトムント。世界との戦いで困っている古巣を助ける準備は、本人にはありそうだ。 2025.04.11 23:55 Fri3
イタリア代表常連もナポリで控え…ラスパドーリが今冬移籍も? アタランタ&ローマが関心継続か
ナポリがイタリア代表FWジャコモ・ラスパドーリ(24)を手放す可能性もあるようだ。 ラスパドーリはイタリア代表に定着する万能アタッカーで、サッスオーロで脚光を浴びたのち、2022年夏にナポリ入り。加入初年度にセリエA優勝メンバーとなるも、ここまでおよそ2年半、一度も定位置を確保できていない。 今季も途中出場か90分間ベンチかで、リーグ戦の先発起用はたった2度。この冬に向け、アタランタ、ユベントス、ローマがラスパドーリ獲得のアイデアを保有と伝えられていた。 アルフレッド・ペドゥーラ氏の最新レポートいわく、ユベントスは去り、アタランタとローマが引き続きラスパドーリに関心。選手自身はイタリア代表における地位を守るため、プレータイム確保へ移籍を希望しているという。 ローマに関しては、ウズベキスタン代表FWエルドル・ショムロドフ(29)の放出話が進んでおり、これが成立なら前線にスペースが空くことに。ナポリは適切なオファーと判断すれば、完全移籍でもラスパドーリを放出するとされる。 2025.01.22 15:17 Wed4
ローマが新スタジアム計画を発表…目玉は欧州最大のクルヴァ・スッド
ローマが新スタジアムの計画を発表した。 ローマは1953年の開場以来、ラツィオと共にスタディオ・オリンピコを本拠地として使用してきた。しかし、幾度か修繕や改修は行っているものの、老朽化が否めないこともあり、クラブは以前から新スタジアム建設への動きを進めていた。 ただ、“地面を掘れば遺跡にあたる”とも言われる「永遠の都」特有の事情もあり、その計画はなかなか進まずにいたが、ライアン・フリードキン副会長とリナ・スルークCEOとローマ市長のロベルト・グアルティエリ氏ら市議会の代表者との会談を経て、新スタジアムの計画を発表した。 『YouTube』での新スタジアムのイメージ動画と共にクラブは今回の計画を以下のように説明している。 「ライアン・フリードキン副会長とリナ・スルークCEOを代表とするASローマのトップマネジメントは、本日、ローマ市長ロベルト・グアルティエリ氏と会談し、クラブの新スタジアムのエキサイティングな計画について話し合いました」 「会議では、プロジェクトの革新性と、フットボールファンと地域社会の両方に約束される数多くのメリットに対する共通の熱意が示されました」 「プロジェクトのビデオプレゼンテーションのリリースは、新しいスタジアムのユニークなビジョンとモダンなデザインを紹介し、熱狂的な反響を呼びました。このビジョンの鍵となるのは、ヨーロッパ最大となる予定の新しいクルヴァ・スッドです。このクルヴァ・スッドは、ASローマのサポーターの揺るぎない情熱の証となるでしょう」 また、フリードキン副会長は、このプロジェクトがクラブだけでなくローマという都市、地域社会においても新たな価値を創造するものになると確信している。 「本日、ローマ市長のロベルト・グアルティエリ氏とお会いし、新しいスタジアムのビジョンを発表できたことを光栄に思います。この素晴らしいスタジアムは、ASローマとそのファンの新しいホームであるだけでなく、ローマ市民全員にとってのランドマークでもあります。ヨーロッパ最大のクルヴァとなる予定の新しいクルヴァ・スッドは、サポーターの情熱とエネルギーを体現する強力な焦点となるでしょう。古典的なローマ建築にインスピレーションを得た象徴的なデザインと最先端の設備を備えたこのスタジアムは、フットボールファンから地元のコミュニティまで、すべての人に世界クラスの体験を提供します」 「ASローマの誇りある管理者として、私たちは、クラブの精神と伝統を体現する空間を創り出すとともに、革新と卓越性の世界的なシンボル、そして環境責任のモデルとなることに尽力しています」 「新スタジアムを環境責任のモデルにするという取り組みは、ローマ市長が指摘したように、クラブの価値観やローマ市のより広範な目標と一致しています」 「両者は、開発のさまざまな側面に焦点を当てる作業グループの設立を含む、プロジェクトを進めるためのロードマップについて話し合い、合意しました。これらのグループは、環境基準とコミュニティの関与に細心の注意を払いながら、プロジェクトがスムーズに進むようにします」 「ASローマとそのリーダーシップは、ファンの体験を向上させるだけでなく、コミュニティと環境にプラスの影響を与えるランドマークを作成することに専念しています。新しいスタジアムプロジェクトは、クラブ、ファン、そしてローマ市の誇りのシンボルとなるでしょう」 <span class="paragraph-title">【動画】ローマの新スタジアム構想が発表!</span> <span data-other-div="movie"></span> <iframe width="640" height="360" src="https://www.youtube.com/embed/RE0m08zRgBo" title=" Towards our new stadium " frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe> 2024.07.25 06:30 Thu5