愚行セスクが一発退場のチェルシー、元日以来のリーグ戦黒星《プレミアリーグ》
2015.05.19 06:01 Tue
▽チェルシーは18日、プレミアリーグ第37節でWBAとのアウェイ戦に臨み、0-3で敗れた。
▽すでにプレミアリーグ優勝を決めているチェルシーが、残留を確定させている13位・WBAの本拠地であるザ・ホーソンズに乗り込んだ。モウリーニョ監督は、前節のリバプール戦に続いて、クラブ期待の若手である19歳のセントラルMFルベン・ロフタス=チークを先発起用。また、最前線には負傷明けのヂエゴ・コスタをスタートから起用した。
▽立ち上がりから積極性を見せたWBAは、5分にボックス右からマクマナマンがゴール左を捉える鋭いシュートを放つなど、良い入りを見せる。この最初の決定機はGKクルトワのファインセーブに阻まれたが、次のチャンスをモノにする。9分、バイタルエリアでボールを受けたベラヒノが右足を一閃。このミドルシュートがゴール右隅に決まり、WBAが先行した。
▽ハーフタイムにかけては、ポゼッションを高めていったチェルシーが試合の主導権を握りにかかるが、29分に物議を醸すシーンを生んでしまう。ヂエゴ・コスタがマッコーリーとの競り合いで熱くなり、両チームの数名が揉める。そんな中、この密集から離れていたセスクが、相手MFブラントの頭にボールを当てる愚を犯す。この行為でセスクは一発退場となり、チェルシーが数的不利の状況に陥った。トップ下のセスクを欠いたチェルシーは、そのまま[4-4-1]の布陣で対応する。
▽前半の終盤には両者共にチャンスをつくる。チェルシーは37分、ボックス右手前からフィリペ・ルイスが枠内に直接FKを飛ばすも、GKミヒルに弾かれる。一方のWBAは40分、モリソンのスルーパスからボックス左に抜け出したブラントが枠内シュートに持ち込む。しかし、これはGKクルトワに阻まれて追加点とはならなかった。
▽10人ながらもリスクを負って前に出るチェルシーは56分、ペナルティアーク付近でレミが放ったミドルシュートが左ポストに直撃。しかし、60分にCKを与えると、ショートコーナーからボックス左のブラントに強烈なシュートでGKクルトワのニアサイドを抜かれ、3失点目を喫する。
▽その後、ヂエゴ・コスタとロフタス=チークに代えてクアドラード、アケを投入したチェルシーは、73分にCKからゴール至近距離のマティッチがシュートを放つも、ここもGKミヒルの牙城を破れない。
▽79分にはU-19イングランド代表FWアイザイア・ブラウンがプレミアリーグデビューを果たしたチェルシーだったが、最後までゴールを奪うことはできずに試合終了。プレミアリーグでは今年1月1日に行われた第20節のトッテナム戦以来、17試合ぶりの敗戦を喫した。
▽すでにプレミアリーグ優勝を決めているチェルシーが、残留を確定させている13位・WBAの本拠地であるザ・ホーソンズに乗り込んだ。モウリーニョ監督は、前節のリバプール戦に続いて、クラブ期待の若手である19歳のセントラルMFルベン・ロフタス=チークを先発起用。また、最前線には負傷明けのヂエゴ・コスタをスタートから起用した。
▽立ち上がりから積極性を見せたWBAは、5分にボックス右からマクマナマンがゴール左を捉える鋭いシュートを放つなど、良い入りを見せる。この最初の決定機はGKクルトワのファインセーブに阻まれたが、次のチャンスをモノにする。9分、バイタルエリアでボールを受けたベラヒノが右足を一閃。このミドルシュートがゴール右隅に決まり、WBAが先行した。
▽前半の終盤には両者共にチャンスをつくる。チェルシーは37分、ボックス右手前からフィリペ・ルイスが枠内に直接FKを飛ばすも、GKミヒルに弾かれる。一方のWBAは40分、モリソンのスルーパスからボックス左に抜け出したブラントが枠内シュートに持ち込む。しかし、これはGKクルトワに阻まれて追加点とはならなかった。
▽迎えた後半、チェルシーはWBAに出鼻をくじかれる。47分、ボックス内のベラヒノがゴールに背を向けた状態から素早く反転して仕掛けると、これに対応したテリーが足をかけてしまってPKを献上。GKクルトワがベラヒノにPKを決められ、チェルシーが2点のビハインドを負うことになった。
▽10人ながらもリスクを負って前に出るチェルシーは56分、ペナルティアーク付近でレミが放ったミドルシュートが左ポストに直撃。しかし、60分にCKを与えると、ショートコーナーからボックス左のブラントに強烈なシュートでGKクルトワのニアサイドを抜かれ、3失点目を喫する。
▽その後、ヂエゴ・コスタとロフタス=チークに代えてクアドラード、アケを投入したチェルシーは、73分にCKからゴール至近距離のマティッチがシュートを放つも、ここもGKミヒルの牙城を破れない。
▽79分にはU-19イングランド代表FWアイザイア・ブラウンがプレミアリーグデビューを果たしたチェルシーだったが、最後までゴールを奪うことはできずに試合終了。プレミアリーグでは今年1月1日に行われた第20節のトッテナム戦以来、17試合ぶりの敗戦を喫した。
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