鳥取が来季のJ2昇格を断念…債務超過でライセンス条件を満たせず

2015.04.25 09:32 Sat
▽鳥取は24日、株主総会を行い債務超過状態となったことを発表、来シーズンのJ2ライセンス申請を断念すると発表した。クラブ公式サイトが発表している。

▽2013シーズンにJ2最下位となり降格。2014シーズンは新設されたJ3で戦いJ2昇格を目指したが、リーグ戦で4位に終わりJ2昇格とはならなかった。クラブの代表取締役である塚野真樹氏が会見に出席し、財務状況を報告した。

▽塚野氏は、同日に行われた株主総会で決算が承認されたと発表。内容は前期赤字額が約9500万円、純資産がマイナス約1700万円と債務超過状態であることを報告した。原因としてはJ2から降格したことを挙げており、費用削減や水産企画による増収策を実施したものの、及ばなかったとしている。
▽J2ライセンスに関しては、昨シーズンは条件付きで交付されていたが、2016シーズンのJ2ライセンス取得のためには、前年度の決算が「債務超過でないこと」、「3期連続赤字でないこと」が条件であり、債務超過が確定したため申請を行わないとしている。塚野氏は記者会見での報告と共に、謝罪の言葉を述べている。

「J2復帰を願い、日頃からクラブの活動にご支援いただいているスポンサー・株主の皆様、ピッチ上で復帰を目指して戦ってくれている現場の選手・スタッフ、そして何より、日常の楽しみとして、またスタジアムに足を運び声援を送り続けて下さっているガイナーレのファン・サポーターの皆様。全国からガイナーレを応援して下さっている、本当にたくさんの皆様に、心よりお詫び申し上げなければなりません。誠に申し訳ございませんでした」
▽債務超過の主な要因は、J3降格により約2億円の減収になったことを挙げている。内訳はJリーグの分配金が約1億円、入場料収入が約5000万円、スポンサー収入が約2500万円、その他、補助委託金が約2500万円減少したため。

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