主審の判定に不満のビラス=ボアス「あのPKは疑わしい」

2015.04.24 18:37 Fri
23日に行われたヨーロッパリーグ準々決勝2ndレグで、ゼニト・サンクトペテルブルクはセビージャと2―2で引き分け、2試合合計3―4で敗れて敗退となった。ゼニトのアンドレ・ビラス=ボアス監督はチームの奮闘を称える一方で、勝敗に影響した判定に異議を唱えている。

アウェイでの1stレグを1―2で落としたゼニトは、この日の2ndレグでも開始6分に先制点を奪われた。セビージャのビトロをルイス・ネトがエリア内で倒したプレーを、ニコラ・リッツォーリ主審がPKと判定したが、指揮官はこれを批判している。

「あのPKは疑わしい。何も接触はなかったからね。それでもチームは後半から力を発揮し、気迫あふれるプレーを見せてくれた」

ゼニトは後半に2ゴールを挙げて逆転し、2試合合計スコアで並んだが、終盤に同点ゴールを奪われて万事休した。ビラス=ボアス監督は、出場停止だったDFエセキエル・ガライの不在が響いたと語っている。

「我々には運がなかった。立ち上がりに失点してしまうと、挽回するのは簡単ではない。やるべきことはすべてやったけれど、ガライの出場停止が守備のパフォーマンスに影響を及ぼした。失望しているが、前に進まなければいけない」
提供:goal.com

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