人種差別を受けたガーナ人FW「フィールドに人種差別は要らない」
2015.04.08 20:20 Wed
▽またしても、悲しい人種差別が起こってしまった。MLSのモントリオール・インパクトに所属するガーナ人FWドミニク・オドゥロ(29)は、8日に行われたCONCACAFチャンピオンズリーグ(CCL)準決勝2ndレグで、対戦相手であるコスタリカ1部のアラフエレンセのファンから人種差別を受けたようだ。
▽さらにオドゥロは、「フィールドに人種差別は要らない」と付け加えている。オドゥロはこの試合の1点目をアシスト、1stレグでも先制点をアシストしていた。
▽なお、CCL準決勝のもう一試合はコスタリカのエレディアノとメキシコのクラブ・アメリカが対戦。1stレグはエレディアノが2-0で制している。この勝者とモントリオール・インパクトの勝者が、北中米代表として今年のクラブ・ワールドカップに出場する。
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▽1stレグを2-0と制していたモントリオール・インパクトだったが、8日の2ndレグでは4-2で敗戦。しかし、アウェイゴール差で勝ち上がり、クラブ史上初となる決勝進出を果たした。しかし、この試合中、オドゥロは人種差別を受けていたようだ。イギリス『BBC』がオドゥロのコメントを伝えている。「とても悲しいよ。この世代でも何人かのファンは、黒人選手がプレーしているとまだサルの鳴き真似をするんだ。全てのアラフエレンセファンに泥を塗る行為だ」▽なお、CCL準決勝のもう一試合はコスタリカのエレディアノとメキシコのクラブ・アメリカが対戦。1stレグはエレディアノが2-0で制している。この勝者とモントリオール・インパクトの勝者が、北中米代表として今年のクラブ・ワールドカップに出場する。
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