インテルに連勝でヴォルフスブルクがベスト8進出《EL》
2015.03.20 07:00 Fri
▽19日にEL決勝トーナメント2回戦2ndレグが行われ、インテルとヴォルフスブルクの一戦は1-2でアウェイのヴォルフスブルクが勝利した。この結果、2戦合計5-2としたヴォルフスブルクがベスト8進出を果たしている。なお、長友はこの試合も引き続き負傷欠場した。
▽敵地での1stレグで1-3の敗戦を喫したインテルは、その後のリーグ戦でも格下のチェゼーナと引き分けるなど、国内外でのコンペティションで低調な戦いぶりに終始している。前日会見で逆転突破に自信を見せたマンチーニ監督はイカルディやコバチッチを先発起用し、太ももを痛めているシャキリをベンチスタートとした。
▽一方、1stレグで先勝したヴォルフスブルクは、直近のフライブルク戦で3発快勝と好調を維持している。公式戦2連勝でミラノへ乗り込んだヘッキング監督は今回の一戦に向け、デ・ブライネをスタートから起用。サスペンションのナウドに代わってT・クローゼが先発出場した。
▽試合は、前回対戦と同様にポゼッションのインテルとカウンターのヴォルフスブルクという構図で進む。立ち上がりからボールを動かしながらリズムをつくるインテルは、守備的な戦いを選択したヴォルフスブルクを押し込むが、バイタルエリア付近で個人技頼みの仕掛けに終始した。
▽それでも、インテルは23分に右サイドを崩すと、チャンスを迎える。しかしこの好機を逃がした直後、ヴォルフスブルクのシンプルなカウンターが発動。左サイドの深い位置からデ・ブライネが入れたクロスボールをニアに走り込んだカリジウリがワンタッチで合わせる。これがGKカリッソにディフレクトしながらインテルゴールに吸い込まれた。
▽迎えた後半も前に圧力をかけたインテルは、ヴォルフスブルクを押し込み続けるが、GKベナーリオの好守にも遭い、なかなか得点を奪えない。それでも71分には、エルナネスとのワンツーでボックス中央に抜け出したパラシオがネットを揺らし、インテルが反撃の狼煙を上げる。
▽ベスト8に勝ち進むためにはあと2ゴールが必要なインテルは、パラシオのゴールで攻撃のテンポを上げていきたいところだったが、相手の堅い守りの前に停滞。すると、終盤に元アーセナルFWの一撃を浴び、息の根を止められる。
▽89分、味方とのワンツーでボックス右に侵攻したアーノルドが中央に折り返すと、これにベントナーが反応。右足のワンタッチシュートがゴールに決まり、ヴォルフスブルクが試合の行方を決定付けた。試合はそのまま1-2で終了。2戦合計5-2でインテルを退けたヴォルフスブルクが8強へ駒を進めた。
▽敵地での1stレグで1-3の敗戦を喫したインテルは、その後のリーグ戦でも格下のチェゼーナと引き分けるなど、国内外でのコンペティションで低調な戦いぶりに終始している。前日会見で逆転突破に自信を見せたマンチーニ監督はイカルディやコバチッチを先発起用し、太ももを痛めているシャキリをベンチスタートとした。
▽一方、1stレグで先勝したヴォルフスブルクは、直近のフライブルク戦で3発快勝と好調を維持している。公式戦2連勝でミラノへ乗り込んだヘッキング監督は今回の一戦に向け、デ・ブライネをスタートから起用。サスペンションのナウドに代わってT・クローゼが先発出場した。
▽それでも、インテルは23分に右サイドを崩すと、チャンスを迎える。しかしこの好機を逃がした直後、ヴォルフスブルクのシンプルなカウンターが発動。左サイドの深い位置からデ・ブライネが入れたクロスボールをニアに走り込んだカリジウリがワンタッチで合わせる。これがGKカリッソにディフレクトしながらインテルゴールに吸い込まれた。
▽先制を許したインテルは、ハーフタイムにかけてもボールを保持。前線のスペースでボールを受けるパラシオを起点に攻め入るが、チャンスらしいチャンスをつくりだせない。45分には、右サイドのパラシオを軸にヴォルフスブルク守備網を攻略したものの、ゴール前に走り込んだグアリンのワンタッチシュートはGKベナーリオの好守に阻まれた。
▽迎えた後半も前に圧力をかけたインテルは、ヴォルフスブルクを押し込み続けるが、GKベナーリオの好守にも遭い、なかなか得点を奪えない。それでも71分には、エルナネスとのワンツーでボックス中央に抜け出したパラシオがネットを揺らし、インテルが反撃の狼煙を上げる。
▽ベスト8に勝ち進むためにはあと2ゴールが必要なインテルは、パラシオのゴールで攻撃のテンポを上げていきたいところだったが、相手の堅い守りの前に停滞。すると、終盤に元アーセナルFWの一撃を浴び、息の根を止められる。
▽89分、味方とのワンツーでボックス右に侵攻したアーノルドが中央に折り返すと、これにベントナーが反応。右足のワンタッチシュートがゴールに決まり、ヴォルフスブルクが試合の行方を決定付けた。試合はそのまま1-2で終了。2戦合計5-2でインテルを退けたヴォルフスブルクが8強へ駒を進めた。
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