シャルケに4失点敗戦もレアル・マドリーが薄氷のベスト8進出《CL》
2015.03.11 07:01 Wed
▽CL決勝トーナメント1回戦2ndレグ、レアル・マドリーvsシャルケが10日、サンチャゴ・ベルナベウで行われ、3-4でシャルケが勝利した。しかし、2戦合計スコア5-4でレアル・マドリーが準々決勝へ進出している。シャルケの内田は81分から出場した。
▽先月18日に行われた1stレグを敵地でありながら2-0で先勝したレアル・マドリー。ただ、その後のリーグ戦で1勝1分1敗と結果が出ずに首位から陥落し、低調な試合が続いている。そのレアル・マドリーは3日前に行われたビルバオ戦のスタメンから3選手を変更。負傷明けのケディラとコエントランが先発し、モドリッチがベンチに入った。
▽一方、アウェイゴール2つを許す厳しい状況に追い込まれたシャルケも、その後のリーグ戦で1勝1分1敗の戦績。ただ、直近のホッフェンハイム戦を3-1で快勝し、レアル・マドリー戦に向けて弾みを付けた。その試合のスタメンから1選手を変更。アイハンに代えてマティプを起用し、右ヒザ痛を抱える内田は引き続きベンチスタートとなった。
▽少なくとも2点が必要なシャルケの出方が注目されたが、ディ・マッテオ監督が多用している[3-5-2]のシステムを採用し、序盤は慎重な入りを見せた。しかし、ゆったりとボールをつなぐのみのレアル・マドリー相手に、シャルケが徐々に圧力を強めていく。10分にM・マイヤーの折り返しをチュポ=モティングがシュートに持ち込めば、17分にはM・マイヤーがミドルシュートを放った。
▽そして20分、シャルケが先制する。M・マイヤーが中央をドリブルで打開して右サイドへ展開。バルネッタのクロスがフンテラールのスルーによってファーサイドに流れると、最後はボックス左のフックスが利き足の左足で放ったシュートがGKカシージャスの手を弾いてネットを揺らした。
▽しかし、39分にヴァランのバックパスミスからピンチを迎えると、40分にフンテラールのボレーシュートがバーを直撃。その直後、シャルケが望みをつなぐ2つ目のアウェイゴールをマークする。フックスの落としをM・マイヤーがシュートに持ち込み、GKカシージャスにセーブされたルーズボールをフンテラールが詰めた。
▽再び嫌なムードが漂ったサンチャゴ・ベルナベウだったが、45分に再びC・ロナウドが挽回する。左サイドからのコエントランのクロスに対し、ファーサイドでフリーとなったC・ロナウドがヘッドで流し込んだ。
▽2-2で迎えた後半、開始1分過ぎにバルネッタにシュートに持ち込まれたレアル・マドリーだったが、52分に3点目を奪う。コエントランとのパス交換でボックス左に侵入したベンゼマが中へ切れ込んで相手DFを次々にかわし、シュートを叩き込んだ。
▽ところが57分、レアル・マドリーは三度あっさりと失点してしまう。ボックス手前右でボールを持ったL・サネのコントロールシュートを浴びて3-3とされた。そのレアル・マドリーは、58分に2枚代えを敢行して流れを取り戻しにかかる。ケディラに代えて実戦復帰が約4カ月ぶりとなるモドリッチと、コエントランに代えてマルセロを起用した。それでも、62分にピンチを迎える。しかし、ボックス左角度のない位置から放たれたバルネッタのシュートは枠を捉えきれなかった。
▽その後は終始敵陣でポゼッションしたレアル・マドリーが圧倒。65分にアルベロアが抜け出してシュートを放てば、70分にはクロースが強烈なミドルシュートを浴びせた。だがこれらのチャンスを決めきれずにいると84分、4失点目を喫する。L・サネのドリブル突破を止めにかかったモドリッチがボールを突つくと、これがフンテラールへの絶妙なスルーパスになってしまい、ボックス右に侵入したフンテラールにシュートを決められてしまった。
▽2戦合計スコア5-4とし、あと1点でアウェイゴール差によって逆転での突破を決められるシャルケは87分、L・サネのミドルシュートがGKカシージャスを襲えば、90分にもパワープレーに出ていたヘヴェデスのボレーシュートがレアル・マドリーゴールを捉えたが、GKカシージャスの好守に阻まれタイムアップ。意地を見せたシャルケに苦戦し、サンチャゴ・ベルナベウに訪れたサポーターの大ブーイングを浴びながらも、レアル・マドリーが辛くも5大会連続ベスト8進出を決めている。
▽先月18日に行われた1stレグを敵地でありながら2-0で先勝したレアル・マドリー。ただ、その後のリーグ戦で1勝1分1敗と結果が出ずに首位から陥落し、低調な試合が続いている。そのレアル・マドリーは3日前に行われたビルバオ戦のスタメンから3選手を変更。負傷明けのケディラとコエントランが先発し、モドリッチがベンチに入った。
▽一方、アウェイゴール2つを許す厳しい状況に追い込まれたシャルケも、その後のリーグ戦で1勝1分1敗の戦績。ただ、直近のホッフェンハイム戦を3-1で快勝し、レアル・マドリー戦に向けて弾みを付けた。その試合のスタメンから1選手を変更。アイハンに代えてマティプを起用し、右ヒザ痛を抱える内田は引き続きベンチスタートとなった。
▽そして20分、シャルケが先制する。M・マイヤーが中央をドリブルで打開して右サイドへ展開。バルネッタのクロスがフンテラールのスルーによってファーサイドに流れると、最後はボックス左のフックスが利き足の左足で放ったシュートがGKカシージャスの手を弾いてネットを揺らした。
▽その後もシャルケの攻勢が続いたが、25分にレアル・マドリーのエースが嫌なムードを払拭する。クロースの右CKに対し、打点の高いヘッドで合わせたシュートがゴール左に吸い込まれた。これで落ち着いたレアル・マドリーは33分にベイルがミドルシュートを、35分にもC・ロナウドが決定的なシュートを浴びせていく。
▽しかし、39分にヴァランのバックパスミスからピンチを迎えると、40分にフンテラールのボレーシュートがバーを直撃。その直後、シャルケが望みをつなぐ2つ目のアウェイゴールをマークする。フックスの落としをM・マイヤーがシュートに持ち込み、GKカシージャスにセーブされたルーズボールをフンテラールが詰めた。
▽再び嫌なムードが漂ったサンチャゴ・ベルナベウだったが、45分に再びC・ロナウドが挽回する。左サイドからのコエントランのクロスに対し、ファーサイドでフリーとなったC・ロナウドがヘッドで流し込んだ。
▽2-2で迎えた後半、開始1分過ぎにバルネッタにシュートに持ち込まれたレアル・マドリーだったが、52分に3点目を奪う。コエントランとのパス交換でボックス左に侵入したベンゼマが中へ切れ込んで相手DFを次々にかわし、シュートを叩き込んだ。
▽ところが57分、レアル・マドリーは三度あっさりと失点してしまう。ボックス手前右でボールを持ったL・サネのコントロールシュートを浴びて3-3とされた。そのレアル・マドリーは、58分に2枚代えを敢行して流れを取り戻しにかかる。ケディラに代えて実戦復帰が約4カ月ぶりとなるモドリッチと、コエントランに代えてマルセロを起用した。それでも、62分にピンチを迎える。しかし、ボックス左角度のない位置から放たれたバルネッタのシュートは枠を捉えきれなかった。
▽その後は終始敵陣でポゼッションしたレアル・マドリーが圧倒。65分にアルベロアが抜け出してシュートを放てば、70分にはクロースが強烈なミドルシュートを浴びせた。だがこれらのチャンスを決めきれずにいると84分、4失点目を喫する。L・サネのドリブル突破を止めにかかったモドリッチがボールを突つくと、これがフンテラールへの絶妙なスルーパスになってしまい、ボックス右に侵入したフンテラールにシュートを決められてしまった。
▽2戦合計スコア5-4とし、あと1点でアウェイゴール差によって逆転での突破を決められるシャルケは87分、L・サネのミドルシュートがGKカシージャスを襲えば、90分にもパワープレーに出ていたヘヴェデスのボレーシュートがレアル・マドリーゴールを捉えたが、GKカシージャスの好守に阻まれタイムアップ。意地を見せたシャルケに苦戦し、サンチャゴ・ベルナベウに訪れたサポーターの大ブーイングを浴びながらも、レアル・マドリーが辛くも5大会連続ベスト8進出を決めている。
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