ミラン戦で夢を叶えたトーニ「引退前に“クッキアイオ”を決めたかった」
2015.03.08 15:30 Sun
7日に行われたセリエA第26節、ミランvsヴェローナの一戦は2-2の引き分けに終わった。ヴェローナFWルカ・トーニは、この試合で一つの「夢」を叶えることができたとして喜んでいる。
アウェイのヴェローナは17分にPKを獲得。キッカーを務めることになったトーニは、GKディエゴ・ロペスのタイミングを外すゴール中央への柔らかなシュートで先制点を奪った。
イタリアでは”クッキアイオ”(スプーン)と呼ばれ、フランチェスコ・トッティなどが得意とすることで知られるキック。37歳のトーニは、現役を退く前にこれを決めることが夢だったという。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が試合後の同選手のコメントを伝えている。
「チームメートのみんなに言っていたんだ。引退する前にPKで一度は”クッキアイオ”を決めたいってね。大きなスタジアムで決めたかったから、今夜はまさにそのときだったと思うよ」
「引退するかって? いやいや、それは分からないけどね。キャリアの中でも決めたことがなかったからやってみたかったんだ。勝ち点1にもつながったし、うまくいったね」
試合はミランが逆転したが、アディショナルタイムの終了間際にヴェローナFWニコ・ロペスが同点ゴール。土壇場で追いついて貴重な勝ち点1をもぎ取る結果となった。
「好調な結果を続けたいと思っていたんだ。ミランは勝ち点が必要なので、ここでの試合が厳しいことは分かっていたけど、素晴らしい試合ができたと思う」
「リードを奪った後、2-0にできるチャンスもあった。試合を決めるようなこともできたと思う。でも逆に相手にうまく2点を決められてしまった。僕らも最後まで信じ続けて、値千金のあのゴールが生まれたんだ」
提供:goal.com
アウェイのヴェローナは17分にPKを獲得。キッカーを務めることになったトーニは、GKディエゴ・ロペスのタイミングを外すゴール中央への柔らかなシュートで先制点を奪った。
イタリアでは”クッキアイオ”(スプーン)と呼ばれ、フランチェスコ・トッティなどが得意とすることで知られるキック。37歳のトーニは、現役を退く前にこれを決めることが夢だったという。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が試合後の同選手のコメントを伝えている。
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