プレビュー:望みをつなぐか、引導を渡すか《ローマvsユベントス》

2015.03.02 12:00 Mon
▽2日の日本時間29:00からセリエA第25節、2位のローマ(勝ち点48)と首位のユベントス(勝ち点57)の天王山がスタディオ・オリンピコで開催される。

▽前節のヴェローナ戦でトッティがリーグ通算240点目を記録したものの、1-1のドローに持ち込まれたローマは、ユベントスとの勝ち点差を今季最大の「9」に広げられた。勝ちきれない試合が続いていたが、4日前のELフェイエノールト戦(2-1)で公式戦4試合ぶりの勝利を掴んだ。ただ、ELに参戦している影響でユベントスよりも休みが2日少なく、今回の会場はリーグ戦5試合連続でドロー中のホームゲーム。ネガティブな要素があるものの、この大一番で勝利を逃せば、スクデット奪還の可能性がほぼ潰えるだけに、是が非でも勝ち点3を手に入れたい。

▽一方のユベントスは前節、格下のアタランタに2-1で勝利。さらに、先週のミッドウィークに行われたCLドルトムント戦も同スコアで制した。ただ、その試合で負傷したピルロが20日間の離脱となり、今回の天王山を欠場。さらに、ポグバとビダルのコンディションが万全ではなく、チームの強みである中盤の主力3枚を欠く恐れがある。それでも、ローマに比べると休養は十分。日程面の優位さを生かし、スクデット争いのライバルに引導を渡したい。
◆今季のユベントス・スタジアムでは大荒れ
▽ユベントス・スタジアムで行われた今季の1stマッチは、ボヌッチの決勝ゴールでユベントスが3-2で勝利した。ジャンルカ・ロッキ主審が下した3度のPK判定を機に両者が激しく入り乱れ、最終的に退場者が各チームに1人ずつ出る大荒れの試合となった。

▽試合後に主審の判定ばかりが大きく取り上げられたが、内容的にはセリエAが誇る2強による質の高い攻防が繰り広げられた。判定を巡って論争が巻き起こる部分はイタリアらしさであるものの、今回の天王山では選手のパフォーマンスに注目が集まる好ゲームを期待したい。
◆ローマ◆
【4-3-3】
▽ローマ予想スタメン
GK:デ・サンクティス
DF:トロシディス、マノラス、アストーリ、ホレバス
MF:ピャニッチ、ケイタ、ナインゴラン
FW:リャイッチ、トッティ、ジェルビーニョ
出場停止者:なし
負傷者:DFカスタン(コンディション不良)、バルザレッティ(コンディション不良)、マイコン(ヒザ)、MFストロートマン(左ヒザ)、FWイバルボ(ふくらはぎ)、ドゥンビア(腰痛)

▽出場停止者はいない。負傷者に関しては、DFカスタンやMFストロートマンといった長期離脱組に加え、腰痛を抱えるFWドゥンビアが欠場する。また、木曜日にELフェイエノールト戦を戦っているため、いくつかのポジションでターンオーバーが行われる見込みだ。

◆ユベントス◆
【4-3-1-2】
▽ユベントス予想スタメン
GK:ブッフォン
DF:リヒトシュタイナー、ボヌッチ、キエッリーニ、エブラ
MF:ビダル、マルキジオ、ポグバ
MF:R・ペレイラ
FW:テベス、モラタ
負傷者:MFピルロ(ハムストリング)、MFアサモア(ヒザ)、MFロムロ(そけい部)、MFストゥラーロ(右ヒザ)、MFマッローネ(太もも)
出場停止者:なし

▽先月24日のドルトムント戦で負傷したピルロが20日間の離脱となった。代わりにR・ペレイラがスタメン入りし、マルキジオがアンカーを務めるはずだ。左太ももの筋肉に問題が生じて別メニュー調整を行っていたポグバや、腰に問題を抱えたビダルが、招集メンバーに入ったものの、出場できるかは微妙だ。

▽そのほか、長期離脱中のアサモアとロムロ、マッローネ、試合前日に右ヒザを負傷したストゥラーロの欠場が確定。仮にポグバとビダルが間に合わなければ、中盤の枚数が不足しているため、[3-5-2]のシステムを採用する可能性がある。

★タクティカル・プレビュー
◆勝利の鍵はビルドアップの精度
▽逆転でのスクデット獲得に向けて勝ち点3が求められるローマとしては、試合序盤から主導権を握り、攻勢に出る必要がある。だが、ローマが後半戦に入ってから不振に陥った原因はその立ち上がりであるだけに、相当気を引き締めない限り、この部分を改善することは難しいだろう。

▽ローマにとってこの試合のポイントは、ピルロの不在でより“闘える"選手が並ぶ相手の中盤に対して、どれだけスムーズにビルドアップができるかだ。恐らく、ユベントスは立ち上がりからローマのバックラインと中盤に下りてくるトッティに対して、激しいプレスを敢行してくるはず。そこで、相手の出鼻を挫き、あとはジェルビーニョやリャイッチといったスピードのある選手にスペースを与えないような守備に切り替える腹積もりだろ う。

▽したがって、ローマとしてはいつも以上にビルドアップの場面でのボールの動かし方に工夫を凝らし、ユベントスのハイプレスをかい潜りたい。 また、アタッキングサードで違いを生めるピャニッチやトッティを極力前でプレーさせるために両サイドバックも積極的にボール回しに参加したいところだ。

◆決定力とリスク管理
▽ビルドアップと同様に重要となるのが、ラストプレーの精度だ。ユベントスは直近の公式戦4試合全てで失点を喫するなど、序盤戦ほど守備は堅くない。ただ、ローマも昨年11月末のインテル戦(4-2で勝利)以降、1試合に3得点以上を奪った試合はない。とりわけ、追加点を奪うのに苦労している。 トッティやピャニッチを起点に相手守備を崩すところまでは行けているだけに、決定力に難があるリャイッチやジェルビーニョの奮起に期待したい。また、ここ最近はセットプレーからゴールを奪えていないだけに、天王山に向けて突き詰めていきたい部分だ。

▽守備面に関しては攻守の切り替えを徹底したい。ナインゴランを筆頭に攻守の切り替えに長けた選手が揃うローマだが、過密日程の影響か、ここ最近はボールを奪われてからのリアクションに難がある。当然、ユベントスのアッレグリ監督はその点に気付いており、得意のショートカウンターを狙ってくるはずだ。

▽また、ユベントスはカウンターを狙う際に傑出した戦術眼とキック精度を持つピルロのタッチダウンパスを起点としているが、この試合ではそのピ ルロが欠場となる。そのため、テベスとモラタという推進力に優れた2トップの持ち上がりを軸にする可能性が高い。その際に2センターバックが、常にチャレンジ&カバーをできる距離感を保つことや、遅らせるのか、一発でボールを獲りに行くのか、局面局面での約束事を確認しておきたい。さらに、テベスとモラタがスピードに乗る前に中盤の選手が身体を当てに行くなど、チーム全体でリスク管理を行いたい。

◆負傷者続出の中盤への対処は
▽一方のユベントスは、前述したようにピルロを含めて中盤の選手に負傷者が続出中。ビダルとポグバの両者がプレーできない可能性もあり、その場合はローマに比べて中盤の質が大きく劣ることになる。また、控えメンバーも欠いているため、試合中に中盤の誰かが負傷した際、代役がいない可能性もある。ローマを相手に人選に苦しみそうだが、アッレグリ監督は、選手のコンディションを確認しながら万全のシステムを採用する必要がありそうだ。

▽最悪の場合は、マルキジオとR・ペレイラ、パドインの3枚しか起用できない時。その際は無闇にプレスをかけても、簡単に外されることだろう。トッティやピャニッチ、ナインゴランは少ないタッチでボールを動かす技術を有しており、容易にボールを奪える相手ではない。ここはマルキジオを中心に自陣で守備ブロックを形成し、ローマの攻撃を誘う方が得策かもしれない。

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イタリアサッカー界のレジェンドであるフランチェスコ・トッティ氏が、レアル・マドリーを訪れた。クラブ公式サイトが伝えている。 現役時代は1993年から2017年にかけてローマ一筋を貫いたトッティ氏。ロマニスタからは『イル・カピターノ』という敬称で親しまれている。最終的にローマでキャリアを終えることになったトッティ氏だが、2000年代前半頃にはマドリーに行きにかなり近づいたこともあった。 そのトッティ氏が今回サンティアゴ・ベルナベウを訪れ、勝利したセルタ戦をスタンドから観戦。さらにマドリーの選手たちとの記念撮影を行うと、ファンからは「純白のユニフォームを着てほしかった」、「夢のようだ」、「これは泣く」と驚きの反応が集まっていた。 話題を呼んだトッティ氏のマドリー訪問だが、どうやらこれは現役時代にローマでもプレーしたマドリーのイタリア人指揮官カルロ・アンチェロッティ監督が招待したものだったようだ。トッティ氏がアンチェロッティ監督との関係性とマドリーへの憧れを明かしている。 「美しい気分だった。レアル・マドリーの試合をスタンドで観戦したのは今回が初めてで、選手としては常に敵側にいたからね。レアル・マドリーはビッグクラブだ」 「アンチェロッティとは素晴らしい関係がある。彼は純粋で、ポジティブな気持ちを伝えてくれる人だ。彼が私にレアル・マドリーを見に来るチャンスを与えてくれて、ここにいる。レアル・マドリーは、僕にとってローマの次の2番目のクラブであり、いつも応援してきた憧れのクラブなんだ」 <span class="paragraph-title">【写真】トッティがレアル・マドリーの選手たちと記念撮影!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/CrYRJImowKI/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; 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height:50px; margin:0 auto 12px; width:50px;"><svg width="50px" height="50px" viewBox="0 0 60 60" version="1.1" xmlns="https://www.w3.org/2000/svg" xmlns:xlink="https://www.w3.org/1999/xlink"><g stroke="none" stroke-width="1" fill="none" fill-rule="evenodd"><g transform="translate(-511.000000, -20.000000)" fill="#000000"><g><path d="M556.869,30.41 C554.814,30.41 553.148,32.076 553.148,34.131 C553.148,36.186 554.814,37.852 556.869,37.852 C558.924,37.852 560.59,36.186 560.59,34.131 C560.59,32.076 558.924,30.41 556.869,30.41 M541,60.657 C535.114,60.657 530.342,55.887 530.342,50 C530.342,44.114 535.114,39.342 541,39.342 C546.887,39.342 551.658,44.114 551.658,50 C551.658,55.887 546.887,60.657 541,60.657 M541,33.886 C532.1,33.886 524.886,41.1 524.886,50 C524.886,58.899 532.1,66.113 541,66.113 C549.9,66.113 557.115,58.899 557.115,50 C557.115,41.1 549.9,33.886 541,33.886 M565.378,62.101 C565.244,65.022 564.756,66.606 564.346,67.663 C563.803,69.06 563.154,70.057 562.106,71.106 C561.058,72.155 560.06,72.803 558.662,73.347 C557.607,73.757 556.021,74.244 553.102,74.378 C549.944,74.521 548.997,74.552 541,74.552 C533.003,74.552 532.056,74.521 528.898,74.378 C525.979,74.244 524.393,73.757 523.338,73.347 C521.94,72.803 520.942,72.155 519.894,71.106 C518.846,70.057 518.197,69.06 517.654,67.663 C517.244,66.606 516.755,65.022 516.623,62.101 C516.479,58.943 516.448,57.996 516.448,50 C516.448,42.003 516.479,41.056 516.623,37.899 C516.755,34.978 517.244,33.391 517.654,32.338 C518.197,30.938 518.846,29.942 519.894,28.894 C520.942,27.846 521.94,27.196 523.338,26.654 C524.393,26.244 525.979,25.756 528.898,25.623 C532.057,25.479 533.004,25.448 541,25.448 C548.997,25.448 549.943,25.479 553.102,25.623 C556.021,25.756 557.607,26.244 558.662,26.654 C560.06,27.196 561.058,27.846 562.106,28.894 C563.154,29.942 563.803,30.938 564.346,32.338 C564.756,33.391 565.244,34.978 565.378,37.899 C565.522,41.056 565.552,42.003 565.552,50 C565.552,57.996 565.522,58.943 565.378,62.101 M570.82,37.631 C570.674,34.438 570.167,32.258 569.425,30.349 C568.659,28.377 567.633,26.702 565.965,25.035 C564.297,23.368 562.623,22.342 560.652,21.575 C558.743,20.834 556.562,20.326 553.369,20.18 C550.169,20.033 549.148,20 541,20 C532.853,20 531.831,20.033 528.631,20.18 C525.438,20.326 523.257,20.834 521.349,21.575 C519.376,22.342 517.703,23.368 516.035,25.035 C514.368,26.702 513.342,28.377 512.574,30.349 C511.834,32.258 511.326,34.438 511.181,37.631 C511.035,40.831 511,41.851 511,50 C511,58.147 511.035,59.17 511.181,62.369 C511.326,65.562 511.834,67.743 512.574,69.651 C513.342,71.625 514.368,73.296 516.035,74.965 C517.703,76.634 519.376,77.658 521.349,78.425 C523.257,79.167 525.438,79.673 528.631,79.82 C531.831,79.965 532.853,80.001 541,80.001 C549.148,80.001 550.169,79.965 553.369,79.82 C556.562,79.673 558.743,79.167 560.652,78.425 C562.623,77.658 564.297,76.634 565.965,74.965 C567.633,73.296 568.659,71.625 569.425,69.651 C570.167,67.743 570.674,65.562 570.82,62.369 C570.966,59.17 571,58.147 571,50 C571,41.851 570.966,40.831 570.82,37.631"></path></g></g></g></svg></div><div style="padding-top: 8px;"> <div style=" color:#3897f0; 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