延期のジェノヴァ・ダービーは痛み分け《セリエA》
2015.02.25 04:31 Wed
▽21日に行われる予定だったセリエA第24節の6位と好順位に付けるサンプドリア(勝ち点35)とジェノア(勝ち点35)の“ジェノヴァ・ダービー”が24日、ルイジ・フェラリスで開催され、1-1の引き分けに終わった。
▽大雨によりピッチに水が溜まり、3日延期された一戦。サンプドリアは前節キエーボ戦を1-2で落とし、リーグ戦4試合未勝利となっている。そのキエーボ戦で移籍後初ゴールを決めたムリエルと、エバートンから新加入のエトーはベンチスタートとなった。
▽一方のジェノアは、1月末まで7戦未勝利と苦しんでいたものの、前々節のラツィオ戦と前節のヴェローナ戦を制して2連勝中。前節ドッピエッタをマークした新加入のニアングが先発となった。
▽ペロッティを偽9番の位置に配す[3-4-3]を採用したジェノアは開始1分過ぎ、ショートコーナーからフリーとなったベルトラッチがヘディングシュートを放ったが、枠を外してしまう。早々に決定機を演出したジェノアは、勢いそのままにアグレッシブな入りを見せた。
▽一方、ソリアーノをトップ下に置く中盤ダイヤモンド型の[4-4-2]を採用したサンプドリアは、2トップにボールが入らず立ち上がりから押し込まれてしまう。それでも徐々に盛り返し、試合はダービーらしい球際のに激しい攻防が繰り広げられていった。
▽しかし直後、サンプドリアがロンカーリアのミスを突いて同点に追いつく。エデルがバックパスを試みたロンカーリアからボールをかっさらってボックス左に進入、そのままゴール右に流し込んだ。さらに27分、サンプドリアは右サイドからアックアーが入れたシュート性のクロスにオカカが合わせにかかるも、シュートをミートしきれない。
▽前半終盤にかけてはジェノアが再び攻勢を強め、ゴールに迫る。まずは29分、ニアングのカットインからのシュートはGKヴィヴィアーノのセーブに阻まれ、32分のファルケの直接FKはわずかに枠を外れた。そして、37分のニアングの放ったシュートはGKヴィヴィアーノを強襲するに留まった。
▽後半も3トップの仕掛けでジェノアが押し込む展開でスタート。ただ、サンプドリアを崩しきることができずに時間が推移していく。63分にようやくロンカーリアのミドルシュートでサンプドリアゴールに迫ったジェノアだったが、攻撃のギアを上げることができない。
▽こう着状態に陥る中、先に動いたのはサンプドリア。67分にパロンボに代えてダンカンを投入。中盤の強度を上げにかかった。さらに72分、ソリアーノに代えてムリエルを投入し、攻撃に変化を付けにかかる。それでもシュートにつながらないサンプドリアは終盤の84分にエトーを投入。
▽するとそのサンプドリアに決定機が訪れる。85分、オビアンが中央突破に成功してシュートに持ち込んだが、飛び出したGKペリンのプレッシャーを受けて枠の上に外してしまった。
▽一方のジェノアは試合終了間際の追加タイム4分、FKからクチュカのヘディングシュートがバーに当たり、さらにルーズボールをベルトラッチが頭で押し込みにかかったがGKヴィヴィアーノの好守に阻まれ、ダービーは1-1でドロー。上位を狙う両チームにとって痛み分けに終わった。
▽大雨によりピッチに水が溜まり、3日延期された一戦。サンプドリアは前節キエーボ戦を1-2で落とし、リーグ戦4試合未勝利となっている。そのキエーボ戦で移籍後初ゴールを決めたムリエルと、エバートンから新加入のエトーはベンチスタートとなった。
▽一方のジェノアは、1月末まで7戦未勝利と苦しんでいたものの、前々節のラツィオ戦と前節のヴェローナ戦を制して2連勝中。前節ドッピエッタをマークした新加入のニアングが先発となった。
▽一方、ソリアーノをトップ下に置く中盤ダイヤモンド型の[4-4-2]を採用したサンプドリアは、2トップにボールが入らず立ち上がりから押し込まれてしまう。それでも徐々に盛り返し、試合はダービーらしい球際のに激しい攻防が繰り広げられていった。
▽そんな中17分、ジェノアはバイタルエリアでボールをつないでボックス右に抜け出したニアングがグラウンダーの丁寧なクロスを入れると、ファーサイドのファルケが押し込んで先制した。
▽しかし直後、サンプドリアがロンカーリアのミスを突いて同点に追いつく。エデルがバックパスを試みたロンカーリアからボールをかっさらってボックス左に進入、そのままゴール右に流し込んだ。さらに27分、サンプドリアは右サイドからアックアーが入れたシュート性のクロスにオカカが合わせにかかるも、シュートをミートしきれない。
▽前半終盤にかけてはジェノアが再び攻勢を強め、ゴールに迫る。まずは29分、ニアングのカットインからのシュートはGKヴィヴィアーノのセーブに阻まれ、32分のファルケの直接FKはわずかに枠を外れた。そして、37分のニアングの放ったシュートはGKヴィヴィアーノを強襲するに留まった。
▽後半も3トップの仕掛けでジェノアが押し込む展開でスタート。ただ、サンプドリアを崩しきることができずに時間が推移していく。63分にようやくロンカーリアのミドルシュートでサンプドリアゴールに迫ったジェノアだったが、攻撃のギアを上げることができない。
▽こう着状態に陥る中、先に動いたのはサンプドリア。67分にパロンボに代えてダンカンを投入。中盤の強度を上げにかかった。さらに72分、ソリアーノに代えてムリエルを投入し、攻撃に変化を付けにかかる。それでもシュートにつながらないサンプドリアは終盤の84分にエトーを投入。
▽するとそのサンプドリアに決定機が訪れる。85分、オビアンが中央突破に成功してシュートに持ち込んだが、飛び出したGKペリンのプレッシャーを受けて枠の上に外してしまった。
▽一方のジェノアは試合終了間際の追加タイム4分、FKからクチュカのヘディングシュートがバーに当たり、さらにルーズボールをベルトラッチが頭で押し込みにかかったがGKヴィヴィアーノの好守に阻まれ、ダービーは1-1でドロー。上位を狙う両チームにとって痛み分けに終わった。
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